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『原神』『鳴潮』の長時間プレイも安心。『REDMAGIC 11 Pro』は世界初水冷機能搭載のハイスペックゲーミングスマホ【開封レビュー&感想】

文:Ak

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 1月16日に日本発売となるNubiaのゲーミングスマホ『REDMAGIC』シリーズ最新作『REDMAGIC 11 Pro』の先行レビュー記事をお届けします。

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開封&外観:フラットなデザインが美しい最新ゲーミングスマホ!【REDMAGICレビュー】


 『REDMAGIC 11 Pro』は、高性能CPUに加えて7500mAhバッテリー、さらに世界初となる水冷機能まで搭載した最新のゲーミングスマホ。

 筆者は2世代前の『REDMAGIC 9 Pro』を触ったことがありますが、その時点でもゲーミングスマホとして最高峰の性能&ハイセンスなデザインで、ハード面でもソフト面でも好印象でした。

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 以前に触ったときはシルバーに光輝いたデザインでしたが、『REDMAGIC 11 Pro』はシックな黒のデザインに。手触りもいいので、箱もきれいに保存しておきたくなりますね。

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 内容物はシンプルで、スッキリとした梱包。保護フィルムが初期から貼ってあるのも地味にうれしいです。

■内容物
・REDMAGIC 11 Pro本体
・ユーザーマニュアル
・SIMピン
・保護フィルム(初期貼り済み)
・保護ケース
・80W高速充電器(Type-C)
・C to C充電ケーブル

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 そして何より、カメラの凹凸をなくした完全フラットのデザインが美しい! 真ん中の機械っぽい円とかさりげない英単語の配置とか、なんだかバージョンを経るごとに、ますます男の子の心に刺さるデザインになっている気がします(笑)。

 手触りのよさも最高で、レンズの突起がないおかげで持ったときの感触がしっくりくる!

 今回のレビューでは本体色はシルバーでしたが、ほかにブラックや黒スケルトンもある模様。どれもメカニカルな雰囲気でカッコいいので、どの色を選ぶか迷いますね。

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 下部にはUSB-C端子、さらに上部にはしっかりイヤホンジャックも搭載。しかもイヤホンジャックありなのに、防水性能もIPX8対応(水面下で使用できるレベル)と最上級です。

 ゲーミングデバイスで音にもこだわりたい場合は有線で使いたい人も多いと思うので、イヤホンジャックはありがたいですね。

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 また最大の特徴ともいえるのが世界初となる水冷システム。ゲーミングPCなどに搭載されている、冷却液を内蔵して一気に熱を吸収するシステムですね。従来はスマホに組み込むものではないですが……なんと『REDMAGIC 11 Pro』では業界初となる本物の水冷システムを搭載。

 水冷システムといえば液漏れのリスクもあるものですが、『REDMAGIC 11 Pro』では根本的な設計からそこに配慮しており、万が一ショートした場合などでも液漏れの心配はなくなっています。

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 背面のデザインも液体が流れているって感じがしてカッコいい!

 なお、水冷システムに加えて従来より性能の上がった高速冷却ファンも内蔵しているので、合わせて最高峰の冷却性能を発揮できます。 

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 専用の保護ケースも同梱されています。ケースには多少凸凹があるため、手にフィットする感じ。ケースなしのフラットなデザインとメカニカルな手触りも捨てがたいですが、ケースありだと滑りにくくなるので安心です。

 保護ケースはかなりキッチリとハマるので、着脱時は変に力を入れて本体を傷つけないか要注意!

ゲームプレイ:多彩な機能はグラフィック面だけでなくゲームプレイでも役立つ!【REDMAGICレビュー】


 『REDMAGIC』といえば、ボタンひとつで通常画面と切り替えられる“REDMAGICゲームスペース(ゲーミングモード)”がお馴染み。

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 側面の赤いボタンをスライドするだけでいつでも切り替えできます。

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 こちらが“REDMAGICゲームスペース”のホーム画面。登録したゲームのアイコンやゲーミング関連の設定のみのシンプルな画面になっているので、ゲームプレイが快適に行えるのが特徴です。

 ホーム画面の編集も可能で、自分だけのゲーミングスペースを作れるのが魅力的です。ちなみにホーム画面の画像はデフォルトのものも用意されていますが、自分で撮影したスクショを設定することも可能。

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 スクリーンのタッチ感覚やCPU&GPU周波数も調整可能。エッジ部分(画面下左右)のタッチ操作の判定を鈍くすることで誤タッチを防止できる機能など、とにかくかゆい部分に手が届きます。

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 ゲームプレイ中は、タッチパネル左右の斜め上あたりをスライドさせることで各種ゲーミング設定が可能です。便利機能などは大体ここで設定できるので、迷ったら利用してみましょう。

 比較的高負荷の設定が可能なゲームである『原神』『鳴潮』をプレイしてみましたが、冷却ファンをオフにした状態ではゲーム内の最高設定にしても少し熱を持つていど。冷却ファンをオンにすればほぼ熱を感じないくらいでしたが、静音を重視して冷却ファンをオフにしても問題なさそうです。

 ただしスマホ側でGPU設定などをいじると熱を感じるようにはなるので、最高峰の環境でプレイしたい場合は冷却ファンも起動させたほうがいいでしょう。

 下記で、注目の機能について紹介します。

ショルダートリガー

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 ゲームプレイで最も分かりやすく恩恵を感じやすい機能が、この“ショルダートリガー”。スマホ本体の左右上部のトリガーに操作を割り振ると、コントローラーのLRボタンと同様の感覚で操作できるようになります。

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 左右のショルダートリガーに、画面内のどこをタッチするかを割り振ることが可能で、FPSやアクションゲームなどの操作が非常に快適に!

 コントローラー非対応のゲームであってもコントローラー使用時と同様の感覚で遊べるのがありがたいですね。なお、縦持ちのゲームなど一部はショルダートリガーに非対応の場合もあるようです。

 基本的にはFPSやアクションゲームで役立ちそうですが、『Fate/Grand Order』などテキストの多いゲームを画面にタッチすることなく読み進めるようになるのも便利ですね。

フレーム補間&アップスケーリング機能


 グラフィック面では、高解像度に拡張することができる“アップスケーリング機能”の恩恵が大きいです。フレーム補間(ゲームのなめらかさを向上させる機能)と組み合わせることで、最大120FPS&最大2Kの高解像度を実現できます。

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 現状、下記のタイトルがフレーム補間&アップスケーリング機能に対応しています。今後も続々と対応するタイトルは増えていく予定とのことです。

■フレーム補間&アップスケーリング機能に対応したタイトル
・『原神』
・『崩壊:スターレイル』
・『崩壊3rd』
・『COD Mobile』
・『ゼンレスゾーンゼロ』
・『鳴潮』
・『Arena Breakout』
・『リーグ‧オブ‧レジェンド:ワイルドリフト』
・『パニシング:グレイレイヴン』
・『モバイル·レジェンド: Bang Bang』
・『勝利の⼥神:NIKKE』
・『World of Tanks Blitz』
・『Eggy Party』
※ゲームごとにフレーム補間やアップスケーリング機能の対応状況が異なります

AIアシスタント


 『REDMAGIC』独自の大規模言語モデルを搭載した“AIアシスタント”が、ゲームプレイをサポートしてくれる機能。会話式のAIではありますが、ゲームプレイ中にそのまま左側から引き出して、質問できるのが便利です。

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 試しに『原神』の攻略情報を聞いてみましたが、おすすめキャラやおすすめ武器などのザックリとした情報のほか、特定のキャラクターと相性のいいキャラクターなど幅広い攻略情報を教えてくれました。

 もちろん情報が正確かは不透明な部分はありますが、うっかりボスの弱点属性などを忘れた際に、別の端末を併用せずにすぐに調べものができるのが便利です。

カメラ機能やREDMAGICオリジナルキャラクターなどゲーム以外も多機能!【REDMAGICレビュー】


 5,000万画素のデュアルカメラとNEOVISION画像処理システムを搭載しており、普段カメラをよく使う人も快適。

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 メインカメラには、OV50EセンサーとOIS(光学式手ブレ補正)に加え、フレア低減機能を搭載。色鮮やかでブレの少ない映像が、誰でも簡単に撮影できます。

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 REDMAGICオリジナルキャラクターの“Mora”とのおしゃべりや着せ替えも楽しめます。設定をオンにするとホーム画面にも表示可能。

 さらに“Moraチャット”では『REDMAGIC』に関することを聞くことができます。多機能な製品なので、ここで細かい設定方法などを聞くといいでしょう。

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 圧倒的な冷却機能と、ゲームを手助けする多彩な機能を搭載している最新ゲーミングスマホ『REDMAGIC 11 Pro』。とくに高負荷な3Dアクションゲームなどをよくプレイする人には最適な機能が多数実装されているので、ぜひ購入して快適なゲームライフを!

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