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『イニブ』稼働開始直前まとめ。シリーズ初心者に向けたプレイガイドや、前作からの変更点など【機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト】

文:電撃オンライン

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 バンダイナムコアミューズメントのアーケードタイトル、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス(以下、エクバ)』シリーズの最新作『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト(以下、イニブ)』が、7月17日にいよいよ稼働開始となります。

 本記事では、公式サイト・公式X・公式番組で公開された情報を元に、初心者からシリーズ経験者まで、プレイ前に知っておきたい情報をまとめました。ゲームセンターに行く前の予習としてぜひご活用ください。

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『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』注目追加要素まとめ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』より“マイティーストライクフリーダムガンダム”が稼働日と同時に参戦!

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 リリース日となる7月17日に、“マイティーストライクフリーダムガンダム”がコスト3000のプレイアブル機体としてシリーズ初参戦します。

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 本機は、ナノ粒子やレールガンを巧みに用いて接近し、フツノミタマで斬り伏せる格闘寄り万能機。

 特殊射撃はシンが駆るデスティニーガンダムSpecIIが、レバー入力の有無で2種類の異なる援護を行ってくれます。さらにEXバースト中は1回限りでゼウスシルエットを用いた強力な射撃攻撃を行います。

 特殊格闘では構えを取り、その後格闘を入力することでレバー入力に応じた3種類の格闘攻撃を繰りだします。EXバースト中は射撃を防ぐ効果が追加されるので、強引に攻め込むことが可能。

 格闘特殊格闘派生とEXバースト中チャージ射撃ではディスラプターを用いた強力な攻撃を行います。自機正面を扇状に薙ぎ払うEXバースト中チャージ射撃は、広範囲を制圧する究極の一撃です。

 参戦PVにて機体の動きを確認できるほか、連動サイト
“ガンダムVS.モバイル”でコマンドを閲覧できるので、プレイ前にチェックしておきましょう。

“真夏のインフィニットブースト祭り”開催

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 “真夏のインフィニットブースト祭り”と題し、『エクバ』シリーズ初登場となる新機体が続々参戦予定です。“マイティーストライクフリーダム”をはじめ、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より“ガンダム・エアリアル(改修型)”と、『新機動戦記ガンダムW』より“ウイングガンダム”が登場します。

 各機の参戦時期やコストについては、公式サイトや公式Xで発表していくとのことなので、続報を待ちましょう。

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『イニブ』タイアップアーティスト決定&オープニングムービーを公開中

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 『イニブ』のオープニングムービーが公開されました。主題歌を担当するのは“Survive Said The Prophet”で、楽曲名は“X_AXIS”です。力強い歌声と共に、シリーズの垣根を超えた機体がぶつかり合うムービーは要チェック!

クレジットモードに2クレジットプレイが登場

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 通常の1クレジットプレイのほかに、2クレジットプレイが導入されます。オンライン対戦では、200円投入で最低3戦が保証され、勝利数に応じて最大7戦プレイ可能です。

 また、トレーニングモードでは、2クレジットプレイで12分間プレイ可能。新機体や改修された多くの機体を試す際に、このモードはとくに便利そうです。

■2クレジットプレイの概要
対戦:最低3戦+勝利数に応じて戦数増加
ルートバトル:1ステージクリアor3敗(敗北時報酬あり)
プラクティス:最大6シーンクリアor3敗
トレーニング:12分間
チュートリアル:2コース+プラクティス3シーン

新CPU戦“VS.ルートバトル”が追加

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 リリース時は1人プレイ専用として実装される“VS.ルートバトル”は、ルート上の様々なエリアを辿りながら自機・僚機の強化を行い、最奥に待ち受けるボスの撃破を目指す新CPUモードです。

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 本モードではバトルの報酬やショップエリアでカスタムチップを入手して自機・僚機の強化が可能。入手したカスタムチップをチューニングしてさらに強化することもできます。

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 通常のCPU戦同様に、ステージを攻略していくのですが、ステージクリア後にバトル報酬でチップを獲得。チップはバトル報酬以外にも、ゲームプレイ中のショップで購入することができます。

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 また、マップはプレイするたびにランダムに生成され、さらに難易度も豊富に用意されています。やり込みに応じた称号なども用意されているとのことで、対人戦とは違った楽しみ方ができるモードとして期待できそうです。

『イニブ』を初めてプレイする方に向けた、新操作タイプと新モード

パッド操作の新機能“ライトタイプ”

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 『イニブ』より導入されるゲームパッドの新たな操作タイプ“ライトタイプ”は、機体の各アクションをワンボタンで行えるようになる操作方法です。

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 ライトタイプの特徴は、ブーストダッシュ、ガード、EXバーストといった基本アクションをワンボタンで実行できる点です。

 例えば、本来ブーストダッシュならジャンプを2連続で押したり、ガードならレバーを素早く上下に入力したりといった操作を行うのですが、これらのアクションがライトタイプでは各ボタンに割り振られています。

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 ライトタイプのなかでも、特に注目すべきは“サポートアタック”で、該当するボタンを押すだけで敵機との距離に応じた攻撃を自動で行います。

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 中~遠距離では“射撃→ブーストダッシュ→射撃”の連続アクションを、近距離では格闘コンボを繰り出します。サポートアタックの魅力は、ボタンを連打or長押しするだけで高ダメージのコンボが可能な点です。

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 たとえば、近距離では“格闘2段→ステップ(で格闘の硬直時間を軽減)→別の格闘に繋げる”といった、キャンセルを活用した本格的なコンボを自動で展開。これにより、複雑な操作が苦手なプレイヤーでも、簡単に爽快な戦闘を楽しめます。

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 従来のパッド操作の1ボタンで行えたサブ射撃、特殊射撃、特殊格闘は、EXトリガーと呼ばれるボタンを使用して発動することができます。サブ射撃はEXトリガー+サポートアタックで、特殊射撃はEXトリガー+射撃で、特殊格闘はEXトリガー+格闘で発動します。

 また同時押しではなく、EXトリガーを長押しした状態でほかのボタンを押しても発動可能とのこと。慣れてきたら、EXトリガーを絡めた攻撃も試してみるのがよさそうです。

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 ちなみに、従来の操作方法(ノーマルタイプ)とライトタイプの操作方法は、機体・ステージを選択した後の画面で変更できます。

 本作の公式サイトで遊び方やルールが記載されているので、『エクバ』シリーズを初めて触る方はぜひ確認しておきましょう。

CPUと疑似対戦が行える“プラクティスモード”

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 『イニブ』からの新要素として、敵がCPUの疑似2on2の対戦ができる“プラクティスモード”が導入されました。最大6戦プレイ可能で、初心者の方やライトタイプで遊んでみたい方に適したモードです。

初心者向けTIPS


 『イニブ』は、ゲームセンターで稼働されるアーケードタイトルのため、プレイするには設置されている店舗に出向く必要があります。

 設置店舗は公式サイトや連動サイト“ガンダムVS.モバイル”に記載されていますので、お近くの店舗を検索して確認してください。

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 1クレジット100円でプレイが可能ですが、“Bandai Namco Passport”か“アミューズメントICカード”を購入して遊ぶのをおすすめします。

 Bandai Namco Passportはゲームセンターなどに設置されている対応のゲーム機等で利用できるユーザー認証カードです。

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 新規のBandai Namco Passportを筐体のカードリーダーにタッチすることで、ゲームデータの登録が行えるほか、初回無料でチュートリアルがプレイ可能です。チュートリアルでは、移動や攻撃方法、EXバースト、EXオーバーリミットなどのゲームの基本操作について学ぶことが出来ます。

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 筐体でカードを登録したあと、連動サイト(ガンダムVS.モバイル)に“Bandai Namco Passport”を登録すると、『イニブ』に関するさまざまな機能が利用できるようになります。

 通常のパッド操作でゲームを遊ぶ方であれば、ゲームパッドの操作方法やボタンの割り当てをカスタマイズすることもできるので、ぜひ連動サイトに登録して機能を活用しましょう。

 連動サイトは無料コースと有料コースがあり、一部の機能は有料コース限定になります。詳しくはガンダムVS.モバイルをご確認ください。

『エクバ』シリーズ経験者向け『イニブ』追加&改修ポイントまとめ

画面UIを全面的にリニューアル

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 ゲームプレイ中の各種画面UIに調整が加えられています。ゲーム開始時は、モード選択のシーケンスがわかりやすくなるように調整されています。

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 機体選択時の画面もわかりやすく調整されているほか、プレイスタイルや好みに合ったおすすめ機体を見つけられるサーチ機能が追加されました。

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 対戦画面も刷新。画面左上に戦況情報をまとめ、ゲージ周りなども整理されています。また、バーストの溜まり具合も%表示でわかりやすくなっています。

機体ポーズド画像全機体刷新&パイロットイラスト一部更新

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 『イニブ』では、機体ポーズド画像が全機体刷新され、パイロットイラストが一部更新。対戦時の画面では、パイロットがバストアップされた状態の画像が表示されます。

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 また、バトルの勝利演出もリニューアルされているので、ぜひプレイして愛機の変更点を確認してみてください。

新システム“EXオーバーリミット”

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 『イニブ』で初登場となる“EXオーバーリミット”は、極限状態で発動する新システムです。

 残りの戦力ゲージが自機および僚機のどちらでも撃破されると敗北の状況になるとスタンバイ状態になります。

 この状態で攻撃を当てるか、敵機から攻撃を受けた機体はEXオーバーリミットが発動し、一定時間は以下の2つの効果を得られます。

■バリア
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 特殊なバリアが展開され攻撃を防ぎます。一定量ダメージを防ぐか、発動時間が終了すると消滅します。

■能力アップと耐久値回復
 EXオーバーリミット発動中は、攻撃力と機動力がアップします。さらに発動中に敵機にダメージを与えると自機の耐久値が回復します。

※1機体につき1回のみ発動可能です。
※一部のCPU戦ではEXオーバーリミットは発動しません。

EXバーストが5種から3種に変更

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 一定時間機体の性能を大きく向上させるEXバースト。前作『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト(以下、オバブ)』では5種の効果から選択するものでしたが、初心者にもわかりやすくなるように『イニブ』では“ファイティングバースト”、“シューティングバースト”、“エクステンドバースト”の3種に変更されています。

 各EXバーストの効果については、下記画像や公式サイトをご確認ください。

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既存機体3機のコスト変更

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 前作『オバブ』の機体のなかから、3機のコストが変更されました。変更された機体とコストは以下の通りです。

シャア専用ザクII:2000→1500
キュベレイ:2500→3000
ガンダムダブルオーダイバーエース:2500→2000

既存機体を200機以上改修

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 既存機体の200機以上に、武装追加やコマンド変更などの改修が行われています。既存の武装や特殊移動なども、新規アクションとして作り直しているものも存在します。
 
 本作の参戦機体やコマンドについてはガンダムVS.モバイルに記載されていますので、こちらをご確認ください。

新ステージを3つ追加

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 対戦を行う2つのステージのほか、トレーニングモード用のプラクティスステージが1つ追加されました。

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 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』から、アスティカシア高等専門学園がステージとして追加。原作のイメージを元に、特徴的なフロント内空間が3D化されています。

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 オリジナルの小惑星ステージは、限りなく宇宙に近い戦場をイメージされています。ステージの両サイドにある巨大クレーターは、ここが小惑星帯に属する一天体であることを示しています。

オンライン対戦“クラスマッチG”を追加

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 『オバブ』のオンライン対戦モード“クラスマッチ”が、『イニブ』では“クラスマッチG”として新たに導入されます。

 クラス内に新指標“グレード”を追加し、クラスごとに10段階のグレードを新設。近いグレードのプレイヤーと優先的にマッチングされるようになりました。1戦ごとに昇格/降格の判定が行われ、バトル結果画面で確認できます。

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 所属するクラスはソロとチームで異なり、ソロはPilotから始まる全4クラス、チームはValiantからは始まる全3クラスに分かれます。

 最上位クラスのExtremeのみ、シーズン(2カ月)ごとに到達グレードに応じた報酬付与とグレードのリセットがあります。またグレード1より上の“グレード∞”が存在し、専用ランキングが用意され、上位入賞すると報酬が獲得できます。

※各クラスのグレードは10からスタート。グレード1での戦績に応じ上位クラスに昇格します。

■『オバブ』からデータを引き継いだ場合のクラスマッチGのクラスについて

 前作『オバブ』からデータを引継いでプレイする場合、クラスマッチの最終クラスとポジションに応じて、クラスマッチGのクラスは以下のように振り分けられます。(グレードは全クラスともグレード10からのスタートになります。)

■ソロ(クラスマッチの最終クラスとポジション⇒クラスマッチGの初期クラス)
Overクラス50%以上⇒Extremeクラス
Overクラス55%以下~Aceクラス50%以上⇒Aceクラス
Aceクラス55%以下~Valliantクラス50%以上⇒Valiantクラス
Valliantクラス55%以下~Pilotクラス⇒Pilotクラス

■チーム(クラスマッチの最終クラスとポジション⇒クラスマッチGの初期クラス)
Overクラス~Aceクラス65%以上⇒Extremeクラス
Aceクラス70%以下~Valliantクラス65%以上⇒Aceクラス
Valliantクラス70%以下~Pilotクラス⇒Valiantクラス

モバイル認証制度の導入

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 モバイルサイト“ガンダムVS.モバイル”に、バンダイナムコIDに電話番号を登録する着信認証が導入されます。これにより1人でオンラインプレイが可能な複数のカードを所持することを抑制し、格差マッチが生じにくくするとのことです。

 オンライン対戦モードをプレイするには、この着信認証をする必要があります。プレイする前に、登録を済ませておきましょう。

トレーニングモードの改修

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 トレーニングモードの機能やUIも変更されました。新たに“クイックメニュー”が追加され、バトル中に自機の耐久値を変更できるようになっています。クイックメニューで変更できるので、ロード時間を挟まないようになっており、制限時間をほぼ使わずにリスタートすることができます。

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 さらに、“ジオング”や“百式”などの、いわゆる“復活形態”を選択できるようになりました。プレイヤー機体の耐久値の設定を“REVIVE”にすることで、一部機体の復活形態を動かせるようです。

クイックスタート機能の導入

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 前回のプレイと同じルール・機体・ステージを即座に選択し、次のプレイを手早く始める機能が追加されました。クイックスタートを利用するには、ガンダムVS.モバイルの登録が必要になります。

プレイヤーのアピール要素の刷新とプレイヤーバッジを追加

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 プレイヤーのやり込みなどをアピールする“プレイヤーステッカー”を刷新し、やり込みの指標となる“プレイヤーバッジ”の導入などの変更が加えられています。

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 プレイヤーバッジは、オンライン対戦“クラスマッチG”やCPU戦“VS.ルートバトル”の戦績に応じて昇格/降格を行うといったものです。これらの表示やカスタマイズなどは、ガンダムVS.モバイルで行えます。



 いよいよ7月17日より稼働開始となる『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』ですが、シリーズ初心者に向けた施策を多く用意しているように感じられました。

 今まで操作の難しさで触るのを避けていた方でも、ゲームパッドの新操作“ライトタイト”でMSのさまざまな動きを堪能することができるようになっています。

 ぜひ、実際にゲームセンターに足を運んで、その面白さを体感してみてください。

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