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『メダロット』最新作『メダロットサバイバー』レビュー。さくっとしつつも中毒性のあるサバイバーアクションが沼&独占公開となる孫悟空型メダロット“ゴクード”の強みは?

文:sexy隊長

公開日時:

 イマジニアよりリリース予定の、iOS/Android用の『メダロット』シリーズ最新作『メダロットサバイバー』。本作は、『メダロット』シリーズの新たな魅力を発見できるサバイバーアクションゲームとして登場します!

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 そんな『メダロットサバイバー』を今回、先行でプレイすることができましたので、レビューをお届けします。リリースが間近に迫っている本作が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも……『メダロット』とは?

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 『メダロット』は、人間とロボットが共存する近未来を舞台に、昆虫や動物をモチーフとしたロボット同士を戦わせるという世界観を持つ作品です。ロボットのパーツやアイテムなどを収集・育成・交換し、自分好みにカスタマイズして対戦するゲームシステムが支持され、多くのファンを獲得しています。

 1997年のシリーズ第一作目の発売以来、ゲームソフトを中心に、テレビアニメや雑誌での漫画連載、マーチャンダイジングなどのメディアミックス展開により人気を不動のものとし、累計出荷本数は330万本を超える大ヒットシリーズとなっています。

 各シリーズ共通して、主人公とメダロットとの友情や成長が描かれるのも特徴です。

何度も何度もプレイしたくなる中毒性


 その『メダロット』シリーズ最新作となる『メダロットサバイバー』は、シリーズ初となるサバイバーアクションゲームになります。

 サバイバーアクション……今までの『メダロット』に慣れ親しんでいる方の中には、ぱっとイメージができない方もいらっしゃるかもしれません。その点も踏まえつつ、本作がどういうタイトルなのかを見ていきましょう!

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 アクションゲームといっても攻撃ボタンやジャンプボタンなどはなく、基本的に操作は“移動のみ”というシンプルなゲーム性になっています。

 そのため、アクションゲームが苦手な人でも遊びやすく、何度も何度もプレイしたくなる中毒性があります! 気がつけば指がアプリアイコンをタップしている……なんてことも。寝不足に気をつけましょう。

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 大まかな流れとしては、シューティングゲームの弾幕のように敵が現れるので、その敵を倒しつつ一定時間生き残ることで強力なボスが出現します。

 そのボスを倒すとステージクリアとなり、次のステージに進める……という流れになっています。

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 また、敵を倒すと落とすEXPジェムを集めることで、レベルがあがります。レベルが上がるとメダロットが仲間になり、ミサイルで敵を一掃する機体、近くの敵を薙ぎ払う機体、罠を仕掛けて敵を迎え撃つ機体など、メダロットにあった個性豊かな“攻撃スキル”が使用可能に。

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 攻撃スキルはプレイアブルキャラクターを含めて合計6個まで装備できるので、攻撃の組み合わせは無限大です! ある程度の“強い”という組み合わせは出てくると思いますが、自分であれこれ試してみたいところです。

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 経験値アップやダメージ量アップといった“補助スキル”を入手して装備することもできます。補助スキルも6個まで装備できるので、何をアップさせるのか悩みどころ。優柔不断なのが影響して、画面を開いたまま10分ほど悩んだことも……。でも悩めるのが楽しい。

 レベルアップ時に入手できるメダロットや補助スキルはランダムになっています。重複した場合は装備のレベルを上げることができるので、スキルがパワーアップしたり、バフの量が増えたりと様々な効果が得られるのが嬉しいですね。

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 敵の攻撃や敵自身に接触すると、自機メダロットの体力が減っていき、体力がすべてなくなるとゲームオーバーになります。ゲームオーバーになると、入手した仲間やスキルはリセットされるのでご注意を!

 ただ、ゲームオーバーになってもメダロットの強化に使えるコインやプレイヤー自身の経験値などは入手できます。そのため、ゲームオーバーになっても全部が無駄にはなる……ということはなく、プレイすればするほど強化できるわけです。果敢に挑んで行きましょう。

レア度まで強化できるシステムも。愛着のあるメダロットと長く付き合える


 本作には個性豊かなメダロットが数多く登場します。ステージ開始時にプレイアブルキャラクターのメダロットと編成を選んでスタートする……のですが、どのメダロットで始めるか悩んでしまいます!

 あっこのメダロットかっこいいな~けどこっちのメダロットもいい……と、眺めているだけで時間が過ぎます。子どもの頃、中身が詰まったおもちゃ箱をワクワクしながら見ていたときのような感覚です。

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 メダロットの攻撃は、上述したミサイルで敵を一掃する機体、近くの敵を薙ぎ払う機体、罠を仕掛けて敵を迎え撃つ機体などさまざま。

 近距離特化型は火力が高いものの敵と接近しなければならないため、ダメージを受けることが多いです。遠距離特化型は逆にそれがが少ないですが、敵に囲まれてしまった時に打開しづらい、といった感じで一長一短。

 ステージごとにメダロットを変えるのも良いですし、自分のプレイスタイルに合ったメダロットを見つけるのも楽しいと思います。

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 同じメダロットでもN、R、SR、UR、LR、MRという感じで、低レアから高レアまで違うレアリティが存在します。そのため、好きなメダロットがいるけど低レアで使いにくいかも……といった心配が起こらず、愛情を持って好きなメダロットと戦えるのがありがたいところ。

 そのほか、本作には“一括合成”というシステムがあります。SR以下のメダロットを準備する必要はありますが、最大URまでレア度を上げることが可能です!

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 一括合成で推しメダロットをURまで上げて、強化で更に強くするといったことも可能なので、無駄なくメダロットを愛でられる良いシステムになっていると思います。

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 メダロットを育てる強化アイテムは、ステージに挑戦するだけではなく“メダサーチ”という、放置しているだけで強化アイテムが集まるシステムによって入手することもできます。

 こちらは最大24時間という上限はありますが、ログインする度に強化アイテムが手に入るシステムと考えるとかなりお得で便利でした。ログインできない日でも素材が集められるのは助かる……。きっと同じ心情になる『メダロット』ファンの方もいらっしゃるはず。

ゴクードの紹介

 リリース時にプレイアブルのメダロットは30機以上が登場し、今後、シリーズを彩った人気機体も続々登場することも発表されています。

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 そんな数あるメダロットの中から、今回特別に電撃オンラインが紹介するのは孫悟空型メダロット“ゴクード”です。

ゴクード

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 ゴクードの初登場はシリーズ3作目である『メダロットR』で、石から生まれた猿の妖怪・孫悟空がモチーフのメダロット。如意棒のごとく伸縮する“パイルバンカー”が放つ荒々しい打撃は、敵を粉砕してどんどん蹴散らしていきます。近距離打撃系の機体です。

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 近距離攻撃のため敵に少々囲まれやすいという点はありますが、高い火力が出せるので囲まれてからの打開が可能。

 1対1で戦うボス戦などでは火力で押し切るといったこともあり、大活躍できる強さを秘めています。このパワフルさ、惚れるしかない。というか、改めて見るとイケメン……イケメダ……? ですよね。

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 シリーズを通して、その独特なデザインと戦闘スタイルが多くのプレイヤーを魅了しているゴクード。まだ『メダロットサバイバー』への登場は確定していませんが、ほかには同じ西遊記繋がりで、猪八戒モチーフの“ハッカード”、沙悟浄モチーフの“サーゴード”、金角モチーフの“ジンジャオー”、銀角モチーフの“インジャオー”がいます。

 従来のメダロットでは3v3形式だったため、ゴクード・ハッカード・サーゴードの3人で組む編成がありましたが、本作では6人編成のため、全キャラ実装されれば西遊記編成も可能になっています。運営さん、お願いします!(個人的な浪漫のためにも)


※『メダロットS』にも登場しています。

さくっと&こってり、どちらも兼ね備えた『メダロットサバイバー』

 本記事をまとめるために『メダロットサバイバー』を先行でプレイしましたが、想像以上に歯ごたえがあるのでじっくり腰を据えてプレイしたくなる作品でした。

 別のことをしている合間にちょこっとプレイする、ということもありましたが、先にお伝えした通り“中毒性”が高いので戻りたくなります。カスタマイズ内容や、メダロットたちのことをついつい考えてしまうことも(※褒めています)。

 2分、5分、8分といったタイミングでボスが出現するようなのですが、サクサクっと終わらせられるかな? でも、戦闘が長引いたらどうなるんだろう? と思いながら、ボス戦を何度か戦っているとき、ふと気づきました。

 ボス戦は時間が進んでいない……!?

 そのときは時間が止まっているので、2分のボスに苦戦して戦闘が長引いても、次の5分のボスが現れることはないようです。

 2分のボスを撃破したら時計が進むシステムになっているので、どれだけ戦闘が長引いても安心です。しかもこのシステムの利点は、手持ちのメダロットがまだ強化しきれていなくても、時間をかけてジワジワと削っていけば倒せるというところでしょうか。

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 ボスはもちろん、ちょっとした敵もかなり強く、手ごたえのあるバランスになっています。ですが、スキマ時間にサクッとプレイするのもよし、がっつり時間を確保して攻略をするのもよし……放置ゲー要素もあるので、自分にあったスタイルでメダロットたちと一緒に戦っていけそうです。

メダロットの新機体が気になる! 公式からの情報をお見逃しなく


 『メダロット』シリーズに登場した機体がどんどん参加することが発表されています。そのほか、著名なイラストレーターさんによるコラボ新規機体が追加されているのも本作の魅力です。

・吉崎観音氏による嫦娥型メダロット“コウガセンジョ”
・ケースワベ氏による暗黒騎士型メダロット“シャドウアーマー”
・鷲尾直広氏によるラプター型メダロット“アズールーラー”

 ……などなど、既にカッコイイ機体が発表されており、従来のメダロットファンはもちろん、新規ファンも楽しめるようになっています。コラボ新規機体は今後も続々と追加される予定とのこと。今後どんな機体が参戦するのか今から楽しみです!


 『メダロットサバイバー』は2月10日にリリース予定です。現在事前登録を受け付けているので、お忘れなく!

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