任天堂は、“2025年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答”の要旨を公式サイトで公開しました。
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資料内では、“Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)”についての質疑応答もまとめられていました。この記事では、一部を抜粋して掲載しています。
“Nintendo Switch 2”はリスクをとって生産を進めている。決算説明会(オンライン)の質疑応答が公開
任天堂は、“2025年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答”の要旨を公式サイトで公開しました。
資料内では、“Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)”についての質疑応答もまとめられていました。
なかには、“Nintendo Switch 2”の生産計画や初年度出荷台数に関する質問も。
“Nintendo Switch 2”の生産計画については、なるべく大きな需要を満たせるように、リスクをとって生産を進めていると回答。
初期需要やその後の需要がどの程度になるのかは、4月2日の“Nintendo Direct”での情報発信後の反響や、体験会での反応などを見ながら見定めていくとのこと。
また、具体的な生産計画については、当期の通期決算発表時に来期の業績予想と合わせて公開する予定と回答しました。
さらに、“Nintendo Switch 2”の初年度出荷台数は最大どれぐらいになるのか、という質問に対しては、当期の期末決算発表のタイミングで、来期の業績予想を開示する際に公開予定と回答がありました。
質疑応答の詳細については、任天堂公式サイトの“2025年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答(要旨)”をご確認ください。
質問と回答(一部抜粋、質問番号は資料のもの。)
Q6:
昨年、Nintendo Switch2は初期需要を満たすだけの数を生産すると説明されていたが、現在もこの生産計画に変化はないか。また、Nintendo Switchでは、発売直後大幅に伸びた需要に対して、生産数を増やすことに苦労されていたが、Nintendo Switch2では、そのような懸念は持たなくてよいか。
A6 古川:
Nintendo Switch2は、2025年に発売を予定していますので、具体的な生産計画については、当期の通期決算発表時に来期の業績予想と合わせてご説明できればと思います。
現時点では、なるべく大きな需要を満たせるように、リスクをとって生産を進めているところです。
初期需要やその後の需要がどの程度になるのかは、4月2日のNintendo Directでの情報発信後の反響や、体験会を通じて実際に製品に触れていただいたお客様の反応等を見ながら見定めていきたいと考えています。
Nintendo Switchの時と同様、急速に生産のキャパシティを増やすのは簡単ではないと考えていますが、これまでの経験も踏まえて、できる限り迅速に対応できるように準備を進めていきます。
Q7:
例年の第3四半期は年末商戦に向けて出荷を行うため、第2四半期末と比べて棚卸資産が減少する傾向にあるが、当第3四半期末(2024年12月末)の棚卸資産は第2四半期末(2024年9月末)と比べて増加している。
この棚卸資産の増加理由について、年末商戦で販売が伸び悩んだためNintendo Switch関連の在庫が滞留しているのか、それともNintendo Switch2の出荷に向けて準備をしているために棚卸資産が増加しているのか教えてほしい。
もしNintendo Switch2関連の棚卸資産によって増加している場合、Nintendo Switch2の初年度出荷台数は最大どれぐらいになるのか。
A7 古川:
棚卸資産の内訳について詳細はお答えしておりませんが、当第3四半期末においては、主に2025年のNintendo Switch2の発売に向けた準備のために棚卸資産が増加しています。
なお、足元のNintendo Switch関連の在庫は、前期末(2024年3月末)より減少しており、適正な水準です。余剰在庫を抱えている状況ではありません。
また、Nintendo Switch2の初年度出荷台数については、当期の期末決算発表のタイミングで、来期の業績予想を開示する際にお話しできればと思います。
[任天堂HP]「2025年3月期 第3四半期 決算説明会(オンライン)質疑応答」を掲載しました。https://t.co/qb9fDhdOlW
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) February 5, 2025