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『まおりゅう』4周年アプデを先行体験。新機能“心ノ絵”の詳細や、生放送でのコメントがきっかけで進化した要素を紹介【転生したらスライムだった件】

文:てけおん

公開日時:

最終更新:

 バンダイナムコエンターテインメントから配信中のiOS/Android用RPG『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚(まおりゅう)』。

 2025年10月28日に4周年を迎える本作にて、10月17日より4周年前夜祭が開催。こちらに合わせて10月15日に大型アップデートが実施されました。

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 電撃オンラインでは、いち早く新機能“心ノ絵”の詳細や、各要素について知ることができましたので、その手触りをお届けしていきたいと思います。
※こちらの記事は開発中のバージョンでのプレイをもとにした記事となります。実際の仕様とは異なる場合もありますのでご注意ください。
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新機能“心ノ絵”とは?【まおりゅう4周年】

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 新たに追加される機能“心ノ絵”とは、キャラクターたちを強化できる新たな育成要素であり、かつ『転生したらスライムだった件』の思い出を振り返ることができる、そんな機能です。

 現時点でわかっていることなどを3つのポイントにまとめてみました。

その1:『転スラ』の物語の軌跡を切り取った“写心”は2種類ある

 “心ノ絵”は、アニメ『転生したらスライムだった件』第1期~第3期とその他(OVAやアプリのオリジナルストーリーのイラスト)などの印象的なシーンを“写心(しゃしん)”として切り取り、振り返ることができる、というものなんです。

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 それだけではなく、バトルに新たな戦略性をもたらす点がゲームにおける大きなポイントです。そんな写心には、ステータスを強化してくれる“写心”と、各戦闘中に1度だけ特別なスキルを使える“スキル写心”の2種類があります。いずれもイベントなどで入手できるアイテムを消費して“解放”することで有効化されます。

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▲写心の解放には新たなアイテムが必要になります。
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▲アイテムの消費だけでなく、解放に条件があったりもするようです。

その2:“写心”について

 まずは“写心”について。こちらは恒常的に効果を得られるパッシブなもの。“写心”は複数あり、解放していけばいくほど強力になっていきます。

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 主な効果として、HP・攻撃力・防御力などのステータスアップと、追加ボーナスとして会心力などのバフなどが得られます。バフの種類についてはすべては確認できませんでしたが、“写心”の効果レベルによっていろいろと増えていきそうです。

 また“写心”1枚を解放すればすべてのキャラに効果が及ぶわけではなく、火や水、加護など“写心”によって効果が反映されるキャラが異なる点には注意したいところ。盟主それぞれのプレイ状況(持ちキャラなど)に応じて、どのように解放していくかが変わっていくでしょう。

 こちらの“写心”は、感覚的には建築物の“魔法装置”シリーズに近いものだと感じました。

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▲現在発揮されている効果は詳細まで確認可能です。

その3:“スキル写心”について

 “スキル写心”は、上でも書いたように各戦闘中に1度だけ特別なスキルを使えるようになるというもの。“スキル写心”については、解放後に強化していくことも可能とのことです。

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▲赤枠で囲んだ画面右下部分にご注目ください。新たなアイコンが追加されているのがわかるでしょうか? アイコンのビジュアルは、現在設定されている“スキル写心”のもの(ここではランガ)になっています。
 取材した折に開発陣に聞いたところ、下記スキルが強い&おすすめと教えていただきました!(最大強化時の性能)

・味方全体のHP上限を50%UP 味方全体のHPを50%回復
・加護ポイント+15UP
・スキルポイント+25UP

 イベントを遊べばどんどん強化できるとのことです。最大強化を目指してイベントをプレイしましょう。上記以外にも“味方全体を1ターン来撃カウンター状態にする”なども確認できました。

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 ゲーム内で実際に使用できるスキルがどういった内容になるのか楽しみなところですが、戦闘キャラや加護キャラとのシナジーを考えるとこれはかなり楽しみかつ、今後の育成に大きく影響を及ぼしそうなところです。

 なお、1つのパーティに設定できる“スキル写心”の枚数は1枚となっていました。

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▲強化すると、効果に加えて見た目も変化します!

 解放・強化素材などは明日から入手可能になっていく模様です。“心ノ絵スタートダッシュイベント&ビンゴミッション”も明日10月17日から開催予定です。

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画面デザインが一新! 細かいけれど気遣いに満ちた変更点が随所に【まおりゅう4周年】

 ホーム画面からして大幅に変更され、一発でリニューアルされたことがわかりますが、見た目だけではありません。いろんな部分で手触りが変わっていました。

 個人的に嬉しかったポイントを3つにわけて紹介していきます。

その1:操作の手間が全体的に減っている

 もっとも変化がわかりやすい新たなメニュー画面を見ていただきましょう。まずは、メニュー画面から開催中の期間限定イベントに一発でアクセス可能になっています。

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▲赤枠で囲んだ部分に注目。ここから期間限定イベントに一発でアクセス可能です。
 『まおりゅう』のプレイを進めていくと、開催中の期間限定イベントにアクセスする機会が非常に多くなりますが、これまでは“メニュー⇒クエスト⇒期間限定イベント”でアクセスしていたものが、“メニュー⇒期間限定イベント”と操作の手間が減っています。

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▲メイン&育成クエストはこんな感じに。こちらもデイリークエストの確認がしやすくなっていますね。
 以前のアプデで、ホームから温泉へとアクセスする手間が減りました。細かい部分ですが、操作の手間が減るのは結構うれしいポイントです。今回のアプデでは、こうした部分が随所に見られ、“手触り”が大きくアップしています。その他、操作の手間が減った部分はこんな感じ。

・レベルアップに“MAX Lv.アップ”ボタンが追加され1タップで最大レベルに
・才能解放が5段階まで一括でできる
・鍛冶場で装備と刻印符の強化項目が切り替えることなく選べるように
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 また、キャラクターの育成時に、キャラクター個別の画面からキャラクター選択画面に戻るとスクロールバーが一番上まで戻る仕様になっていましたが、アップデート後は“直前に選択したキャラクターにフォーカスする”形になっています。

 画像でわかりやすく説明すると……。

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▲[竜装顕現]ミリム・ナーヴァを強化するとします。
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▲個別の育成画面に入って、ここから戻ると……。
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▲スクロールバーが上まで戻っておらず、ミリムがいる列が画面の一番上にあることがわかります。
 4周年を迎えてキャラも増えてきたため、いちいち上までスクロールバーが戻ってきてしまうのが面倒……という方もいるかと思います。絞り込みなどを使用せずに、そのままキャラを選択していた、なんて人にとっては、小さいけれど嬉しい変更点なんじゃないかなと。

 他にも取材時には気づいていなかっただけで、さまざまな部分で“プレイのひと手間”を減らす工夫がされていそうです。

その2:3Dモデルを拡大できるように!

 キャラの育成画面では、これまでも3Dモデルを見ることができましたが、4周年のアップデート以降は、なんと! ズームしてより近くで見ることができるようになりました。

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 これまでも3Dモデルを回転して見ることはできたのですが、さらに近くに寄って見られるように……。『転スラ』のキャラクターが好きな人はもちろん、『まおりゅう』の衣装ってどうなっているんだろう? と気になっていた人にとっては、嬉しいポイントと言えるでしょう。

その3:“差し入れ”が改良された経緯が嬉しい

 今回のアップデートで、ひょっとしたら一番嬉しかったかもしれないのが、“交流”での“差し入れ”。

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 今までは渡す食べ物を1つ1つ地道に増やしていかないといけなかったのですが……。

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 好感度を1Lv.ずつ上げられるようになりました!

 この機能が実装されたこと自体も非常に嬉しい(スカウトで足りない魔晶石を交流で調達することもありますし……)のですが、実はこれ、7月に配信された公式生放送“まおりゅう開発観察日記 #21”で、MCの森遥香さんが視聴者のコメントを拾い上げ、開発陣も納得し、実装に至った機能なんです。

 生放送でピックアップされた要望がすべて叶う……というわけではもちろんないでしょうが、こういう経緯で実装に至ったこと自体が、運営側がユーザーの要望を可能な点で拾い上げているということがわかった点でも嬉しかったアップデートです。

 そんなわけで、一足先に4周年アップデート後の『まおりゅう』に触らせていただき気付いたこと、思ったことをレビューしましたが、取材時に触ることができたのは1時間程度。まだまだ気づいていない点や、確認したい点が筆者自身たくさんありますし、皆さんも「なんでここ見ないんだよ~!」ともどかしい部分もあるでしょう。

 そんな皆さんは、ぜひご自身の目で新機能“心ノ絵”や、新たなUIに進化した『まおりゅう』を体験してみてくださいね!

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▲新たな地区・ユーラザニアに行けるのも楽しみ!
 最後にスカウトのある演出にも変化が。こちらはぜひ、皆さん自身の手でスカウトして確認してみてください!

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