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日本のモバイルゲームDL数30%以上を占めるパズルジャンル、DL数では海外勢、収益では国内勢が上位を独占

文:電撃オンライン

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 Sensor Towerは、モバイルパズルゲームに関するブログを公開しました。

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 多彩なジャンルのモバイルゲームが市場に投入され続けていますが、ダウンロード数で見ると日本ではパズルゲームが30%を占めてトップとなっています。

 モバイルパズルゲームのジャンルで、ダウンロード数では海外パブリッシャー、収益では日本パブリッシャーが上位を独占しています。

 以下、ブログより一部抜粋します。

日本のモバイルゲームDL数の30%以上を占めるパズル、DL数では海外パブリッシャーのゲームが上位独占


 ありとあらゆる多彩なジャンルのモバイルゲームがリリースされ続けている中、日本のジャンル別モバイルゲームダウンロード数で、パズルが圧倒的なシェアを持っています。Sensor Towerのデータによると、2024年6月から2025年5月までの日本におけるジャンル別モバイルゲームダウンロード数シェアで、パズルは30%以上を占めており、他ジャンルを圧倒しています。

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 上記のグラフからもわかるとおり、2位のアーケード、3位のシミュレーション、4位のRPGは大きな差がないものの、トップのパズルはこれらの3倍近いシェアを持っています。

 同期間の日本におけるモバイルパズルゲームのダウンロード数ランキングはどうなっているでしょうか。Sensor Towerのデータによると、トップは2024年7月にリリースされた『Car Jam』(Mindscaplay)で、350万近くを記録しています。

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 2位の『ブロックブラスト』(Hungry Studio)も300万以上のダウンロード数を達成しており、この2つのモバイルパズルゲームが頭ひとつ抜けています。トップ5のモバイルパズルゲームのサブジャンルを見ると、『Car Jam』がソート、『ブロックブラスト』と『Color Block Jam』(Take-Two Interactive)がブロック、『ねこ探し』(Agave Games)がアイテム探し、『ロイヤルマッチ』(Dream Games)がマッチスワップと、大きな偏りなくさまざまなタイプのパズルが楽しまれていることがわかります。

 これらダウンロード数トップ5のモバイルパズルゲームにおいて共通していることは、いずれも海外パブリッシャーのタイトルである点です。ダウンロード数をトップ10まで拡大してみても、10タイトル中9タイトルが海外パブリッシャーのタイトルとなっており(日本パブリッシャーのモバイルパズルゲームは、『LINE:ディズニー ツムツム』が7位)、海外勢のモバイルパズルゲームが日本で支持を集めていることがわかります。

収益ではリリース10年以上の日本タイトルがトップ5中3タイトル、収益成長量では海外パブリッシャー3社が独占


 一方、収益面では様相が異なります。Sensor Towerのデータによると、2024年6月から2025年5月までの日本におけるモバイルパズルゲームの収益ランキングでは、『パズル&ドラゴンズ』(GungHo Online Entertainment)が2億ドル以上の収益を記録してトップとなっています。

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 収益トップ5のモバイルパズルゲームでは、5タイトル中3タイトルが日本パブリッシャーのタイトルです。これら3つのタイトルは、いずれもリリースから10年以上経過しており、日本を代表するモバイルゲームでもあります。

 また、ロングヒットタイトルが上位を占める中、2025年にリリース4年目を迎えた『ロイヤルマッチ』は2位となっており、急激に人気を集めていることがわかります。トップ5中のタイトルでは、同作が最も若いモバイルパズルゲームです。

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