1月23日に発売予定のSteam/Epic Games Store版『FINAL FANTASY VII REBIRTH(FFVIIリバース)』の先行レビューをお届けします。
この記事では、主にPC版ならではの見どころを紹介。ストーリーの詳細なネタバレなどはありませんのでご安心ください。なお、記事ではSteam版をプレイしています。
『FFVIIリバース』PC版の特徴①:画質&FPSが向上してより迫力ある表現が楽しめる!
PC版最大の特徴は、最適化されたグラフィッククオリティとパフォーマンスの向上による表現の進化!
単なる高画質化というだけでなく、ライティング調整により、ゲーム全体の光の表現が大きく向上しています。
とくに分かりやすいのはフィールド画面など、自然の多い環境の描写。揺れる草が生き生きとしている印象を受けます。
すでに動作環境別にPCで撮影した動画が公開されていますが、どうしてもYouTube上での比較映像なので、実際のプレイ体験とは異なってくるので要注意。実際にプレイして見ると、かなり高精細&ヌルヌルでビックリします。
PS5版はグラフィックかパフォーマンス、どちらかを優先する必要がありましたが(PS5 Proであれば両立可能)、十分なパフォーマンスのPCさえあれば両立が可能です。
最高画質の推奨環境にはそれなりのスペック(下記参照)のPCが必要になりますが、Steam Deckでの互換性も確認されており、設定しだいでそこまで高性能のPCじゃなくても快適にプレイ可能です。
■最高品質で遊ぶための推奨環境(公式サイトより)
OS:Windows 11(64-bit)
CPU:
AMD Ryzen 7 5700X
Intel Core i7-10700
GPU:
AMD Radeon RX 7900 XTX
NVIDIA GeForce RTX 4080
メモリ:16GB
ストレージ:155GB(SSD必須)
ちなみに筆者はRTX4060搭載のミドルレンジPCでプレイしましたが、グラフィックプリセットの設定を“高”にすると、たまにカクつくものの概ね問題なくプレイできるという感じでした。もちろん、設定を少しだけ下げて“中”にすると全く問題なくプレイ可能です。
『FFVIIリバース』PC版の特徴②:キーボード&マウス操作がミニゲームを遊ぶときに快適
PC版はコントローラー操作はもちろん、キーボード&マウス操作にも対応。
一般的なWASD移動による操作なので、とくにPCでFPSなどをプレイする人には馴染みやすい操作方法だと思います。ショートカットコマンドも割り振り可能で、戦闘も移動も違和感なくプレイ可能です。
とはいえ基本的にはコントローラー操作に最適化されているため、あくまでふだんPCでキーボード&マウス操作に慣れた人向けの操作……だと思っていましたが、意外にコントローラー派のプレイヤーにも恩恵があるポイントも。
それは、ミニゲームを快適にプレイできること!
ミニゲームの種類にもよりますが、キーボード&マウス操作のほうが直感的にプレイしやすくなるものも多く、コントローラー操作と併用することでより快適にプレイできます。
本作はストーリー進行上以外にも、マップ探索時などにミニゲームをプレイする機会が多いので、少しでも操作性が向上してくれるのはありがたいですね。
ちなみにコントローラー操作とキーボード&マウス操作はオプションなどで切り替えることなく併用できるので、気分によって手軽に使い分けることが可能です。
ピアノを弾く操作も、キーボードに対応したことで思った通りの音を出しやすくなった印象です。
直接ゲームクリアに関わる要素というよりは、寄り道要素で操作のバリエーションが増えている感じですね。
カードゲーム(クイーンズブラッド)もキーボード操作に対応。ただしマウス操作には非対応で、個人的にはマウス操作でマスを指定したかったので、そこは少し残念でしたね。
とはいえキーボード操作でもマスの指定がやりやすくなっているので、好みしだいでコントローラー操作と使い分けてみるのもいいでしょう。
『FFVIIリバース』の魅力とは? 前作から進化したポイントを紹介
ここでは、主に前作にあたる『FINAL FANTASY VII REMAKE(FF7リメイク)』から本作が進化したポイントを紹介します。
ストーリー:前作の続きでありながらオリジナル版と大きく異なるストーリー展開!
前作『FFVIIリメイク』では、オリジナル版でいうミッドガル脱出までをていねいに再構成したストーリーが描かれました。
『FFVIIリバース』では、前作ラストの直後から物語がスタート。ただし前作では物語の終盤で、オリジナル版『ファイナルファンタジーVII』とは大きく異なる展開を見せました。
そのため、そこから続く本作のストーリーも、オリジナル版とは大きく異なってくるのが特徴。前作は“オリジナル版をどう再解釈して描くのか”が気になる部分が多かったですが、本作ではオリジナル展開の比重が多くなっており、より新鮮な気持ちで楽しめる印象です。
とはいえ、セフィロスが登場する過去編など、オリジナル版にあったシーンも演出や展開を変えながらしっかり描かれます。
オリジナル版の名シーンが、ハイクオリティなグラフィックでよみがえる興奮が味わえるのは、前作同様です。
バトル:連携アクションや連携アビリティの追加でバトルはより戦略的に進化
基本的なバトルシステムは前作と同様。コマンドバトルとハイスピードアクションを融合させたような、戦略性豊かなバトルが楽しめます。
もちろん前作と同様に、設定を変えることで、難しい操作を必要としない昔ながらのRPGらしいコマンドバトルとして楽しむことも可能です。
本作からの新要素として、キャラクターそれぞれの連携アクションや連携アビリティが追加!
前作よりもバトルの選択肢が増えたことで、より戦略性が増しています。
そしてもちろん新規参戦キャラクターも!
レッドXIIIを始め、オリジナル版でお馴染みのキャラクターがプレイアブルキャラクターになっています。
リメイクシリーズではオリジナル版以上にキャラクターそれぞれのバトルでの個性が強くなっているので、より幅広いバトルが楽しめるようになっています。
探索要素:広大な世界をチョコボに乗って自由に探索可能に!
前作は主な舞台がミッドガルだったため、あくまで街中の探索がメインでした。
本作ではミッドガル脱出後、ミッドガルの外に広がる広大な世界に旅立つことに! 世界はいくつかのワールドエリアに分かれており、ワールドごとに多彩な探索やプレイ体験が楽しめます。
フィールドには多数の寄り道要素もあり、かなり探索しがいのある作りになっています。いわゆるオープンワールドというよりは、超広大なフィールドがいくつか用意されている感じです。
広大な世界はチョコボで移動することもできます。
ファストトラベルも可能になっているので、広大な世界を隅々まで快適に探索可能です。
さらに本作では“パルクール”による自由度の高い移動も可能になっています。オープンワールドアクションのような無茶な移動はできませんが、多少の段差であれば乗り越えられるので高低差のあるフィールドや街の探索も快適!
最大30%オフ! 2月6日までPC版がお得にプレイできる早期購入セールが実施中
現在、Steam/Epic Games Storeで2025年2月6日(木)まで本作が最大30%オフで購入できる早期購入セールが実施中。
本作はストーリーが前作『FFVIIリメイク』と地続きになっているので、前作未プレイの場合はこれを機にツインパックを購入するのがオススメです。
【価格】
・FINAL FANTASY VII REBIRTH
9,878円(税込)→6,915円(税込)30%OFF
・FINAL FANTASY VII REBIRTH Digital Deluxe Edition
11,501円(税込)→8,051円(税込)30%OFF
・FINAL FANTASY VII REMAKE & REBIRTH ツインパック
14,278円(税込)→9,995円(税込)30%OFF
・FINAL FANTASY VII REMAKE & REBIRTH Digital Deluxe ツインパック
15,902円(税込)→11,926円(税込)25%OFF
※上記はSteam版の販売価格です
※Epic Games Store版の販売価格はストアページにてご確認ください
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