『P5X』クローズドβテストは参加者の88％以上が高評価！正式サービスまでに改善する点は？【ペルソナ5: The Phantom X】

文：電撃オンライン

公開日時：2024年12月25日(水) 08:00

最終更新：2024年12月25日(水) 09:07

　iOS/Android/PC用RPG『ペルソナ5: The Phantom X（P5X）』の公式生放送「『P5X』通信 Vol.1 -クローズドβテストを振り返ろう！-」が、12月20日に配信されました。そこで発表された情報について、まとめてお届けします。

『P5X』通信 Vol.1 -クローズドβテストを振り返ろう！-

【配信日時】2024年12月20日（金） 20：00
【出演者】（敬称略）

松澤ネキ
宇田洋輔（『P5X』チーフプロデューサー）
新田祐介（『P5X』開発ディレクター／メインシナリオプランナー）
松永純（『P5X』開発プロデューサー）
酒井祐太（『P5X』運営ディレクター）

“P5R＆P5Xコラボカフェ”について

　2025年1月24日～2月26日の期間限定で、東京・原宿のAnimax Cafe＋（アニマックスカフェタス）で“P5R＆P5Xコラボカフェ”が実施されます。

　『ペルソナ5』一色に装飾された店内では、コラボフード＆ドリンクの提供やグッズの販売に加えて、さまざまな映像を楽しめます。また、事前登録キャンペーンの参加者には、ノベルティのプレゼントも予定しているそうです。

『P5X』クローズドβテストについて

　酒井ディレクターによると、12月5日まで開催されていた“クローズドβテスト”について、参加者からもらった意見や結果を踏まえて開発を進めていくとのことです。

　また近々、『P5X』をプレイできる場を用意することも明らかに。詳細が決まり次第、公式XやDiscordで告知するようなので、期待しておきましょう！

　ここで、クローズドβテストに参加したユーザーの反応やアンケート結果が公開されました。

ゲーム満足度

　88％以上の方が、「とてもおもしろかった」「おもしろかった」と回答されていました。

キャラクター満足度

　たくさんの方が「キャラクターが魅力的である」と評価されたようです。他にも「クローズドβテストで、このキャラに登場してほしかった」や「『ペルソナ5』のキャラクターにもっと登場してほしい」などの声もあったとか。

　宇田プロデューサーは、多くのキャラクターが登場することを明言し、「気に入ったキャラを見つけて、育成してほしい」と話していました。

　続いて、“好きになったキャラクター”のトップ3を紹介。新井素羽、メロペに続いて発表されたのは主人公、コードネーム“ワンダー”でした。

　その後、怪盗団のメンバー同様に異世界でともに戦う“怪ドル”について説明がされました。

　“怪ドル”は、日常生活で主人公の出会った人物などが認知存在として具現化されて怪盗となったもの。新田ディレクターによると、本作ではお気に入りの怪ドルを見つけて育成することも楽しみの1つだとか。怪ドルには秘密があるようですが、そちらについては「公開をお待ちください」とのことでした。

　続いて、『ペルソナ5』の“コープ”に当たる要素“シナジー”についての解説がされました。

　欲望を失った人々と信頼関係を築くことで欲望の相互作用“シナジー”が発生し、主人公に力を貸してくれます。本作の怪盗団メンバーはもちろん、怪ドルなど特定のキャラクターと絆を深めると、メインシナリオとは違う切り口で、その人となりを理解できるとのこと。

ストーリー満足度

　ストーリーについて、多くの人が「おもしろい」と感じていたようです。

　本作のシナリオのテーマである“無欲と生命”は、『ペルソナ5』のテーマ“更生と叛逆”に対するオマージュなんだとか。新田ディレクターは、欲望のない世界で主人公とその仲間たちがどう抗っていくかが物語の魅力となっていると、メインシナリオのテーマについて説明しました。

　『P5X』では、新たに登場する雑司ヶ谷に加えて、『ペルソナ5』でおなじみの四軒茶屋、渋谷、新宿などの街を探索できます。

　松永プロデューサーが説明したのは、街での遊びについて。本作にはカレンダーがないため、街に用意されているイベントを、自分のペースで存分に楽しめます。

　時間がある時にはメメントスやメインストーリーに挑み、隙間時間には都市イベントをやるなどの遊び方をすることで、「本当に『P5X』の世界で生活しているような感覚になる」とユーザーの1つの遊び方について説明していました。

バトル満足度/サウンド

　バトルについては、40％が「とてもおもしろかった」、26.4％が「おもしろかった」と回答。その一方で、「さまざまなバトル要素を増やしてほしい」や新しい要素について「難しそうで参加できなかった」などの意見もあったとのこと。

　テスト中は、“心の海の試練”と“ベルベットルームの試練”を体験できました。難易度は徐々に上がっていくコンテンツですが、報酬もいろいろなものがあるため、プレイする際にはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

　サウンドについても多くの人が高く評価していたようです。

『P5X』の改善点について

　プレイされた人から集まった意見で、多くあったのは、以下の4つの意見。

　それぞれの項目について、説明がされました。

　日本のファンは、コンシューマ版の『ペルソナ』シリーズを遊び慣れているため、ゲームパッドでのプレイに対応したいとのこと。今回のテストでは間に合いませんでしたが、正式リリースでは対応したいそうです。

　マップやパレスのギミックなどについては、スマートフォンで遊んでいる方から、違和感や不便さを感じたという意見があったとのこと。原因としては、画面の一部を指で隠してしまうことや、疑似パッドの操作感ととらえているそうで、こちらの改善も検討するそうです。

　「チュートリアルのテンポが遅い」という意見と同時に「説明が足りない」という意見もあったようです。先行で配信されているアジアでの評価を受けて、序章についてはすでに短くする改修が行われているそうですが、説明不足の点については誘導を強めたり、説明をメインストーリー外に設けたりして、ストーリーの進行を阻害せずにしつつ、補っていくことを考えるとか。