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コミケ以外の同人誌即売会を“××版コミケ”などと呼ばないで。コミックマーケット公式から注意喚起

文:電撃オンライン

公開日時:

 コミックマーケット準備会が、共同代表の安田かほる氏、筆谷芳行氏、市川孝一氏の連名で“コミックマーケット”およびその略称である“コミケ”、“コミケット”という商標の使用について公式サイトで声明を発表しました。

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コミケ以外の同人誌即売会をコミケと呼ばないで。コミックマーケット公式から注意喚起


 “コミックマーケット”は、コミックマーケット準備会及び有限会社コミケットが主催する同人誌即売会。

 2025年12月30日、31日にはコミックマーケット107(C107)が開催とあって、すでに現地入りしている人も多いでしょう。

 この“コミックマーケット”や“コミケ”、“コミケット”という名称は、同人誌即売会やマンガ・アニメ・ゲームイベントを一般的に表す名称ではなく、
有限会社コミケットの登録商標です。

 そのほか、アルファベット表記の“COMIKET”なども商標登録されており、各国でも関連商標に関する権利を有しています。

 しかし、近年、海外の同人誌即売会やマンガ・アニメ・ゲームを紹介する報道で“XX版コミケ”など、“コミケ”、“コミケット”、“コミックマーケット”という固有名詞が用いられていることがあるとのこと。

 実際に確認したところ、中国・杭州で行われたイベントを“中国版コミケ”と表記している記事を確認できました。

 コミックマーケット準備会は、このように“コミケ”や“コミックマーケット”といった名称がほかの同人誌即売会の紹介で使用されることにより、当該イベントをコミックマーケット準備会及び有限会社コミケットが主催、もしくは開催に協力しているという誤解や混乱が生じる恐れがあることを懸念。

 「他イベントの記事等で、『コミケ』『コミケット』『コミックマーケット』の語を使用した安易な説明・紹介は、避けてください。」とのことです。


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