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女の子×音楽×バトルの新作『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は華やかさだけじゃない? キーマンの元『アイマス』総合D・石原章弘に本作の見どころを聞く【インタビュー】

文:電撃オンライン

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 グッドスマイルカンパニーのPC(Steam)向け新作ノベルゲーム『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』でプロデューサー/原案/シナリオを務める石原 章弘さんのインタビューをお届けします。

[IMAGE]※この記事はグッドスマイルカンパニーの提供でお送りします。

『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』とは

 インタビューに入る前に、まずは本作の紹介をしておきましょう。『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、グッドスマイルカンパニー発の美少女プラモデルシリーズ『VALKYRIE TUNE(ヴァルキリーチューン)』の世界観を拡張するビジュアルノベルゲームです。

 多彩なキャラクターたちと交流しながら、想像を超える物語を体感できる作品となっており、可愛さ・笑い・癒やしから一転、あなたの価値観がひっくり返る“二面性”のあるストーリーが最大の特徴です。

 音楽はKemu名義のボカロPとしても知られるソングライター・堀江 晶太さんが担当。制作は『グリザイア』シリーズや『ATRI -My Dear Moments-』『GINKA』などを世に送り出したフロントウイングが手掛けます。

 今回お話を伺った石原さんは、キャラクター設定や楽曲を含むIP全体のクリエイティブを構築しています。かつては『アイドルマスター』で総合ディレクターを務めた経験もある石原さんですが、『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』ではどんな世界を見せてくれるのでしょうか? インタビューでその一端を感じてみてください。
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▲石原 章弘さん
 なお、2月17日21時からGOOD SMILE CHANNELにて、『VALKYRIE TUNE』プロジェクトの最新情報をお届けする“『VALKYRIE TUNE』ヴァルチュン情報局 3rd SONG”が配信予定です。

 この配信には、石原さんに加えて、礒部花凜さん(リサ=キャスター役)と大和田仁美さん(エリカ=ストラディヴァリ役)が出演予定です。

ストーリー

 ――さまざまな“アイ(愛・哀・逢・I)”が交錯して共鳴する、未来の再起動ストーリー

 女性しかいないドーム都市『イニティウム』で、記憶を失った青年レイ(=あなた)は、コールドスリープから目を覚まします。

 なぜか“救世主”と呼ばれるあなたは、記憶を取り戻すために、武装楽器ハーモニックウェポンを操る6人の少女たち<TUNED>と、ひとつ屋根の下で暮らし始めることに。

 知らない世界に驚愕して戸惑いながらも、少女たちとのゆるやかな時間は少しずつ孤独なあなたの心を暖めていきます。

 しかし――言葉に出来ない微かな違和感。やがて、あなたは"驚愕の秘密”を知ることになります。

石原 章弘さん「予想は裏切りたい。でも、期待は裏切らない。そんなゲームにしたい」【ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ】


――『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、美少女プラモデルを起点としたプロジェクトから生まれたゲーム作品ですが、まずはどのようなゲームなのか、概要を教えてください。

 『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、
女の子・音楽・バトルという一見分かりやすい要素を入口にしつつ、その奥で「人を想うって、どういうことなんだろう?」というテーマを描くSF恋愛サスペンスです。

 最初は華やかで、ちょっと楽しくて、「あ、この子たち可愛いな」と思ってもらえればそれで十分なんですが、物語が進むにつれて「あれ?」「この世界、少しおかしくない?」と感じてもらえる構成になっています。

 予想は裏切りたい。でも、期待は裏切らない。そんなゲームを目指しています。

――本作をビジュアルノベルゲームとして制作するに至った理由を教えてください。

 本作は広がっていくヴァルキリーチューンの世界観へのファーストタッチとなるべく制作しており、
キャラクターと過ごす“時間”そのものを大事にしたかったんです。

 会話の間や、沈黙の空気、音楽がふっと感情を押してくる瞬間。そういう体験は、ビジュアルノベルが一番相性がいいと思いました。

 まずは世界観を知ってもらい、今後も世界観やキャラクターに期待をしてもらえれば幸いです。

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――“グッドスマイルカンパニーらしさを強く感じる部分”として、美少女プラモデルとの連動という点があるかと思います。この点について、特に意識されているポイントや、メリットと思える部分がありましたら深くお聞きしたいです。

 グッドスマイルカンパニーとしてやる以上、
立体になったときに“生きている”キャラクターであることは絶対に外せないポイントでした。

 ゲームで好きになって、プラモデルで手元に置いて、「あ、やっぱりこの子いいな」って思ってもらえる。またプラモデルを購入したお客様が、キャラクターのバックボーン、キャラクターの設定、声、をゲームで知る、これは単なる商品連動ではなく、
キャラクターとの距離を縮める体験だと思っています。

 そしてこの循環こそが、グッドスマイルカンパニーらしさだと考えています。

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▲こちらの写真は2月にリリースされるリサ(上段)とアイリス(下段)のキットのもの。各成形色で彩色済みとなっており、組み立てるだけでイメージに近い色分けが再現可能となっています。
――ゲームのキービジュアルからは華やかな印象を受けますが、ジャンルが「SF恋愛サスペンス」ということに驚きました。物語としては、シリアスな展開も含まれているのでしょうか。

 序盤は比較的穏やかでコミカルな日常が描かれますが、物語が進むにつれて「この世界は本当に安全なのか?」「彼女たちは何者なのか?」といった疑問が浮かび上がり、徐々にサスペンス色が強くなっていきます。

 これは感情の振れ幅を大きくすることで、よりキャラクターとの濃密な時間を過ごすためでもあります。

 いくつか衝撃的な展開もあります。収録中にはキャストの方から「え!? ってなりました」と言われました。その辺りも楽しんで頂ければと思います。

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――タイトルにもある“アイ”については、いろいろな意味が込められていると思います。なぜこうした含みを持たせたのかなど、現時点で言えることがありましたら教えてください。

 物語全体を通して「人を想うとはどういうことなのか」「人間らしさとは何か」というテーマが軸になっており、この“アイ”は非常に深く関わっています。細かい部分は、ぜひゲームの中で感じ取っていただけたらと思います。

――昨年6月に公開された【オリジナルアニメPV】VALKYRIE TUNEでリサたちは「TUNEDBATTLE」という興行(?)のような形で戦っていましたが、TUNEDBATTLEとはどういうものなのでしょう?

 TUNEDBATTLEは、TUNEDたちが武装楽器ハーモニックウェポンを用いて戦う新兵器開発、及び戦闘技術を磨くことが目的ではじまりましたが、PVの時代では“エンタテインメントイベント”になっています。都市の代表者を決める時にTUNEDBATTLEで雌雄を決することもあります。


――ストーリー周りについて、どれくらいのボリュームを想定されていますでしょうか?

 ボリュームとしては、じっくり腰を据えて楽しんでいただけるだけのボリュームを想定しています。

 また本作はマルチエンディング形式ではありませんが、「主人公の選択の積み重ねが世界の見え方を変えていく」構造になっていますので、セクション毎に変化が大きい構成ですのでお楽しみ頂けると思います。

――本作は「女の子」や「音楽」といった要素が印象的で、石原さんがこれまで手掛けてきた作品の色が随所に感じられる作品だと思います。石原さん自身が特に「ここは外せない」と感じた部分はどこでしたか。また、既に一部のキャラクターソングが公開されていますが、これらはゲーム内でも登場するのでしょうか?

 「女の子たちが生き生きとしていること」そして「音楽が感情と直結していること」の2点は重視しています。ゲーム中、キーとなる曲もありますので、ご期待ください。

――リサのキャラクターソング『オーバーマイリミット』を聞いて、個人的には非常にライブ映えする曲だなと感じました。今後、ライブなどを開催する予定はありますでしょうか?

 楽曲が“ライブ映えする”よう意識して制作していますが、今後の展開については、皆様の反響次第です。


――本作に登場するキャラクターたちは、それぞれに強い個性や役割を持っている印象があります。キャラクター同士の役割や立ち位置は、どのように整理しながら作っていったのでしょうか。

 僕は最初にキャラクターを作る時には魅力的かどうか? だけを考えて、ストーリー上の役割を意識せずに作ります。

 ですから、どちらかというと、大枠のストーリープロットを作ってから、プロット内でキャラクターを脳内で動かしてみて「キャラクターらしい」行動に合わせてプロットを変更していく……というやり方にしています。

――12月に配信された“ヴァルチュン情報局 2nd SONG”では、大和田仁美さんがご出演され、エリカについての掘り下げもあり非常に興味深い部分でした。今後は他のキャラクターについての掘り下げも進められていくのでしょうか?

 今後もプラモデル化を進めていきますので、様々な形での掘り下げを行っていくことで、よりプラモデルのオーナーさんにも楽しんで頂けるようにしたいと考えています。

――堀江晶太さんが音楽制作をされているという点も、本作の注目ポイントの一つだと思います。本作には、ボーカル曲やテーマソングのような楽曲も収録されているのでしょうか。また、音楽をゲームの中で使ううえで、特にプレイヤー体験として意識している点があれば教えてください。

 ボーカル曲やテーマ性の強い楽曲も収録されています。

 本作について音楽は「主人公の感情を表現する音」であり、音楽は単なるBGMではなく、「感情を代弁する存在」として配置しています。

 特に本作のテーマ曲は堀江君の力作で、とても大きなスケール感の名作です。ぜひ、聞いていただきたいです。

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――体験版の配信も予定されているとのことですが、体験版では本編全体の中でどの程度まで遊べるボリュームでしょうか?

 本作の体験版は、いわゆるゲーム先行体験版でもありますが、ヴァルキリーチューンの世界を知るための無料ストーリー体験版という意味合いも強いです。

 ヴァルキリーチューンはこれからはじまる新規IPです。最初にプラモデルを購入してくださるお客様もいらっしゃいますが、もしヴァルキリーチューンというタイトルに興味を持ってくださっても、プラモデル購入を躊躇うお客様もいらっしゃるでしょう。

 だからこそ、本作の体験版は無料でIP世界観の一部を体験出来るコンテンツとしての意味合いが強いので、ボリューム感は非常の大きいです。プレイ時間だと2~3時間程度になると思いますので、ぜひ、触って頂きたいです。

――最後に、『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』を楽しみにしているユーザーに向けて、メッセージをお願いします。

 『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、可愛さだけの物語ではありませんし、しかし、重たいだけの物語でもありません。

 彼女たちと過ごす最初の時間そのものを、楽しんでもらえたら嬉しいです。

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『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』主要キャラクター

 では最後に、本作の主人公と、物語を彩るヒロインたちを紹介します。プレイヤーの価値観をひっくり返す二面性のある物語が魅力という本作。本作において、彼女たちはどういう輝きを見せてくれるのでしょうか? 

レイ(主人公)

 「あ、あの、ここがどこなのか教えてください!」

 都市管理者アイリーンから「救世主」と告げられた、記憶喪失の青年。

 なぜコールドスリープしていたのか、なぜこの世界で目覚めたのか――その理由は不明。

 ただリサが口ずさんだ“メロディ”だけは、どこか懐かしく響く。

 世界の秘密に触れたとき、レイは否応なく大きな運命に巻き込まれていく。

リサ=キャスター/LISA CASTER(声優:礒部花凜)

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 「アタシはリサ、リサ=キャスター。担当は、雑用全般……」

 レイの記憶回復チームの一員で、物語のヒロインのひとり。

 感情豊かで直情的。深く考えるよりまず動くタイプで、都市では“変わり者”扱いされている。

 自分の気持ちに真っすぐで、ネガティブになりがちなレイをしばしば振り回す。

エリカ=ストラディヴァリ/ERIKA STRADIVARI(声優:大和田仁美)

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 「メシア様の記憶回復のため、どんなことでも対応いたします」

 記憶回復チームのリーダーにして、もうひとりのヒロイン。

 几帳面で責任感が強く、曲がったことが嫌いな優等生タイプ。

 レイを救世主として丁重に扱い続けるが、心の揺らぎは次第に深まっていく。

アイリス=ブルックナー/IRIS BRUCKNER(声優:井澤詩織)

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 「私、もっともっとメシア様のために頑張りますね♪ 未来が楽しみです!」

 情報処理と技術加工に強い、おしゃべりなオタク気質の少女。

 レイには気さくに接するが、臆病で“死”を極端に恐れる一面も。

 自分を“お姉さん”と称しつつ、ドジでよく転ぶ。

マチルダ=パトリコラ/MATILDA PATRICOLA(声優:松岡美里)

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 「どうぞこちらへ、メシア様!」

 記憶回復チームの現場指揮官。規律を重んじ、礼節を欠かさない。

 常に一線を引く堅物だが、内面は優しく押しに弱い。

 弱さを見せまいと、いつも背筋を伸ばしている。

ローラ=クラビア/LAURA CLAVIER(声優:上坂すみれ)

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 「こういう時はヒザマクラってことをするんでしょ♪ ローラ、ちゃんと調べたんだよ☆」

 無邪気で純真、場を和ませるムードメーカー。

 ワガママで強情なところもあるが、寂しがり屋で人恋しい。

 レイとの物理的距離が近いため、レイはいつもドキドキさせられる。

メイス=アルタス/MEIS ALTUS(声優:遠野ひかる)

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 「メシア様、起床。大きな声を推奨。声帯は健康と判断」

 表情変化が乏しく感情が読み取りづらいが、好奇心は旺盛。

 必要最小限しか話さない合理主義者で、レイの観察を欠かさない。

 ふいに顔を近づけるなど、距離感に独特の癖がある。

アイリーン=セルマ/IRENE SELMER(声優:佐藤利奈)

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 「記憶が回復するまで、私たちが用意した施設でお過ごしください」

 ドーム都市『イニティウム』の管理者。レイを“救世主”と呼ぶ理由は不明。

 TUNEDの間では“最強”として恐れられている。

 彼女が従う“あるルール”によって、レイの運命は大きく変わっていくことになる。

2月17日21時から“『VALKYRIE TUNE』ヴァルチュン情報局 3rd SONG”が配信!

 冒頭でもお伝えしたように、『VALKYRIE TUNE』プロジェクトの最新情報をお届けする“『VALKYRIE TUNE』ヴァルチュン情報局 3rd SONG”が2月17日21時から配信予定です!

 こちらの配信では、本インタビューにお答えいただいた石原さんに加えて、礒部花凜さん(リサ=キャスター役)と大和田仁美さん(エリカ=ストラディヴァリ役)が出演予定となっています。

 第3回ではいったいどんな情報が飛び出すのでしょうか? インタビューを読んで本作が気になってきた人はお見逃しないように!


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