KADOKAWAは、主催する“第32回電撃大賞”の受賞作品・受賞者を決定し発表しました。
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“第32回電撃大賞”受賞作品・受賞者が決定
“電撃大賞”は、KADOKAWAが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催している日本最大級の公募新人賞です。今年第32回目を迎え、応募総数3,719作品が寄せられました。約半年にわたる厳正な選考の結果、受賞作品が決定しました。
KADOKAWAでは、本大賞に入賞した作品はもちろん、惜しくも選考に漏れた作品の中からも、“電撃文庫”“メディアワークス文庫”“電撃の新文芸”などで書籍化をしており、これまで数多くの人気作品を刊行・人気作家を育んできました。
第32回の受賞作品については、来年2026年4月以降の書籍化を予定しています。
【第32回電撃大賞】受賞作品・受賞者 応募総数3,719作品
《大賞》
『新編古典心中』
著/魚里(応募時のペンネームは赤津鯉)
《金賞》
『さよならアイリスウィッチ』
著/森上サナオ
《金賞》
『歌姫を殺したい』
著/来述延
《メディアワークス文庫賞》
『雨、時々こんぺいとう』
著/柴野日向
《電撃の新文芸賞》
『かいじゅうのむすめ』
著/長月東葭
《銀賞》
『砂上メイド戦艦喫茶あぽかりぷちゅへようこそ』
著/倉田和算(応募時のペンネームは鰤田奥州)
《銀賞》
『腹黒姫様と天然竜の旅行記』
著/神代翁
《奨励賞》
『Angel Fall//Under Shaft』
著/尖崎枯樹
《奨励賞》
『悔恨食道楽紀行』
著/草森ゆき
《支倉凍砂賞》
『新編古典心中』
著/魚里(応募時のペンネームは赤津鯉)
※大賞とのダブル受賞
※名前はペンネームになります
“電撃大賞”とは
1993年、作家・イラストレーターの新人登竜門“電撃ゲーム3大賞”としてスタート、第12回(2004年度募集)より“電撃大賞”に改称されました。また第31回(2023年度募集)より小説部門(電撃小説大賞)のみ公募としております。
小説部門の“電撃小説大賞”からは多くの人気作家を輩出し、『アクセル・ワールド』(著/川原礫・第15回大賞)、『86―エイティシックス』(著/安里アサト・第―23回大賞)、『君は月夜に光り輝く』(著/佐野徹夜・第23回大賞)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(著/一条岬・第26回メディアワークス文庫賞)、『魔女に首輪は付けられない』(著/夢見夕利・第30回)などの人気作品が生まれてきました。
多くの作品が小説だけに留まらず、アニメ、コミック、実写映画、ゲーム、舞台など、さまざまなメディア展開も行っており、2024年度は『狼と香辛料』(著/支倉凍砂・第12回銀賞)のTVアニメ、『声優ラジオのウラオモテ』(著/二月公・第26回大賞)のTVアニメ、『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』(著/香坂マト・第27回金賞)のTVアニメが放送され、2025年度は『ユア・フォルマ』(著/菊石まれほ・第27回大賞)のTVアニメが放送されました。さらに今後は『姫騎士様のヒモ』(著/白金透・第28回大賞)、『レプリカだって、恋をする。』(著/榛名丼・第29回大賞)のテレビアニメ化が決定しています。