みなさんこんにちは。『オクトパストラベラー0』が面白すぎる。アプリ『オクトパストラベラー大陸の覇者』の家庭用版だと高を括っていたら、めちゃくちゃ面白いしボリュームがありすぎるしで、同時期に発売された他のすべてのゲーム(『メトロイドプライム4』とか)が遅滞している始末。先生もダッシュする年末にどえらいもんブッコンでくれたな。
三週間くらい時を駆けて年末年始でゲーム三昧したいマーヴェラスオッシーがスタッフコラム31回目をお送りします。
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このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。
今回はゲームと映画をサクッと気味で。ズートピアネタバレ注意。
主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました…も納得の速さ
タイトル:『Animal Run Relay』
プレイ状況:Steam版 ビギナーレースまでクリア
インディー親子配信でプレイ。子供って動物も好きだしバカゲーも好きだよね。ウチの子も『ゴートシミュレーター』とか『ごく普通の鹿のゲーム』とか大好きなんですわ。そんなノリを感じ取ってプレイしてみた。
様々な動物(人間含む)がバトンを繋ぐリレーゲーム……設定だけだとバカゲーな香りがプンプンするものの、プレイしてみたら意外と(失礼)しっかり作られたリレー競技監督(というのがあるのか知らんが)シミュレーターでかなり面白い!
プレイ状況:Steam版 ビギナーレースまでクリア
インディー親子配信でプレイ。子供って動物も好きだしバカゲーも好きだよね。ウチの子も『ゴートシミュレーター』とか『ごく普通の鹿のゲーム』とか大好きなんですわ。そんなノリを感じ取ってプレイしてみた。
様々な動物(人間含む)がバトンを繋ぐリレーゲーム……設定だけだとバカゲーな香りがプンプンするものの、プレイしてみたら意外と(失礼)しっかり作られたリレー競技監督(というのがあるのか知らんが)シミュレーターでかなり面白い!
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懐かしの『ハイパーオリンピック』的な連打ゲーかと思ったらまったく違った。リレーに参加する動物を選んで、各動物の走る距離を調整したら終わり。あとは見てるだけ。レース中は介入の余地無し。
じゃあゲーム性無いと思うじゃん? そんなことはないのよ。リレーに参加する動物を選ぶだけならそうなんだけど、このゲームは“各動物の担当距離が選べる”のがミソなんよね。
純粋なリレー競技というよりは、箱根駅伝に近いと思った。箱根駅伝も、区間によっては距離も違えば、坂とかのロケーションも違うじゃん? だからどの選手をどの区間に割り振るかのゲーム性が生まれるわけよ。監督の腕の見せ所。
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このゲームも同じで、加速が強くてすぐにトップスピードに乗るけどスタミナが少なくてすぐに減速する動物もいれば、スピードはほどほどだけどスタミナが維持できるから長距離を一定速度で走り切る動物もいるわけ。それを上手いことリレー順に落とし込んで、距離を調整するのがかなり面白い。
猫は早いけどスタミナ少ないから序盤に逃げ切らせて、スタミナのある人間に切り替えて中盤を乗り切って、最後はアリクイで締め、みたいなね。
1レースだけなら速いやつ並べとけばいいんだけど、このゲームは複数レースの総合ポイント制なのよ。そして一度走った動物は疲れるので、次のレースでは速度が落ちる。
疲労の回復度も動物によって違うので、最後までゴリラを温存するとか、シマウマを中継ぎにしてカバを休ませるとか、そういった戦略性がある。
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さらに、遅い動物(亀とかネズミとか)には走らせた距離に応じてボーナスポイントが付くのも良い仕組み。トラとかラクダとかの強キャラで圧倒するレースの時には、一部を亀に走らせてボーナスを稼ぐ、みたいな戦略もあり。
ただし、一位を取らないとボーナスポイントは得られない仕様で、あまりボーナス狙いで攻めすぎると2位になってボーナス無し、みたいな展開もよくある。ほんとよく出来てる。
もう一つ、レース以外のモードとして“マラソンモード”がある。キャンペーンモードみたいなもので、こっちは動物を操作できる。はじめはカタツムリから始まって、色々な動物に乗り移って距離を稼いでタイムリミットまでにチェックポイントまで到達する、懐かしのアーケードゲームスタイル。
乗り移った動物で一定期間走ると、その動物がアンロックできて、レースモードで使えるようになるので、超重要。マラソンで動物をゲットして、レースに挑戦する、というゲームサイクルになっている。
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これが楽しくて、チェックポイントを過ぎて次の区間に行くと、乗り移れる(ゲットできる)動物がどんどん速い動物になっていくわけ。最初はカタツムリでまったく進まないんだけど、これがネズミになりニワトリになり、カエルやらワニやらからのシマウマやカバといった高速キャラになっていくのは達成感もある。
同じような速度の動物も多いけど、最終的にはローテーションで使うことを考えると、フレンズ(動物)は多ければ多い方がええんですわ。
実況配信ネタで選んだゲームがかなりのアタリで大満足! ぜひいっぱい売れて、オンライン対戦モードとか実装して欲しい。世界中の猛者が、ミリ(メートル)単位のコモドドラゴンの走行距離調整とかでランキングを競って欲しいわ。
ちなみに、オオアリクイがめちゃんこ速くてビビった。MAXスピード時速50kmとかで走りやがる。そりゃ主人がオオアリクイに殺された夫人が出てきてもしゃーないな。
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ふたりはウサトモマックスハート
タイトル:映画『ズートピア2』
約束された覇権ディズニー映画『ズートピア2』を早速鑑賞。初日鑑賞は出来ずに公開週の日曜日に行ったら、一番広い劇場にも関わらずほぼ満席。入場特典ナニソレ美味しいの状態で貰えず。最近、劇場映画の集客率上がってない? 特に休日は朝から晩まで混み過ぎ。コロナ禍の時はマジで劇場に一人で貸し切り状態とかもざらにあったからね。まあ劇場で映画を観るのは素晴らしい文化なので、映画館の経営が潤うのは大歓迎。
『ズートピア』はもう10年前なのね。あまり期待しないで観に行ったら、めちゃくちゃ脚本のクオリティが高くてビビった記憶がある。序盤の何気ない一幕が伏線になっていて、終盤のどんでん返しも素晴らしかった。主人公の出自(といっても伝説の勇者とかでは無く、田舎産まれ田舎育ちってだけだけど)が謎を解くのに一役買っていたりとかも大好きな設定だった。本当に丁寧に作られた完成度の高い脚本。
そんな『ズートピア』の続編ということで、期待値はそりゃ高まる高まる。ゲームは『2』が名作になるケースが多いけど、映画は結構評価が分かれる印象。『ターミネーター2』とか『マッドマックス2』は良かった。『スターシップトゥルーパーズ2』は許されない。
で、実際の『ズートピア2』だけど、びっくりするほどユートピア、じゃないびっくりするほど正統続編だった。というかもう『1』のエンドから地続きの『2』になってる。『1』の最後で、ジュディとニックがバディ警官になってこれから活躍するぞ! となってからそのまますぐの続き。
なので登場人物も前作から継続組も多い。前作おさらいしてから行くのがオススメ。まあ、あれだけのヒット作で、さらに『2』と謳っているので、前作を観ずに本作から観る人はあまりいないだろうから、問題はなさそう。
前作の危機を乗り越えたジュディとニックのバディとしての成長を描いた『ズートピア2』。前作の最後の方は息もピッタリだったけど、今作では空回りしている感じ。
挙げ句、色々とやらかして、バディの問題解決セラピーに行かされることに。このセラピー参加者の面子がとにかくヤバくて、ジュディとニックが「やべえところきちまった……」って目線で会話しているのが最高だった。ココナッツ。
今作は、蛇のキャラが重要な役どころ。というか気づかなかったけど、ズートピアって爬虫類いなかったのね。『ビースターズ』が割と爬虫類が重要だったから、てっきりいると思って気づかなかったわ。とはいえ、世界観的に爬虫類が存在しないというわけではなく、とある理由から爬虫類が追放された……という背景が今作で明かされる。
やっぱり蛇って悪役なイメージあるじゃん。キリスト教圏だと特に、聖書でイヴを騙して堕落させた張本人だから、悪役にしがちだよね。ただズートピアは善悪逆転で驚かせる展開が多いから、本作の蛇はいいヤツだと最初から思ってた。
逆に害のないイメージのキャラは怪しいのよ。なので、今作もいいヤツムーブのやつは疑ってたけど……まぁ、それは観てのお楽しみってことで。そこでか! という驚きはあった。
ということで、今回もちゃんと伏線あり、どんでん返しありと、丁寧に作られた作品で満足。ただ、インパクト的には、前作の“子供向けの映画と見せかけて骨太サスペンス展開”というギャップに比べると、今作は最初からその路線で来るかと思っていたので若干薄かったかも。
いやそんなことより、ジュディとニックのバディの行く末が気になりますわ。というのも、今回はド頭からバディ組んだ後の話だからさ。結構イチャイチャするわけ。オマケにジュディの家族も「早く結婚して孫の顔見せろ」ムーブしてくる。さすがウサギは繁殖力高いPLAYBOYのイメージアニマルなだけありますわ。
劇中でも「お、これラブなの? ライクなの??」という演出が出てくる。ぶっちゃけ愛の告白的なこと言うからね。ただそれの答えが……「ふたりはウサトモ」だからさ。ラブなのかいライクなのかい、どっちなんだい!
エンドロール後にしっかり続編匂わせもあったし、今後の二人の関係性が気になって夜しか眠れない。まあでも『1』→『2』がほぼ10年なこと考えると、答え合わせ10年後か……もっとペース上げて欲しいわな。
そういえば、日本語吹替版で観たんだけど、いつもはヘイトしか溜めない芸能人・タレント声優が上手くて良かった。というか、最近は芸能人声優のレベルが高くなっていると思う。
さすがにプロの声優さんと比較すると芸能人枠だって分かっちゃうけど、それでも昔みたいに「これは聞くに耐えない……」というのはほぼ無かった。テーマ曲も良かった!
約束された覇権ディズニー映画『ズートピア2』を早速鑑賞。初日鑑賞は出来ずに公開週の日曜日に行ったら、一番広い劇場にも関わらずほぼ満席。入場特典ナニソレ美味しいの状態で貰えず。最近、劇場映画の集客率上がってない? 特に休日は朝から晩まで混み過ぎ。コロナ禍の時はマジで劇場に一人で貸し切り状態とかもざらにあったからね。まあ劇場で映画を観るのは素晴らしい文化なので、映画館の経営が潤うのは大歓迎。
『ズートピア』はもう10年前なのね。あまり期待しないで観に行ったら、めちゃくちゃ脚本のクオリティが高くてビビった記憶がある。序盤の何気ない一幕が伏線になっていて、終盤のどんでん返しも素晴らしかった。主人公の出自(といっても伝説の勇者とかでは無く、田舎産まれ田舎育ちってだけだけど)が謎を解くのに一役買っていたりとかも大好きな設定だった。本当に丁寧に作られた完成度の高い脚本。
そんな『ズートピア』の続編ということで、期待値はそりゃ高まる高まる。ゲームは『2』が名作になるケースが多いけど、映画は結構評価が分かれる印象。『ターミネーター2』とか『マッドマックス2』は良かった。『スターシップトゥルーパーズ2』は許されない。
で、実際の『ズートピア2』だけど、びっくりするほどユートピア、じゃないびっくりするほど正統続編だった。というかもう『1』のエンドから地続きの『2』になってる。『1』の最後で、ジュディとニックがバディ警官になってこれから活躍するぞ! となってからそのまますぐの続き。
なので登場人物も前作から継続組も多い。前作おさらいしてから行くのがオススメ。まあ、あれだけのヒット作で、さらに『2』と謳っているので、前作を観ずに本作から観る人はあまりいないだろうから、問題はなさそう。
前作の危機を乗り越えたジュディとニックのバディとしての成長を描いた『ズートピア2』。前作の最後の方は息もピッタリだったけど、今作では空回りしている感じ。
挙げ句、色々とやらかして、バディの問題解決セラピーに行かされることに。このセラピー参加者の面子がとにかくヤバくて、ジュディとニックが「やべえところきちまった……」って目線で会話しているのが最高だった。ココナッツ。
今作は、蛇のキャラが重要な役どころ。というか気づかなかったけど、ズートピアって爬虫類いなかったのね。『ビースターズ』が割と爬虫類が重要だったから、てっきりいると思って気づかなかったわ。とはいえ、世界観的に爬虫類が存在しないというわけではなく、とある理由から爬虫類が追放された……という背景が今作で明かされる。
やっぱり蛇って悪役なイメージあるじゃん。キリスト教圏だと特に、聖書でイヴを騙して堕落させた張本人だから、悪役にしがちだよね。ただズートピアは善悪逆転で驚かせる展開が多いから、本作の蛇はいいヤツだと最初から思ってた。
逆に害のないイメージのキャラは怪しいのよ。なので、今作もいいヤツムーブのやつは疑ってたけど……まぁ、それは観てのお楽しみってことで。そこでか! という驚きはあった。
ということで、今回もちゃんと伏線あり、どんでん返しありと、丁寧に作られた作品で満足。ただ、インパクト的には、前作の“子供向けの映画と見せかけて骨太サスペンス展開”というギャップに比べると、今作は最初からその路線で来るかと思っていたので若干薄かったかも。
いやそんなことより、ジュディとニックのバディの行く末が気になりますわ。というのも、今回はド頭からバディ組んだ後の話だからさ。結構イチャイチャするわけ。オマケにジュディの家族も「早く結婚して孫の顔見せろ」ムーブしてくる。さすがウサギは繁殖力高いPLAYBOYのイメージアニマルなだけありますわ。
劇中でも「お、これラブなの? ライクなの??」という演出が出てくる。ぶっちゃけ愛の告白的なこと言うからね。ただそれの答えが……「ふたりはウサトモ」だからさ。ラブなのかいライクなのかい、どっちなんだい!
エンドロール後にしっかり続編匂わせもあったし、今後の二人の関係性が気になって夜しか眠れない。まあでも『1』→『2』がほぼ10年なこと考えると、答え合わせ10年後か……もっとペース上げて欲しいわな。
そういえば、日本語吹替版で観たんだけど、いつもはヘイトしか溜めない芸能人・タレント声優が上手くて良かった。というか、最近は芸能人声優のレベルが高くなっていると思う。
さすがにプロの声優さんと比較すると芸能人枠だって分かっちゃうけど、それでも昔みたいに「これは聞くに耐えない……」というのはほぼ無かった。テーマ曲も良かった!
「
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) December 10, 2025
ヘビは絶対誰も襲わないよ
」
突如現れたヘビ🐍ゲイリーの目的は
家族のため日誌に隠された
《秘密》を解き明かすこと──📗❓
ゲイリーが追う秘密の真相は…
劇場でチェック🍳
『#ズートピア2』大ヒット上映中🐰🦊 pic.twitter.com/IuFfHeOlUW