iOS/Android/PC用ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)』のプレイ日記をお届けします。
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※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
ついにマリアの過去が明らかに【ヘブバン感想】
こんにちは。ライターのカワチです。4月4日よりマリアの過去を描いたストーリーイベント“贖いの子羊に温もりを”が公開されましたね。
3周年イベント“あの娘ぼくが唯一の光だと言ったらどんな顔するだろう”や菅原千恵のイベント“プロジェクト・フェンリル ~千の恵みをきみに~”が攻めた内容だったことに対して、今回のイベントは王道の展開。『ヘブバン』をはじめたばかりのプレイヤーにもオススメできるかなと思いました。
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王道とはいっても、マリアの過去は想像を絶するほどに重いものでしたし、その彼女を支える第31X部隊のメンバーの絆もとても素晴らしいものでした。今回のシナリオを手がけるのはシナリオライターの森崎亮人さんですが、『ヘブバン』愛あふれる内容でよかったですね。以下で詳しく紹介していきましょう。
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イベントはマリアの回想からスタート。幼いころに両親を亡くし、親戚をたらい回しにされていたマリアが教会に引き取られるシーンで、ここでマリアはシスターアンナという人物と出会うことになります。シーン自体はみじかいものの、優しさとひょうきんさを併せ持つアンナの魅力がしっかり描かれており、マリアの閉ざされた心を彼女が癒やしていったことが伝わりました。
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プロローグが終わったあとは第31X部隊の日常シーンへ。マリアの口癖である“殺す”“死ね”の回数が多くなっていることから第31X部隊で緊急会議が開かれます。
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キャンサー討伐が少ないことから“殺す”や“死ね”といった言葉が多くなってしまっているというマリアですが、殺意をコントロールしなければいけないということで、発言したらGPを支払うNGワードとして設定することに。
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ほかの第31X部隊の隊員もこのゲームを付き合うこととなり、キャロルは“Sh〇t”と“F〇ck”、ユンシアは“孔明”、アイリーンは“名探偵”、ヴリティカは“カリー”、シャロは“ルカ”に。
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それぞれアイデンティティともいえる言葉ばかりがセレクトされており、予想通り隊員たちはNGワードを踏みまくり。わかっていても笑ってしまいました。
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その後に手塚司令官から相模原ドームへと向かう輸送車の護衛を任された第31X部隊。そこで、キャンサーが吐き出したものと思われる粘着性のある糸のようなものを見つけます。
過去に似たものを見たことがあるというマリアの発言も気になりつつ、みんなに糸に触れないように指示を出しておきながら、うっかりマントが触れてしまうキャロルがおっちょこちょいでかわいかったですね。その後にNGワードを発してしまうところまで含めて完璧でした。
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任務を続けるなかで糸を操るキャンサーと遭遇。不意打ちによって動きを封じられてしまう隊員たちですが、過去の出来事をフラッシュバックさせたマリアが限界以上の力を引き出し、糸を破ってキャンサーに特攻。崖から転落してしまいます。このシーンは画面を覆いつくす“殺せ”“死ね”の文字がとても印象に残りました。
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気を失っていたマリアが見ていた夢のシーンで、過去にアンナやほかの子どもたちが先ほど対峙したキャンサーと同種と思われる存在に襲われ、マリアだけがなんとか逃げ伸びたことが判明。アンナの「罪は、わたしに…。おしつけて、いきなさい…。」というセリフがキーワードで、この罪に関しては後半で明かされることになります。
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目を覚ましたマリアの目の前には颯太と萌子という兄妹が。事故で親を亡くしたふたりは、相模原ドームから神さまのことを教えてくれたという“先生”に会いに厚木ドームへと帰るところであったと言います。
本来、セラフ部隊は市民との接触を禁じられていますが、マリアはふたりとともに厚木ドームを目指します。しかし、マリアは崖から転落したときに電子軍事手帳を失っており、セラフを出せない状況でふたりを守らなければいけません。
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部隊のメンバーと一緒にいるときは口が悪くておっかない印象もあるマリアですが、雰囲気もおだやかで意外な一面を見せてくれましたね。マリアも孤児だったことを知り、颯太も少しずつ心を開いていくような展開も見どころでした。
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マリアが兄妹と会話をしていくなかで、現在の状況がマリア自身の過去と重なっていくのも今回のイベントの注目ポイント。このふたつが丁寧に重なっていくからこそ、終盤の感動が増していきました。
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一方のマリア以外の第31X部隊は基地へと帰還し、明日の早朝よりマリアの捜索を行うことに。その後、メンバーたちは食堂でいちごに声をかけられて、最近のマリアの様子が気になっていたことを聞かされます。
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いちごとマリアの関係はキャロルのイベントストーリー“Dear My Little HERO”などでも描かれていたので、その繋がりがしっかりと生かされているのがよかったですね。いちごが殺し屋ということで、そういった目線からのアドバイスがだったことも説得力がありました。
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また、今回のイベントに関してはマリアが部隊からはぐれてしまっているという危機的状況から第31A部隊のライブシーンを挟むのは難しいかなと思いましたが、颯太が歌を口ずさんだことをきっかけに、マリアがライブを回想するという形式で差し込まれました。
月歌の歌が間接的に子どもたちに元気を与えていることが分かり、物語上の演出としてよくできていましたね。
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ただ、その曲である『Melancholic Blue』の歌詞が「気付けにアルコール頭からぶっかけてやるぜ」というような物騒なものだったことはクスッと笑ってしまうオチになっていてよかったです。
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ストーリー後半では、マリアの過去についての真実も明らかになり、号泣必至。ぜひみなさん自身の目で内容を確かめてみてくださいね!
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