日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
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本記事で紹介するのは、『英雄伝説 創の軌跡』に登場するサブキャラクターの1人、エリカのセリフ。溺愛する娘に付く“悪い虫”へ露骨な殺意を向ける、彼女の名言を紹介してまいりましょう。
●エピソード「新・オーバルギア開発計画」(英雄伝説 創の軌跡)
エリカ・ラッセルはリベール王国の導力学者。《三高弟》の1人として世界的に有名な学者アルバート・ラッセルを父にもち、ツァイス中央工房(ZCF)の経営も行う才女として描かれています。『創の軌跡』では『空の軌跡 the 3rd』以来久々の再登場を果たし、《西ゼムリア技術連盟》の設立を宣言するなど、世界を動かす現役世代の1人として精力的に活動していました。
そんなエリカにはティータ・ラッセルという1人娘がおり、これを非常に溺愛しています。とは言え娘のおねだりにすべて快諾するような母ではなく、危険なことや筋の通らないことに関しては厳しい態度を見せることもあるので、分別を備えた“きちんと常識的な母親”であると言えるでしょう。
……ただ一点、“赤毛”にまつわることをのぞけば。
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『空の軌跡』で娘のティータが出会った赤毛の遊撃士アガット・クロスナー。とある事件を通してティータとの仲が深まり、周囲から“年の差カップル”として見られていることに、エリカは母として猛反発。ことあるごとにアガットへの嫌がらせを行うこととなります。
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具体的には新兵器“オーバルギア”の実験台(イケニエ)にしたり、夕飯に招待した際、部屋へたどり着くまでの道に無数のトラップを仕掛け、「“実験(しけん)”はまだまだこれからよ!」と生き生きとしていたり、殺意マシマシの描写が見て取れます。
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その描写は、『創の軌跡』でも存分に描かれました。“アガット・クロスナー専用カタパルト”で帝国からリベールまで吹っ飛ばす装置を持ち込んだというのだから、エリカは本気です。ちなみにその装置はアガット自身に運ばせたとのこと。鬼かな?
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『創の軌跡』のエピソード“新・オーバルギア開発計画”では、ティータが帝国のトールズ士官学院第II分校に残ってもいいかどうかの試験を行うことに。その際もエリカ節は絶好調で、ティータの前に人形兵器の遠隔操作で立ちはだかるものの、味方のアガットを“準備運動”と称して攻撃する始末。
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戦闘後、エリカは無事に試験を乗り越えたティータに学院への残留を認めます。すると不意打ち気味にティータから「お母さん、大好き!」と言われ、メロメロになってしまいました。
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が、その直後にティータはアガットへ抱き着き、「見ていてくださいね!」と猛烈アタック。これにはアガットもグッとくるものがあったらしく、言葉に詰まりながら「やるだけやってみな」と頭をなでながら激励して見送ります。
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そして、その様子を眺めていたエリカの放った怨念めいたセリフが、今回の名言となります。
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「やはり……赤毛は滅さねば……!」
自分に向けられたあの天使のような笑顔が、赤毛の男に向けられている――。エリカの憤怒は空気を凍てつかせ、その殺意は悪寒という形でアガットに突き刺さります。もはや見なくても気配で察してるアガットには同情の念を禁じ得ません……。
はい、というわけで今回はエリカの名言をお届けしました。12歳差ということもあって最初は妹的に接していたアガットですが、ティータの成長につれて普通のカップルっぽい距離感になってきたのが感慨深いですね(創時点でアガット28歳、ティータ16歳)。
エリカの試練(嫌がらせ)は続くでしょうが、なんだかんだ乗り越えて2人は上手くいくんだろうなぁと思っています。
余談ですが、この機会に発売中の『空の軌跡 the 1st』で、アガットとティータの出会いを改めて見てみるのもよさそうですね。現在との温度差(?)を見直すには、いい機会だと思います。
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!