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10周年を迎えたお城EXPOで楽しくお城巡り! 大河ドラマゆかりの城や戦国武将の展示、趣向を凝らした素敵なグッズ、さらにメタバース体験もご紹介!【お城EXPO 2025】

文:電撃オンライン

公開日時:

 12月20日(土)、21日(日)にパシフィコ横浜ノースにて“お城EXPO 2025”が開催されました。全国津々浦々から出展したお城や関連企業の中から、電撃オンラインスタッフが気になったブースのレポートをお届けします!

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 今年は十周年の文字とお城に後光がデザインされていました!  気持ちが昂ったところでいざ入城!

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 さっそく姫路市キャラクターで姫路ふるさと大使の『しろまるひめ』に出会いました。 姫路城のようなまっ白な美肌と愛らしい表情がかわいいですね♪ どんどんブースを回っていきましょう!

(一社)沼田市観光協会(沼田城)【お城EXPO 2025】


 沼田市観光協会(沼田城)ブースでは、沼田城を始めとした”沼田氏”ゆかりの御城印やオリジナリティ溢れるグッズが販売されていました。沼田は真田氏だけではない!

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 そして、沼田城PR大使のおちょぼさんが沼田と上州真田武将隊 姫華衆KAZANEのPR活動をされていました。

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 沼田城址音声案内サイン付きチェキは種類がたくさんありました。推しの案内で観光している気分になれますね。

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 午年御城印の図案は、2枚で1つの絵柄になるように作られているのだとか! 騎馬の武将絵がカッコいいですね。

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小田原城・石垣山城・北条五代推進協議会【お城EXPO 2025】


 小田原城・石垣山城・北条五代推進協議会ブースでは、大河ドラマ化へのPR活動やお城の瓦の展示が行なわれていました。また、北条家ゆかりの人物のステッカーが入ったカプセルトイも。

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 お城の瓦を持ってみました! 重いとは思っていましたが、それ以上に重く、硬質な手触りでした。瓦にデザインされた葵の御紋のヒミツは、小田原城が上洛する将軍の宿所だったからだそうです。

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 北条五代キャラステッカーは全20種類。名だたる北条家の人々の中に風魔小太郎がいるのが面白いですね。

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岡山城~宇喜多家大河ドラマ目指して~【お城EXPO 2025】



 岡山城~宇喜多家大河ドラマ目指して~ブースでは、大河ドラマ化の署名活動や岡山城などのお城トークショーが催されていました。

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 「お城トーク!岡山城石垣めぐり」の解説では、鏡石という高さ約4m×横3mの巨石を紹介。また、昭和9年に発生した室戸台風による洪水の被害なども説明されていました。

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 こちらでは宇喜多秀家の兜を間近に見ることができました。月形前立の大きさや存在感に驚きますね!

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戦国のメインステージ岐阜【お城EXPO 2025】


 戦国のメインステージ岐阜ブースでは、山城のジオラマをメインに岐阜エリアのお城や活躍した戦国武将の展示がされていました。他のブースとコラボしたスタンプラリーがありましたよ。

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 こちらは岐阜城のジオラマ。金華山の勾配や積み上げられた石垣がとてもリアルです。他にも菩提山城、大桑城のジオラマも展示されていました。

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 大鎧姿がカッコいいですね! ポーズもとっていただきました。近くでじっくりと着用中の鎧を見られるのはお城EXPOの良さですね。

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 戦国武将ARの展示では、QRコードを読み込むと織田信長と竹名半兵衛が飛び出して、それぞれ自己紹介をしてくれました!

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豊臣秀長ゆかりの城(郡山城、高取城、宇陀松山城)【お城EXPO 2025】


 豊臣秀長ゆかりの城(郡山城、高取城、宇陀松山城)ブースでは、豊臣秀吉の弟・秀長が治めた奈良についての展示がされていました。

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 2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公は豊臣秀長。大和国・紀伊国・和泉国を合わせた100万石の領主として郡山城の城主となり、お城や城下町の整備をしたそうですよ。

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 よく見る豊臣秀長像の絵は秀長の菩提寺である春岳院にあります。秀長の時代にはすでに古刹であったお寺で弔われている様子は、古都奈良の歴史の長さを感じますね。

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あいちの歴史観光推進協議会【お城EXPO 2025】


 あいちの歴史観光推進協議会ブースは、信長・秀吉・家康ゆかりの各地域が集まったとても大きなブースでした!  岡崎城、沓掛城、長篠城跡・古宮城跡、犬山城、勝幡城、小牧山城などたくさんのお城に関する展示やグッズの販売が行われていました。

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 国宝犬山城がある犬山市のマスコットキャラクター『わん丸君』のぬいぐるみがサンタのコスチュームでお出迎え。横幕の犬山城がデザインされたクリアファイルの配布がありました。

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 寅童子とは、「家康公は鳳来寺に祀られていた神像寅童子の化身である」という逸話から作られた寅の起き上がりこぼしだそうです。表情豊かでかわいいですね。鳳来山東照宮は新城市にあります。

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 愛知県稲沢市のマスコットキャラクター『いなッピー』が信長公に扮してPR活動をされていました。 普段は愛らしい表情ですが、今日は凛々しさ抜群です!

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 小牧山城ブースには武将の花押印のグッズがありました。なかなか見かけないグッズですね。お隣にある箔押し御城印帳もカッコいいです。

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 名古屋市ブースでは、草履めくりゲームという神経衰弱のような斬新なゲームが行われていました。草履をめくって信長・家康・秀吉・秀長が出れば大成功!

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滋賀長浜市 秀吉・秀長兄弟ゆかりの地【お城EXPO 2025】


 滋賀長浜市 秀吉・秀長兄弟ゆかりの地ブースでは、豊臣兄弟が治めた北近江で開催される博覧会のPRと秀吉の甲冑の展示が行われていました。

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 1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』の劇中で使用された「一の谷馬蘭後立付兜」が展示されていました。馬蘭とは菖蒲の一種。武道や軍事、武勇などを重んじ、尊ぶことを意味する”尚武”に通じる縁起物だったそうですよ。

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 NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送にあわせて、
北近江豊臣博覧会が令和8年2/1から約1年かけて開催されます。戦場を駆け巡る若き秀吉を支えた秀長の活躍を知ることができそうですね。

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国宝 彦根城・佐和山城【お城EXPO 2025】


 国宝 彦根城・佐和山城ブースでは、大人気マスコットのひこにゃんのグッズや彦根の伝統工芸品の展示、彦根城をモチーフにしたゲームがありました。

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 ひこにゃんのとなりにいるのは『わるにゃんこ将軍』です。ひこにゃんになりすまして人々を困らせる悪いマスコットなんです! でも、悪い顔がかわいい!

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 城攻めカロム(カロムとはビリヤードやおはじきに似たゲーム)で彦根城を攻略しよう! 3球の手玉を用いて、本丸や曲輪に見立てた小玉をゴールに入れるとクリア。制限時間が1分と短いので知略も大事だけど、思い切りも大事そう!?

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 こちらでは伝匠彦根甲冑「井伊直孝所用型」という赤備えの甲冑が展示されていました。彦根商工会議所と彦根仏壇事業協同組合の共同開発だそうです。ひとつひとつの部品を丁寧に作られているのが伝わる重厚感ですね。

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国宝松江城「松江は武者のまち!」【お城EXPO 2025】


 国宝松江城「松江は武者のまち!」ブースでは、松江城にちなんだお城講座や書籍を中心としたグッズの販売がありました。

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 こちらは松江城の石垣の写真を使ったパズル。104ピースですが、石垣がパズルになると、上下左右がわからない難攻不落なパズルに早変わり! 四隅のピースから四方に回り込むのが攻略方法でしょうか!?

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 お隣では、松江城と城下町を天下一やさしく説明する講座が始まっていました。松江城を中心に丑寅(北東)の方角に鬼門封じとして建立されたのが千手院だそう。たくさんのお客さんが武者姿の講師のお話に聞き入っていました。

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戦国合戦メタバース×FORTNITE【お城EXPO 2025】


 戦国合戦メタバース×FORTNITEブースでは、FORTNITEで長篠の戦いを再現したメタバース空間を体験する展示がされていました。

長篠の戦い -The 1575 Battle of Nagashino -の情報はこちら

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 この戦国合戦メタバースは教育目的で作られていて、長篠の戦いを忠実にリアルスケールで再現しているとのこと。織田・徳川連合軍と武田軍の両軍合わせて5万にのぼる兵が登場します。

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 マップの上空から見ると、川を挟んで布陣した各陣営の位置関係がわかりやすいですね。さらにプレイヤーのキャラを動かすと、土地の起伏を視覚で捉えることができます。

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 画面の奥の奥まで兵が配置されていて、どこまでも武田の赤備えが見えています。リアルスケールのマップならではの没入感を感じました!

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『城郭合体オシロボッツ』【お城EXPO 2025】


 お城の魂とお城を愛する人たち、そして少年少女の純粋な心が一つになったとき、お城は真の姿を現します! 『城郭合体オシロボッツ』ブースでは、オシロボットのグッズの販売やカードの配布が行われていました。

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 ずらっと並んだアクリルスタンドのオシロボットたち。お城やゆかりの武将をモチーフにした勇壮な姿はどれもカッコイイですね。

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 会場内にはオシロボットカードの配布お城ブースがたくさんありました。推しのお城がロボットに……子どもだけでなく、大人もワクワクしちゃいます!

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 現在参城しているお城は近畿・中国地方が中心のようですね。お城は全国にまだまだたくさんあります。今後の参城に注目していきましょう!

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駿府城とホビーのまち 静岡【お城EXPO 2025】


 駿府城とホビーのまち 静岡ブースでは、ホビーのまちならではのお城の模型や工芸品などが展示してありました。また、富士山をバックにした駿府城天守を絵柄にしたミニ行灯や現物を忠実に再現したミニ駿府城メタル鯱、様々なデザインの御城印などが売られていましたよ。

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 駿府城といえば徳川家康ですよね。桶狭間の戦いで着用したというゆかりの金陀美具足の甲冑(レプリカ)が展示してありました。いつ見ても金色の甲冑に驚きを隠せないですが、当時の人も同じ気持ちだったんでしょうか?

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 こちらは150分の1サイズの駿府城天守の模型です。唐破風やシャチホコ、壁や屋根の細かい飾りまでとても精緻に再現してありました。そして、模型が大きい! 150分の1でも幅50cmぐらいありました。さらに、同じ縮尺で名古屋城と江戸城の模型の展示もありましたよ。いずれも徳川家康が手掛けたお城ですが、比較してみると大きさや天守の構造の違いがわかり、おもしろかったです!

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 最後の将軍徳川慶喜公が静岡で共に暮らした愛猫をモチーフにした工芸品が展示してありました。こちらの箸置きは、慶喜公自身が撮影した写真をもとに作られているそうですよ。

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戦国の始まりと終わりを知る地 韮山城【お城EXPO 2025】


 戦国の始まりと終わりを知る地 韮山城ブースでは、落ちない城として受験生に嬉しい絵馬の販売や豊臣軍が韮山城攻めのために作った付城の解説がありました。

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 追越山付城跡と太閤陣場付城跡のような付城は敵の前線基地であり、解説を読むと想像以上に韮山城の近くに作られていたことがわかります。そのような中で100日間も籠城に耐えた北条氏規らはすごいですね!

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 と、ここまでいろいろなお城を巡ってきました! どのブースもおらが町のお城愛に溢れていて、お城や戦国武将が大好きなお客さんと笑顔でお話しているのがとても印象的でした。

 2026年の大河ドラマの舞台は、戦国時代のど真ん中。お城EXPO界隈が活気に満ちた1年になるのではと想像しています。この機会にいろいろなお城に足を延ばしてみたり、SNSやゲームを楽しんだりしながら、次回のお城EXPOを楽しみに待ちましょう♪

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