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『パタポン1+2 リプレイ』先行プレイ感想。動きと声に癒やされるリズムアクションゲームはシンプル操作で初心者にも超オススメ

文:ことめぐ

公開日時:

 バンダイナムコエンターテインメントより7月10日(金)に『パタポン1+2 リプレイ』が発売予定です。

 
 2025年3月27日に配信された任天堂の新作情報番組“Nintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)”で突如発表され、話題となった本作。

 先日、発売に先駆け先行試遊会が開催されたので、いち早くプレイしたレポートをお届けします。

『パタポン1+2 リプレイ』について

“パタポン”とは?

 
 
『パタポン』は2007年にPSP用ソフトとして、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(当時:ソニー・コンピュータエンタテインメント)から第1作が発売。翌年11月27日には、2作目『パタポン2 ドンチャカ♪』も発売されました。

 不思議でカワイイ、目玉の生き物“パタポン”たちに、“4つのタイコ”のリズムで指示を出して冒険するアクション。

 それぞれの個性を生かして部隊を編成し、様々なステージを攻略していきます。

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▲黒い目玉のようなキャラクターが“パタポン”です。

 今回発売される
『パタポン1+2 リプレイ』、『パタポン』『パタポン2 ドンチャカ♪』が“セット”になって、PS5、Nintendo Switch 、STEAMの3プラットフォームで遊べます。

 筆者は『パタポン』を当時知っていたものの、お恥ずかしながらプレイせずじまいでした。

 ですので、今回が本当の本当に初プレイ!

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▲今回は『パタポン2 ドンチャカ♪』を試遊。

 初プレイなので、本作のプロデューサーさんがつきっきりでプレイを見守ってくださいました。すごく頼もしかったです! 

 では、試遊した感想を語っていきます!

『パタポン2 ドンチャカ♪』のストーリー

 
 
前作『パタポン』での冒険を経て、もっとひろい世界を見るべく航海に出たパタポン達だったが、突如現れた巨大な怪物の襲撃により船は沈没…。

 
異境の地に流れつくパタポン達だが、いまにも力尽きかけていた…。

 
そんなパタポン達の元へ、再び“かみさま”として現れたあなた(=プレイヤー)。

 
一族再興のため進むパタポン達は、その道中、“マスクを着用した記憶喪失のパタポン”=「ヒーロー」と出会う。

 
『へんちくりんなマスクが かみと であいて セカイを すくうであろう』という言い伝えのもと、今度は【セカイを救う】ための大冒険!!

4つのボタンをリズムよく叩くだけの超シンプル操作!

 
 『パタポン』は基本的に4つのボタン、
「パタ」・「ポン」・「ドン」・「チャカ」をリズムよく叩くだけの超シンプル操作で遊べます。

 次の画像の“下”にご注目を!

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 なんと今作では、タイコ(ボタン)のコマンドを下画面に常時表示できるんです! なので、私のように初めて『パタポン』に触れる人も超安心。

 今回の試遊では常時表示させながらプレイしました。もちろん、非表示にもできます。
 
 4拍ずつのリズムで“プレイヤーの入力ターン”と“パタポンたちの行動ターン”を交互に繰り返してゲームを進めます。

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▲初めて触る人に嬉しいことがもう一点。リズムに合わせて画面端に白枠が出るので、こちらも参考にしてボタンを押してみましょう!

新実装要素


 『パタポン1+2 リプレイ』には、本作からの新要素も実装されています。

■『パタポン』&『パタポン2 ドンチャカ♪』共通
・「EASY・NORMAL・HARD」の3段階の”新基準”での難易度調整

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 全難易度で現行PFへの対応に伴う60FPSへの変更が行われ、その上でもプレイ感覚を損なわずに入力しやすいと感じられるようにコマンドの判定範囲を調整。

 EASY・HARDでは、判定面以外の与ダメージ量・被ダメージ量の観点でも差異を設定しています。

■『パタポン』&『パタポン2 ドンチャカ♪』共通の新要素
・「EASY・NORMAL・HARD」の3段階の”新基準”での難易度調整
・画像・動画の高画質化
・タイココマンドの常時表示機能
・-5~+5までの11段階の入力タイミング調整機能
・オープニング・エンディング演出の一部をスキップ可能に 

■『パタポン』のみの新要素
・TIPSアルバム(TIPSの一覧表示)の追加
・部隊編成画面にヘルプの追加

■『パタポン2 ドンチャカ♪』のみの新要素
・「パラゲト」の難易度
・入力判定の調整

 既にプレイしたことがある方はもちろん、今作から遊ぶ方も快適にプレイできるよう、新要素が多数追加されています。

可愛く喋るパタポンに超癒やされる……!  シンプル操作ながらしっかりと“アクションゲーム”でリズムを感じながら楽しく遊べる【パタポン1+2 リプレイ】


 では、ゲームスタート! 

 プロデューサーさんに教えてもらいながら、まずは
“すすめ”・“せめろ”のコマンドを習得! 

 リズム感がないので最初は苦戦しましたが、なんとか敵を攻撃できるように。

 この後もひたすら“すすめ”、“せめろ”をリズムよく押しながら、無事にゴール。

 次はなんといきなりのボス戦へ!(笑)

 いやぁーーーー!! 絶対無理! まだ1ステージしかできてないのに!!

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 ……強そうすぎるだろう、無理。

 しかもこの恐竜のような見た目のボス「ドドンガ」、けしかけるような動作をするので
“まもれ”のコマンドを活用する必要があります。つまりコマンドが増える!!

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▲“まもれ”を指示するとこんな風に盾部隊が前に出て、守ってくれます。後ろの方のパタポンが「いたいよ〜」って言ってるの可愛い。

 苦戦するかなと思ったのですが、段々とリズム良くタイコを押せるようになり、結構スムーズにボスを撃破できました! ……ただ、かなりの仲間が犠牲になってしまいましたが。

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▲ご覧の通り明らかにパタポンが減っております。ごめんね。

 次は砦があるステージに挑戦!

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▲高い所にいる敵は、弓や槍等で攻撃してくれるのだそう。砦も攻撃で破壊します。

 最後に、今までとは違った攻撃をしてくるまるで食虫植物のような敵「シュクル」とバトル!

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 こちらの敵は、先ほどのドドンガに比べるとだいぶ厄介。触手のようなものでパタポンを掴んだり、睡眠効果のあるガスを出したり、もんのすごいハイジャンプをかましてきたりします。

 なので新たに
“さわぐ”・“にげろ”のコマンドを使います。

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▲睡眠効果のある白いモクモクを浴びて手前のパタポン達が寝ちゃいました。
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▲そんな時は“さわぐ”で騒げ〜!! すると、みんな起きます!
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▲ジャンプ前に“にげろ”を使って画面端に逃げろ〜!!
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▲重そうな図体(?)なのに、あり得ないくらいジャンプします。

 ……ここで隊を率いるリーダーである「はたポン」が踏み潰され、ゲームオーバーとなってしまいました……。

 そう、このゲームにおけるゲームオーバーの条件はいくつかあるのですが、そのうちの1つとして、“旗を持っている「はたポン」がお亡くなりになると、その他のパタポンが生き残っていてもゲームオーバーになっちゃう”んです。

 あんなに頑張ってくれたのにごめーん!(泣) 可愛いパタポンを犠牲にすると、めちゃくちゃ心が痛みますね……。

 リズムゲームっぽいのかなと思っていたのですが、しっかりアクションゲーム要素も大きくてびっくり。

 リズム感はあやふやで、初めは全然テンポ良くプレイできてはいなかったのですが、すごく楽しくプレイできました。

 コマンドは常時表示できますし、画面内の点滅する枠で視覚的にもリズムをサポートしてくれるので、全くの初心者でも安心して遊べたのもGOOD。

 きっと、当時遊んでいたベテランプレイヤーさんはコマンド表示なしでサクサクプレイできるのだろうなぁ。

 あとは実況向きのゲームだなとも思いました。いろんな方が可愛いパタポンを操作しているところを見てみたーい!

 白黒のキャラグラフィックも可愛くて見ているのも楽しく、パタポンが喋るのもすっごく可愛くて超癒やされますよ。

 当時遊んでいた方はもちろん、筆者のように今回のリマスター化を期に初めてプレイする人にも超オススメなので、ぜひみなさんも遊んで可愛いパタポン達と冒険を楽しんでみてくださいね!

『パタポン1+2 リプレイ』概要

■発売日
2025年7月10日 発売予定
※STEAM版 2025年7月11日発売予定

■プラットフォーム
Nintendo Switch / PlayStation 5 / STEAM

■ジャンル
コマンドカーニバル

■プレイ人数
基本1人(Nintendo Switchローカル通信時のみ1~4人まで)

■CERO
A

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