バンダイナムコエンターテインメントより好評配信中のiOS/Android向けゲーム『学園アイドルマスター(学マス)』。
アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズの最新作である本作の舞台となるのは、国内最大級のアイドル養成校で中高一貫の教育制度と専門大学を擁する“初星学園”です。プレイヤーは専門大学のプロデューサー科の学生として、高等部に所属するアイドル候補生をプロデュースし、成長させていくことになります。
これから数回(隔週火曜掲載予定)にわたって、本作に登場するアイドル候補生の名言をピックアップしたいと思います。今回は、アイドル候補生のひとりである姫崎莉波の名言とそのシーンにスポットを当ててポ届します。
アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズの最新作である本作の舞台となるのは、国内最大級のアイドル養成校で中高一貫の教育制度と専門大学を擁する“初星学園”です。プレイヤーは専門大学のプロデューサー科の学生として、高等部に所属するアイドル候補生をプロデュースし、成長させていくことになります。
これから数回(隔週火曜掲載予定)にわたって、本作に登場するアイドル候補生の名言をピックアップしたいと思います。今回は、アイドル候補生のひとりである姫崎莉波の名言とそのシーンにスポットを当ててポ届します。
あの頃みたいに、呼んでくれるかな…「莉波お姉ちゃん」って。(姫崎莉波)【学マス名言集】
●アイドルコミュ STEP1:第1話より
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姫崎莉波は、高等部に在学する3年生のアイドル候補生で、大人びた雰囲気と優しく朗らかな性格が魅力的なキャラクターです。面倒見もよく、頼れるお姉さんとして多くの後輩から慕われています。そんな彼女に、プレイヤーの分身である“プロデューサー”が声をかける場面から、物語は動き出します。
そこで莉波は、驚いた表情を浮かべ、「私のこと……覚えて、ますか?」と問いかけます。
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そして、“プロデューサー”が「子供の頃、お世話になりました。」と返します。このやり取りによって、ふたりがかつて幼馴染だったという事実が、明らかになります。
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従来の『アイドルマスター』シリーズでは、ゲーム開始時点で“プロデューサー”とアイドルの関係はほぼゼロから始まるのが定番でした。初対面から互いの距離を縮め、信頼関係を築く過程も物語のひとつの要素です。
しかし本作において、姫崎莉波だけは開始前から「幼馴染のお姉さん」という特別な関係性を持って登場します。しかも二人はほぼ同年代の学生という設定で、学園という舞台を存分に活かした新鮮な構図になっています。
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もっとも、幼馴染といっても共有しているのは幼いころのわずかな期間の記憶だけです。本作は、その思い出を土台にしつつも、改めて関係を再構築していく過程を丁寧に描きます。
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過去の懐かしさがありつつも、久しぶりの再会に距離感もある程度は存在し、物語を展開する絶妙なバランス感も見どころです。
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さらに、当時を懐かしむ流れの中で、莉波は「あの頃みたいに、呼んでくれるかな……「莉波お姉ちゃん」って。」とお願いをしてきます。
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ここでプレイヤーは3つの選択肢から返答を選ぶことになり、拒否することも可能ですが、お願いに応じて呼びかけると、嬉しそうな笑顔を見せてくれます。その表情には、ただの古い知り合い以上の特別な思いが込められているように感じられます。
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これまでの『アイドルマスター』シリーズ全体で見ても、アイドルが“プロデューサー”に特別な感情を抱くことはありました。しかし、ほとんどの場合はエッセンスのひとつというイメージが強く、“プロデューサー”自身はあくまで「プロデュースするアイドル」として接するというスタンスです。
本作でも、この点について基本的には変わりません。しかし、学園モノ、かつ“プロデューサー”とアイドルがどちらも学生という設定があることで、アイドルの特別な思いそのものが、物語に大きな影響を与えているように感じます。
実際、後の展開では姫崎莉波だけでなく、ほかのアイドルのストーリーでも“プロデューサー”に向ける感情が、より色濃く描かれる場面が見られるのです。
姫崎莉波に関しては、ゲームスタート時に「幼馴染のお姉さんと再会する」と言う要素から、青春ラブコメ的な雰囲気が感じられ、「これまでとは一味違った物語が楽しめるかも」と、再認識させてくれる導入です。従来のシリーズとは異なる新しい可能性が感じられ、印象深い一幕だと言えるでしょう。