愛知県蟹江町出身のミステリー作家・小酒井不木の作品で、大正15年に発表された恋愛ミステリー『恋愛曲線』のショートムービーが公開しました。
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小酒井不木は、親交が深かった江戸川乱歩や『金田一耕助』シリーズを生んだ横溝正史に対しミステリー作家としての道を示したとされる探偵小説作家です。
大正15年(昭和元年)に発表された『恋愛曲線』は、小酒井不木の代表作をして知られ、医学者でもあった不木の医学知識をベースとして書かれた恋愛ミステリーです。
大正時代の作家・小酒井不木の作品をショートムービーで楽しめる!
蟹江町では、2020年から“ミステリーのまち”としてシティプロモーション活動を行っており、これまでに『死体蝋燭』、『安死術』、『網膜現像』、『眠り薬』、『躓く探偵』と5本の小酒井不木原作ショートムービーを公開しています。
今回公開された第6弾『恋愛曲線』は、大正15年(昭和元年)に発表された恋愛ミステリー作品で、小酒井不木の代表作として知られています。
ストーリー
婚約者である恋人・雪江から別れを告げられた大学の研究医・坂井は、心臓が発する電気信号の研究に没頭していた。
数か月後、雪江は結婚式当日に失踪。事件を捜査する刑事が大学の研究室で起こった衝撃的な事件を紐解いていくうちに、明らかになっていく研究の全貌とは……?
数か月後、雪江は結婚式当日に失踪。事件を捜査する刑事が大学の研究室で起こった衝撃的な事件を紐解いていくうちに、明らかになっていく研究の全貌とは……?
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小酒井不木/こさかいふぼく(1890-1929)
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明治23(1890)年10月8日生。本名:小酒井光次(みつじ)。愛知県海東郡新蟹江村(現:海部郡蟹江町)の村長を務めた小酒井半兵衛の長男として生まれ育った探偵小説家・医学博士・俳人など、幅広い分野で偉大な功績を残した郷土を代表する文化人です。探偵小説の草分け的な存在として、江戸川乱歩をはじめ後輩の育成に尽力。昭和4(1929)年4月1日、急性肺炎により38歳の若さで逝去。