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PS5/PS4『GT7』2025年6月アップデートを本日6/26配信。シトロエンBX/ランチアデルタなどの車種追加【グランツーリスモ7】

文:電撃オンライン

公開日時:

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5(PS5)/PlayStation 4(PS4)用ソフトウェア『グランツーリスモ7』について、新規収録車種やレースイベント追加などを含むアップデートを、本日2025年6月26日(木)15時(日本時間)より配信開始しました。

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 今回配信する2025年6月アップデートでは、新規収録車種として「シトロエン BX 19 TRS '87」をはじめ、「ランチア デルタ HF Integrale Rally Car '92」、「プジョー SUV 2008 Allure '21」追加。ワールドサーキットのレースイベント追加、「グランツーリスモ・ソフィー」の対応コース追加、スケープスの特集が追加されます。

 2025年6月アップデート詳細について「グランツーリスモ」シリーズ公式サイトをご覧いただくとともに、追加されたさまざまな新機能をぜひ『グランツーリスモ7』でお楽しみください。

■『グランツーリスモ7』2025年6月アップデートトレーラー

新規収録車種:『グランツーリスモ7』2025年6月アップデート

「シトロエン BX 19 TRS '87」 ※ユーズドカーで購入可能


モダンな造形に身を包んだシトロエンの万能ツアラー。

 1976年、プジョーとひとつになり再スタートを切ったシトロエン。

 「シトロエンとはなにか」が改めて問われる状況下で、同社は1台のクルマを送り出します。1982年のパリサロンでデビューしたBXです。

 BXには、誰もが「シトロエンらしさ」を感じる要素が詰まっていました。

 GSやCXといった歴代シトロエン車のイメージを継承しつつ、直線基調な造形は圧倒的にモダン。キャビンは使い心地がよく、荷室も広い。

 デザインを手がけたのは、当時ベルトーネに籍を置いていたマルチェロ・ガンディーニです。

 メカニズムも凝っており、プジョーとのパーツ共用化が進む中、サスペンションには伝統のハイドロニューマチックを採用。

 金属バネとショックアブソーバーの代わりに窒素ガスとオイルを用いるこの足まわりは、車高を自在に変えられる上、これぞシトロエンという独特の乗り心地を生みました。

 搭載エンジンは多様でしたが、ここで紹介する19 TRSは1.9Lのガソリンを積むグランドツアラー的モデル。

 最高出力はさほどでもないですが、比較的軽い車重と空力のいいボディが味方し、バカンスへのロングドライブも余裕でこなす体力を誇りました。

 結局BXは、12年間に渡って販売されるシトロエンの大ヒット作となります。

 フランスの自動車産業が変革を遂げる中、シトロエンの健在ぶりを示す象徴的な1台となったのです。

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「ランチア デルタ HF Integrale Rally Car '92」 ※レジェンドカーで購入可能


WRC6連覇を飾ったランチア デルタの到達点。

 WRCでグループBが中止になった後、ランチアはグループAのマシンにデルタを選びました。

 ランチアはデルタを4WD化してターボを装着、HF 4WDという高性能モデルに仕立て上げて、1987年のWRCに送り込んだのです。

 翌年デルタ HF 4WDは大胆なブリスターフェンダーを備えたIntegraleに進化します。

 このIntegraleは90年にエンジンヘッドを16バルブ化し、エンジンパワーをさらに向上させました。

 しかしトヨタ セリカの戦闘力アップは著しく、デルタは90年、91年とドライバーズタイトルをトヨタに奪われるようになりました。

 そこでランチアは92年、最終進化型ともいうべきデルタを投入したのです。

 新しいIntegraleはボディ補強により操縦性を高め、サスペンションを大幅に見直すことで、トレッドを拡大しました。

 それに伴い、ブリスターフェンダーはさらに大きく膨らむことになりました。

 ダウンフォース獲得のために、ルーフエンドにはスポイラーを設置。4WDシステムはバランスを後輪寄りにして、FR車的なセッティングとされました。

 こうした改良により、デルタは戦闘力を取り戻しました。

 92年、親会社であるフィアットの方針でワークス活動は行なわれませんでしたが、ランチアはサテライトチームのジョリークラブを実戦部隊として、その体制を全面的にバックアップ。

 ユハ・カンクネンとディディエ・オリオールらがシリーズ全14戦中11戦に参加し、オリオールが6勝、カンクネンが1勝、アギーニが1勝、最終的には計8勝を挙げて、6年連続でメイクスチャンピオンとなったのです。

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「プジョー SUV 2008 Allure '21」 ※ブランドセントラルで購入可能


プジョーらしさを全身で表現するコンパクトSUV。

 小粋で活気のあるクルマを数多く生み出してきたプジョー。その勢いは、SUVが巨大マーケットとなった現在も変わりません。

 2013年にはコンパクトSUV「2008」を投入して成功を収めましたが、このモデルが2019年に進化を果たします。それがここで紹介する第2世代の「SUV 2008」です。

 プジョーの車名は伝統的に「2桁目を0とする3桁の数字」でしたが、SUV系ではこの車名が4桁となります。

 SUV 2008もこのルールにのっとったもので、プラットフォームはハッチバックモデル「208」と同じCMPを使います。

 全長は約4.3mと小ぶりですが、そのたたずまいはSUVのたくましさを表現した堂々たるもの。

 灯火類にはライオンの「かぎ爪」と「牙」をモチーフとしたデザインが用いられていますが、これは近年のプジョーのデザインアイデンティティともいえるものです。

 インテリアに目をやると「3D i-Cockpit」と呼ばれる独特の運転環境が目に入ります。

 これは上下方向を潰した小径ステアリングホイールと、その上越しに見るヘッドアップデジタルインストルメントパネルを中心に構成されるもので、スポーティな操縦性と優れた視認性が特長です。

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カフェ:『グランツーリスモ7』2025年6月アップデート


 新しいエクストラメニューとして、以下の新メニューを追加します。

・エクストラメニュー No.46 コレクション「メルセデス・ベンツ」(要コレクターズレベル50)

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ワールドサーキット レースイベント:『グランツーリスモ7』2025年6月アップデート


 ワールドサーキットに以下のレースイベントを追加します。

・サンデーカップ
ウィロースプリングス・レースウェイ ストリーツオブウィロースプリングス 逆走

・ヨーロピアン・サンデーカップ 400
ワトキンズ・グレン ショートコース

・ワールドラリー・チャレンジ Gr.B
コロラドスプリングス・レイク

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グランツーリスモ・ソフィー:『グランツーリスモ7』2025年6月アップデート


 次世代レーシングAIエージェント「グランツーリスモ・ソフィー(GTソフィー)」が、新たに下記のコースに対応しました。

 対応コース内の「クイックレース」および「カスタムレース」より、GTソフィーとのレースをお楽しみいただけます。

・アルザス・ビレッジ

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スケープスの特集追加:『グランツーリスモ7』2025年6月アップデート


 特集に「スコットランド」を追加します。

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