2月28日発売予定の『モンスターハンターワイルズ』について、2月15日にメディア発表会が実施されました。本記事では会場やイベントの様子をレポートしていきます。
また、イベントでは大の『モンハン』好きで知られる俳優の山田裕貴さんと、『モンハンワイルズ』開発チームへのインタビューも実施されたので、そちらも合わせて掲載します。
また、イベントでは大の『モンハン』好きで知られる俳優の山田裕貴さんと、『モンハンワイルズ』開発チームへのインタビューも実施されたので、そちらも合わせて掲載します。
山田さんが語る『モンハン』愛とCM撮影秘話とは?【モンハンワイルズ】
発表会イベントに登壇したのは、『モンハンワイルズ』プロデューサーである辻󠄀本良三さん、 アートディレクター兼エグゼクティブ・ディレクターの藤岡要さん、ディレクターの徳田優也さん。さらにゲストとして、俳優の山田裕貴さんが登壇しました。
山田さんは、『モンスターハンター ポータブル2nd』からプレイしているベテランハンター。前作に引き続き、『モンスターハンターワイルズ』のTVCMにも抜擢され、本日そのCMも公開されました。
CMの感想を聞かれ、熱い『モンハン』愛を語る山田さん。「自分の人生の半分がモンハンのようなもので、そこに参加させてもらえるのが本当にうれしい」と語ってました。
さらに広告グラフィックにも山田さんが出演。こちらの広告は、本日より渋谷109に掲示され、来週以降は大阪梅田や名古屋にも掲示されるとのこと。なお、広告に掲載されているハンターも山田さんに似せて作られているらしいです。
ここでアイルーが登壇。それを迎える山田さんは「いつも回復ありがとう」とお礼を言っていました。ちなみに山田さんはプレイしてきたシリーズ作品を通して、オトモアイルーに“エクシア”という名前を付けているようです。
続いてCMの撮影秘話へ。こちらはメイキング映像が公開されているので、合わせてご覧ください。
山田さんいわく、一番苦労したのは“仲間との狩りが止まらない山田裕貴”篇で“集中乱舞【廻天】(双剣の集中弱点攻撃)”を再現したときで、ゲームらしい動きに近づけるために20回は撮り直したとのこと。
このときの回転しながらジャンプする動きは、元々絵コンテにはなく、山田さん自身の希望で盛り込んだそうです。
また、CM撮影のこだわりを聞かれた山田さんは、「のめり込んでいる感じを出したくて、技名を発するときにヒーローっぽいボイスにした」とのこと。
山田さん&開発チームによるヌ・エクドラの実機プレイが公開!【モンハンワイルズ】
次に山田さんによる実機プレイを実施。現在開催中のオープンβテストと同じ環境で、アルシュベルドを狩ってもらうことに!
山田さんがアルシュベルドの狩猟に挑むのはオープンβテストを含めて3回目。オープンβテストではソロプレイでは狩猟できず、マルチプレイで狩猟に成功したそうです。なお徳田さんいわく、山田さんの使う双剣はオープンβテストの段階では属性武器がなく強みを生かしにくいため、製品版ではもう少し強力になるとのこと。
今回操作するハンターは、広告グラフィックと同様に山田さんに似せて作ってありました。その再現度の高さに山田さんも驚愕!
アルシュベルドの激しい攻撃に苦戦する山田さん。時間の都合で残念ながらクエスト途中で中断となったものの、奇襲攻撃や傷付けはもちろん、集中乱舞【廻天】など多彩なアクションで見せ場を作りました。
そして今回のイベントの目玉とも言えるのが、山田さんと開発チームによる“ヌ・エグドラ”討伐の実機プレイ。“ヌ・エグドラ”は“油湧き谷”の主となるタコのような見た目のモンスターで、油や炎をまといつつ、触腕を振り回す攻撃を繰り出してくるのが特徴的です。
藤岡さんいわく、軟体で水際の生き物なのに火をまとうというギャップが『モンハン』らしいモンスターに仕上がっているとのこと。
本邦初公開となる“ヌ・エグドラ”の実機プレイに、テンションの上がる山田さん。開発チームと見事な連携を見せながら、“ヌ・エグドラ”にダメージを与えていきます。
ちなみに使用武器は山田さんは双剣、辻本さんがハンマー、藤岡さんがランス、徳田さんが大剣でした。
触腕の部位破壊やアジャラカンとの縄張り争い、フィールドギミックなど、多数の見どころがあった今回の実機プレイ。ぜひ動画でその様子をご覧ください!
最後の告知コーナーでは、サーティワンアイスとのコラボや都庁でのARイベント、大阪での“大狩猟展”での追加展示など、最新情報が公開されました。
山田裕貴さんインタビュー:山田さんの過去のあだ名は“デュアルソードマスター”!?【モンハンワイルズ】
イベント後は、山田さんへのインタビューが実施。双剣を使うようになったきっかけやゲームに対する姿勢についての質問が行われました。
――双剣を使うようになった理由は何でしょうか?
山田裕貴さん(以下、山田)
子どものころから、二刀流を使うキャラクターが好きで、『モンハン』で双剣を見たときから「これ一択だろう」と思っていました。自分のデビュー作となった戦隊ものでも二刀流だったりしたので、縁を感じますね。
――今回は武器が2種類持ち込めますが、両方とも双剣で行く予定ですか?
――今回は武器が2種類持ち込めますが、両方とも双剣で行く予定ですか?
山田
本来は武器種を2種類持ち込むのが醍醐味だと思うのですが……そこは僕も地元で“デュアルソードマスター”と呼ばれ幼少期を過ごしてきたので、今回は属性違いで双剣を2種類持ち込もうと思っています。
――発売日周辺は『モンハンワイルズ』をプレイするためにスケジュールを空けられていますか?
――発売日周辺は『モンハンワイルズ』をプレイするためにスケジュールを空けられていますか?
山田
残念ながら、撮影なんですよ……。俳優・山田裕貴としてはありがたい話ですが、人間・山田裕貴としては人生でも心苦しい期間が続くと思います。今後『モンハン』の新作が発売されるときは、一週間とは言わないまでも、三日くらいは休みをもらえるように事務所と交渉したいです。
――山田さんにとって、ゲームとは自分の人生においてどんな存在なのですか?
――山田さんにとって、ゲームとは自分の人生においてどんな存在なのですか?
山田
僕にとっては人の気持ちを考える“勉強の場”でした。もしかしたら、俳優として別の人物の気持ちを考えることに真っすぐ向き合えるようになったのも、ゲームのおかげなのかもしれません。
開発チームインタビュー:無料アップデート第1弾では遊びが広がる要素が追加!?【モンハンワイルズ】
さらに、開発チームの3人にもインタビューを実施。無料アップデートについての情報や、OBTからの製品版への反映点などについて聞いてきました。
――OBTから製品版で変更される要素などはありますか?
辻本良三さん(以下、辻本)
Day1パッチなどで入れ込む要素についてはすでに公式サイトでも掲載されたものに加えて、OBT2回目で発見された不具合なども修正予定です。
――OBT2回目の反響で印象的だったものについても教えてください。
――OBT2回目の反響で印象的だったものについても教えてください。
藤岡要さん(以下、藤岡)
ゲリョスについて、初めて狩るというプレイヤーの反応が多かったのが印象的でした。“死んだふり”をしている最中にはぎ取って攻撃された! みたいな感じで。長年続いたシリーズだけあって、こんな新鮮な反応があるんだなと、微笑ましく見ていました。
――グラフィック表現でこだわった点はどこでしょうか?
――グラフィック表現でこだわった点はどこでしょうか?
徳田優也さん(以下、徳田)
ヌ・エクドラのような複雑な動きをするモンスターで地面との接地をしっかりさせるなど、アイデアだけあったけど再現できなかった部分も今回はかなりできています。環境がシームレスに変化する表現にもこだわっているので、ぜひ注目してください。
――無料アップデート第1弾に“さらなる追加コンテンツ”という記載がありましたが、こちらはどういったコンテンツなのでしょうか? エンドコンテンツのような遊びの幅が縦に広がるものか、それとも横に広がるものかだけでも聞かせてください
――無料アップデート第1弾に“さらなる追加コンテンツ”という記載がありましたが、こちらはどういったコンテンツなのでしょうか? エンドコンテンツのような遊びの幅が縦に広がるものか、それとも横に広がるものかだけでも聞かせてください
辻本
既にお知らせしているタマミツネのようなモンスターの追加がいわば縦に広がるコンテンツですが、それだけではない遊びの広がりも欲しいですよね。そこで、より遊びやコミュニケーションの幅が広がるようなコンテンツを考えていきたいと思っています。
――無料アップデート第1弾でタマミツネを選んだ理由とは?
――無料アップデート第1弾でタマミツネを選んだ理由とは?
藤岡
『モンハンワイルズ』で海竜種の骨格を用意したこともあり、まずは旧来のファンも喜んでもらえるモンスターとしてタマミツネを採用しました。モンスターのバリエーションとして、バランス感も考えています。
――ちなみに、ほかにも候補になったモンスターはいましたか?
――ちなみに、ほかにも候補になったモンスターはいましたか?
徳田
答えにくい質問ですね(笑)。ただ、ユーザーに喜んでもらえるモンスターという意味では、割と早めにタマミツネに決まった覚えはあります。
――“導きの地”のようなエンドコンテンツは用意されていますか?
――“導きの地”のようなエンドコンテンツは用意されていますか?
藤岡
“導きの地”のように、自分で環境を変化させていくエンドコンテンツにはなっていないです。それぞれのフィールドの環境や出現モンスターがリアルタイムに変化していって、そのなかでやりたいことがたくさんあるような設計にしてあります。環境側が用意した遊びを、それぞれのプレイヤーが見つけていくような仕組みになっていますね。ちなみに、もしフィールドの環境が好みに合わないときは、簡易キャンプで時間を飛ばせるシステムも用意しています。
会場の展示物をフォトレポート形式で紹介【モンハンワイルズ】
会場内では、発売前のグッズや等身大セクレトなどの展示物もありました。それらをフォトレポート形式で紹介していきます。