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『ReOath-巨神と誓女 外典-』先行レビュー。DMM過去作キャラも登場するサービスたっぷりのストーリーと戦略的なバトルにハマる!

文:Ak

公開日時:

 DMM GAMESより2025年3月26日にリリース予定の『ReOath-巨神と誓女 外典-』の先行レビュー記事をお届けします。

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 なお、本レビューでは開発中のデータでプレイしています。

ゲーム概要:時間をかけてゆったり進めていくストラテジーゲーム【巨神と誓女外典レビュー】

 本作のジャンルはRTS(リアルタイムストラテジー)。とはいえ戦闘は基本的にオート進行でアクション操作などはないので、実質的にはシミュレーションゲームのようなプレイ感です。

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 キャラクターを育成して拠点を拡張し、さらに戦力を上げていくのが基本的な流れ。コツコツと長時間遊べるタイプのゲームで、いわゆる“村ゲー”と呼ばれるジャンルに近いですね。

 ほかのプレイヤーと同盟を組み、拠点を攻撃し合うPvPの要素もありますが、ソロプレイで楽しめる要素も充実しています。

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 前作『巨神と誓女』から登場するキャラクターもいますが、前作から直接続くストーリーにはなっていません。少なくとも序盤のうちは、前作未経験のプレイヤーがストーリーを理解できない、ということはなさそうです。

拠点:領地を広げることでどんどん新しい施設を建造できる!【巨神と誓女外典レビュー】

 本作においてまず重要となるのは、自分の領地を広げてさまざまな施設を建築すること。

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 序盤は手狭な領地ですが、戦闘で領地を広げていくことが可能。ただし作戦本部(メインとなる施設)のレベルが一定まで必要など、領地を広げるには条件があります。

 基本的にはメインミッションを進めていくことで領地の拡大や新たな施設の建築が可能になっていくので、序盤は左下に表示されるメインミッションに従って行動するといいでしょう。

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 施設の種類は“村ゲー”としては比較的一般的なものが多いです。兵士などの戦力を強化するものや、各ショップを解放するためのものですね。

 なかでも重要なのは戦力に直結する歩兵、騎兵、弓兵といった3兵種を入手するための練兵場。こちらを建造することで、兵士を入手することができます。

 ちなみに兵士は練兵場で入手すると、拠点に出現します。施設と同様にスペースをとるので、そのままだととくに序盤では手狭になりがち。彼らを収容できる兵舎も合わせて建築するといいでしょう。

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 そのほかの施設は、基本的にメインミッションに従って建造していけばOK。

 プレイヤーによってそこまで建造する施設に差は出ませんが、強化の優先度などはプレイヤーごとの判断に委ねられます。基本的には、自分の戦力に合った兵種の施設を強化していくことになりそうです。

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 なお、拠点内の施設は一度建造したあとも自由に位置を入れ替え可能。よく利用する重要な施設はまとめて配置するなど、お好みで拠点をカスタマイズできます。

キャラクター&育成:役割に応じた育成が重要となるキャラクター【巨神と誓女外典レビュー】

 多彩な誓女たちが登場する本作。基本的には誓女はガチャで入手可能ですが、条件を満たして“誓女の欠片”を集めることで解放可能な誓女も存在します。

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 ガチャで入手可能な誓女のレアリティはR、SR、SSRの3段階があり、ガチャ画面であるていど結果は予測可能です。

 ちなみに最高レアリティであるSSRの排出確率は3%でした。

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 誓女にはそれぞれタイプがあり、戦闘、政治、支援と得意分野が異なります。

 基本的には戦闘部隊に配置可能な戦闘タイプの誓女が多いですが、施設に配置することで能力を発揮する政治タイプや、部隊の移動速度上昇などの効果を得られる支援タイプなどの誓女も存在します。

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 高レアリティの誓女は基本的に戦闘タイプであり、政治タイプや支援タイプの誓女はSR以下。拠点の発展速度にも関わってくるので、比較的入手しやすいのはうれしいバランスですね。

 序盤はそこまで多くの部隊数は必要ないので、誓女の数が少なくても何とかなりそうです。

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 同キャラクターを複数人引いて重ねる、いわゆる限界突破や凸のようなシステムも存在。レベル上限や基本能力が上がるなど、恩恵は大きそうです。

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 キャラクターにはスキルを装備可能。固有スキル以外のスキルは、ガチャなどで入手したものを装備できます。

 スキルというよりは、武器などに近いシステムになっていますね。兵種の攻撃力などを鍛えて誓女の戦闘能力を高めるのが定番になりそうですが、採集速度を上昇させるスキルもあるので、採集に特化させた部隊を作ることもできそうです。

戦闘:ソロでも同盟でも楽しめる巨神討伐!【巨神と誓女外典レビュー】

 同盟間の戦争やフィールドに存在する巨神を討伐するなど、戦闘にはいろいろありますが、基本的にはオートで進行。今回の先行プレイでは、主に巨神との戦いが楽しめました。

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 巨神にはさまざまな種類が存在し、なかには“マッチョすぎる巨神”などのユニークなものも。弱点属性を突くなどの戦術も重要になってきそうですが、序盤はとにかく自分の戦力に合った巨神を選んで挑むのが大事!

 ワールドマップで“検索”のアイコンを選ぶと、自分の戦力に適した強さの巨神を簡単に探せます。

 巨神を倒すと、撃破報酬として施設の強化に必要なアイテムが入手できます。【1】拠点を鍛える→【2】戦力を育成する→【3】巨神を倒す→【4】報酬で拠点を鍛えるというサイクルがハッキリしているので、“村ゲー”初心者であってもスムーズに戦力を強化していけるようになっていますね。

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 なお、強力な巨神相手には同盟の仲間を“集結”させて挑むことも可能。ソロであっても同盟でも、巨神討伐を楽しむことができます。

ストーリー:ヒストリーブックではDMM GAMES過去キャラが登場するストーリーを閲覧可能【巨神と誓女外典レビュー】

 巨神を一定数倒すなどの条件を満たすことで、“ヒストリーブック”を閲覧可能。その巨神にまつわるエピソードを楽しむことができます。

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 先行プレイでは、鳥類の顔+マッチョという異形の姿が特徴的な“マッチョすぎる巨神”のヒストリーブックを読むことができましたが……内容はなかなかハチャメチャでした!

 このストーリーには、過去にDMM GAMESが運営していた『Lord of Walkure』のナヴィが登場。謎の異臭騒ぎの元を探るべく、魔女・ショコラの元に赴きます。

 そこで手渡されたのが、まさかの“ファムリーズ”という消臭剤! 世界観がカオスですね。とはいえ、悪臭にはこれ以上ない対策な気もします。

 全体的にファンサービスを感じるストーリーとなっており、DMM GAMESの過去作プレイヤーにはうれしい要素。初見には理解しにくい部分もありますが、あくまで外伝的な読み物なので、流れを追うだけでも楽しめるようになっています。

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 全体的に王道ストラテジーとしての魅力を持ちつつ、メインミッションなどの導線がハッキリしているので、ストラテジー初心者であってもプレイしやすい本作。同盟を組まずとも楽しめる要素が比較的多いのも特徴的ですね。

 ストラテジーの魅力に触れてみたい初心者や、DMM GAMESの過去作ファンなどが気楽に触れる作品になっています。

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