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【NGS ver.2】今こそ全知を掴む時! ルイノ・ルーサー実装を記念し、アークスに愛されたルーサーの歴史を振り返る

文:電撃オンライン

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 セガのオンラインRPG『PSO2 ニュージェネシス ver.2』は、12月17日のアップデートで期間限定緊急クエスト“現れる創られし覇者【敗者】”を配信します。

 出現するDF級ルーイナス“ルイノ・ルーサー”のもとになったのは、『PSO2』の人気ボスエネミー“ダークファルス・ルーサー”。その“ダークファルス・ルーサー”を振り返りつつ、“ルイノ・ルーサー”について掘り下げていきます。

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※本記事はセガの提供でお送りします。

“ダークファルス・ルーサー”が『PSO』25周年記念のボスエネミーとして『NGS』に登場!【PSO2 ニュージェネシス ver.2】

時間操作能力を持つダークファルス


 ルーイナス種は、『PSO2』のエネミーを模倣して創られたという設定は『NGS』のプレイヤーなら知ってのとおり。そして“ルイノ・ルーサー”は、『PSO2』の大型ボスエネミーだった“ダークファルス・ルーサー”がもとになっています。“ダークファルス・ルーサー”は、2014年5月7日に緊急クエスト“現れる偽りの覇者【敗者】”で初登場。とても人気のあるボスエネミーでした。

 有翼系ダーカーを眷属に従えたダークファルスで、知識欲を持った人物を依代にしていたことから、外見は知識の象徴であるフクロウがモチーフ。また、時間操作の能力を持っているため、胴体には時計がデザインされています。

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 “ダークファルス・ルーサー”は、その時間操作を駆使して攻撃するのが特徴。通常・加速・減速の3モードと瞬間移動でトリッキーな攻撃を仕掛けてきます。時間の要素はBGMにも取り入れられていて、モード変更に合わせて曲調が変化。鳩の鳴き声のような音、カチカチと刻む時計の音、大技発動時の鐘の音などもあり、ボスの動きとの相乗効果で印象深いものになっていました。

 何よりプレイヤーの心をつかんだのは、“ダークファルス・ルーサー”のボイスです。
「無意味だ無駄だ愚かしい。滅びろ消えろ宇宙のゴミが!」「深淵と崩壊の先に全知へ至る道がある。我が名はルーサー、全知そのものだ!」といった個性的なセリフ回しは、今でも記憶しているプレイヤーは多いでしょう。

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▲時間停止からのフィールド全体に無数の剣が降り注ぐ攻撃は、初見では全滅した人もいるはず。

 なお、2018年4月11日実装の緊急クエスト“異界に甦りし全知への渇望”では、オメガファルス・ルーサーが実装されました。ダークファルス・ルーサーから弱点属性が変更されたり、HPが大幅に上昇したりと、かなりパワーアップしての登場となりました。弱点を露出させるための状態異常がミラージュからポイズンに変更されたりと、攻略方法も変化していました。

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人気を支えたもう1人のルーサー


 『PSO2』のストーリーでは、ルーサー(CV:櫻井孝宏さん)という重要キャラクターが登場します。アークスを裏で支配する人物で、宇宙の始まりから終わりまでの記憶を持つ全知存在(アカシックレコード)を手中に入れようと画策。じつは彼こそが“ダークファルス・ルーサー”の依代であり、ストーリーEP2でアークスが倒すべき最大の敵でした。

 わかりやすく言うと、イケメンの知的悪役といったポジションですが、単純にそれが人気だったわけではないのが面白いところ。ルーサーが狙っていた全知存在は、自身をシオンと名乗る女性の姿をした精神体。シオンは原初の宇宙で生まれた惑星の意思ですが、傍から見ると女性を執拗に狙うストーカーといった構図になっていました。

 また、ダークファルスとしての名前が【敗者】、敗北後はダークファルス【双子】に馬鹿にされて何度も蹴られた挙句、体ごと喰われるという滑稽さが多くのプレイヤーにウケました。

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レトロとステラの思い出話


 電撃PlayStation、そして電撃オンラインにて『ファンタシースター』シリーズの記事を担当しているレトロとステラが、ルーサーについての思い出を語ります。

ステラ
ルーサーと言えば、『PSO2』のキャラクター総選挙の男性部門でダントツの一番人気。プレイヤーの性別を問わず、多くの愛されたキャラクターです。

レトロ
プレイヤーの間では“全知さん”とか“アークスの玩具”って呼ばれてたよね。

ステラ
前者は「僕自身が全知になればいい」、後者は「壊れた玩具に用はない」というルーサー自身のセリフが発端だと思います。

レトロ
ニコニコ動画の『PSO2』動画でも、ルーサーが出るたびにセリフがコメントに書かれていたなあ。

ステラ
アークス広報隊のなすなかにしさんも、たびたび「アークス風情が!」ってネタにしてましたね。

レトロ
ロビアクの“305「【敗者】ポーズ」”が生まれたり、ミュージックディスクのミニドラマやしまむらコラボの店内アナウンスも面白かった。

ステラ
EP2の滑稽な描写は開発チームの狙いどおりだと思いますが、その後はプレイヤー人気が後押しになったんじゃないでしょうか。

レトロ
全体的にネタキャラという印象だけど、ボスエネミーとしてはどうなんだろう?

ステラ
時計の部位破壊の方法が広まるまではクエスト失敗になることも多かったですし、やり応えがあったと思います。

レトロ
最初に戦ったときはHPが多いなって印象が強かった。

ステラ
たぶん、二の腕の部位破壊を狙った影響ですね。じつはあの小手、“ダークファルス・ルーサー”本体とはHPが別扱いで、再生時に小手のHPが全回復しちゃうんです。

レトロ
なるほど。時計の属性ダウン確率がどんどん下がっていったり、部位破壊に手間取るほど失敗しやすくなるボスだったわけか。

ステラ
『NGS』のルイノ・ルーサーでは、いったいどんな風に変わっているのか気になりますね。

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▲シリアスなシーンですが、女性の後ろで踊るような構図が某TV番組のモノマネに似ていると話題になりました。
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▲EP5では宇宙の記憶から生成されたルーサーが登場。引き続き重要なキャラクターとしてストーリーに関わっています。

ルイノ・ルーサーの実力はいかに!?


 “ルイノ・ルーサー”は『PSO』25周年を記念した特別なボスで、“ダークファルス・ルーサー”の攻撃に加えて、『PSO』のボスをモチーフにしたアクションが追加されています。具体的には『PSO EP1』のダークファルスからは、“ダーバント”、“ラフォイエ”、“天罰”。『PSO EP2』のオルガ・フロウからは、“充填レーザー”をモチーフにした攻撃です。

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 また、“ダークファルス・ルーサー”が使っていた攻撃の一部に“時間逆行モード”が加わります。こちらは、通常モーションの後に、逆再生するようなアクションです。なお、追加アクションはこのほかにもあるとのこと。かつて『PSO2』で戦ったことがある敵だと油断してかかると、痛い目に合うかもしれません。

 さらに、過去のルーイナス種とは異なり、“ルイノ・ルーサー”には戦闘ボイスがあります。印象的なボイスというだけでなく、敵の攻撃を察知するための手段でもあるので聞き逃さないようにしましょう。

 細かな部分では『NGS』の仕様に合わせて変更が加わっています。例えば頭部のヘッドショット判定がなくなり、腹部の時計が風属性ダウンに加えて物理ダウンでも開くようになりました。

 そのほかにも、小手へのダメージが本体と共通になるなど、攻略手順の幅が広がって戦いやすく調整されているようです。

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 ちなみに、期間限定緊急クエスト“現れる創られし覇者【敗者】”でドロップするレアリティ★14武器“アルセ”シリーズは、『PSO』に登場した武器がもとになっています。

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▲アルセ・ダークフロウ(★14大剣)。
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▲アルセ・ゼロディバイド(★14鋼拳)。
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▲アルセ・ヘブンストライカー(★14長銃)。
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▲アルセ・ダークメテオ(★14強弓)。
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▲アルセ・ダークブリッジ(★14長杖)。
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▲アルセ・ハート・オブ・ポウム(★14魔装脚)。

新規・復帰者向けキャンペーンも開催中


 『NGS』では新規・復帰者向けに手厚いキャンペーンが実施されています。Lv.80まで経験値300%アップや段階に応じて強力な装備が入手できるため、現役プレイヤーに追いつきやすい環境になっています。それに加えて、12月3日から開催中の“超・創世祭’25”イベントでは、無料SGスクラッチや無料ACスクラッチでファッションアイテムや強化アイテムなども入手可能。

 今回の記事で紹介した“ルイノ・ルーサー”は、2月4日までの期間限定緊急クエストで登場するので、この機会に『NGS』をプレイしてみましょう。

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