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【ヘブバン感想】5つのストーリーイベントが繋がる“やがて帝へと至る眼差し”が想像以上のアツさ! まるちゃんの成長に本気で泣いた【ヘブンバーンズレッド日記#235】

文:カワチ

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 iOS/Android/PC用ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』のプレイ日記をお届け。今回は新たなストーリーイベント“やがて帝へと至る眼差し”のプレイレポートをお届けします。

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※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

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まるちゃんが本当に格好よかった!【ヘブバン感想】


 こんにちは。ライターのカワチです。今回は11月28日より開催されたストーリーイベント特別編“やがて帝へと至る眼差し”の感想をお届けします。いやぁ~、クリアしたあとだから安心して書けますが、めっっっちゃよかった!!

 今回の特別編は5つのイベストで張られた伏線を回収していく完結編である一方、主題となることが“セラフ部隊の正体が●●●●である”(この日記を読んでいる人であれば周知の事実だと思いますが、いちおう伏せさせていただきます!)という部分なので、“プレイヤーはすでに知っているけど、キャラクターたちは知らない事実”を描くものということで、新鮮な驚きはないのかなと思っていました。

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 しかし、キャラクターたちが真実を知る過程と、そのショックを知っても乗り越えて前を向く姿の描き方が本当に素晴らしくてとても感動。大満足のシナリオでした。どのキャラクターもよかったですが、やはりメインビジュアルの中央に描かれていた丸山がマジで最高でしたね~!

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 ぜひ今すぐプレイして欲しいところですが、今回は5つのストーリーイベントが関連したもの。実際にクリアまでプレイして分かりましたが、すべてが欠けてはいけないピースでした。イベントの参加条件自体はメインストーリー第3章クリアでプレイできますが、ぜひ下記の5つのストーリーイベントをクリアしてからプレイしてみてください。

●進めちびっ子大作戦 U140
●小さき帝と穏やかな朝食
●アイリーン・レドメインの事件簿
●心優しき死神より
●追憶の花と忘却の檻

 さて、今回の“やがて帝へと至る眼差し”、公開されたPVなどからだいぶシリアスな展開になると思いましたが、むしろ中盤まではコミカルな作りでしたね。

 前半はコミカルな展開で笑わせてくれて、後半は泣ける展開で感動させるという『ヘブバン』らしいものですが、ギャグのテンポ感もよくて最高でした。やはりギャグがあってこその『ヘブバン』ですし、いろいろなキャラクターのボケとツッコミが入り乱れておもしろかったです。

■『ヘブバン』ストーリーイベント -特別編- 「やがて帝へと至る眼差し」プロモーションムービー

 個人的によかったのが、まったく自重しない緋雨です。緋雨は何気にボケの立ち回りもツッコミの立ち回りもできるオールマイティキャラだと思いますが、今回は彼女の少女漫画好きという部分が暴走していておもしろかった……。恋愛脳の頭ピンクすぎる。どうしてこうなった(笑)。

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 ストーリー全体の流れとしては、天音の様子がおかしいことに気付いた丸山が丸山部隊のほかのメンバーとともに彼女を尾行することになります。天音はアイリーンや五十鈴とひっそり会っていましたが、これをメンバーは天音を巡る三角関係だと勘違い。ドタバタ劇を繰り広げることになります。

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 天音によるアイリーン、五十鈴との会話は、読唇術ができる柳と緋雨がなにを話しているのか探りを入れますが、優秀な柳に対してうまく聴き取ることができない緋雨。慌てながら取り繕う彼女がかわいかったですね。本当に愛されキャラクターです。

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 こまかいニュアンスもよくて、“壁ドン”のことを“壁ドゥン”と表現するところなども最高でした。『ヘブバン』の世界では“壁ドゥン”が正解なのかもしれませんが、語感がよくて笑ってしまいます。

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 幼い豊後に現場を見せないように目をつぶらせるヴリティカと、そのアドバイスを素直に聞く彼女にもほっこりできました。やっぱり豊後は最高の癒やし枠ですね。

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 また、今回のイベントは5つのイベントを統括する内容だけあり、多彩な部隊が登場するのも見どころです。イベントの2日目からは31C、31E、31F、31Xのメンバーが猫魔ヶ岳の廃鉱山に出現した大量のキャンサーを討伐する任務に出かけることになります。

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 天音が恋愛のことで悩んでいると勘違いされたままなので、山脇をはじめとした31Cのメンバーも彼女を気遣うことに。おかしな空気を感じ取った天音のツッコミも笑わせてもらいました。

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 個人的に「おっ」と思ったのが31Eの部隊長である一千子と31X部隊長であるキャロルのやり取りですね。姉妹ということもあり、もっとも絆が深いであろう31Eとそれぞれの個性を大事にする31Xが認め合う感じが素敵でよかったです。そこまで大きな絡みがあったわけではないですが、逆にこういう何気ないシーンだからこそうれしかったです。

 終盤の3日目に関しては実際にプレイしてもらいたいという気持ちが強いものの、セラフ部隊の真実を知ってなにより精神的なダメージを受けていたことが柳だったこと、そして柳を支えるのが丸山だったことが本当によかった。

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 そして、柳を助ける行動が31Fはもちろん、丸山たちと同じように過酷な真実を知ってしまった五十鈴や天音、アイリーンに響いていき、彼女たちを奮い立たせるのが最高でした。

 イベントストーリーはストーリー用の固定部隊と通常部隊を選べる仕様になっていますが、今回はとくにストーリー用の部隊で没入感を高めてプレイして欲しいと思える内容でした。ぜひみなさんプレイしてください!

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