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鬼殺隊、および桃太郎関係者お断りだった妖怪万博(香川・小豆島)が桃太郎を受け入れた理由がエモい。ちな、貧乏神は…【桃太郎電鉄2】

文:そみん

公開日時:

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 どうも、電撃オンライン編集長のそみんです。編集者として取材同行やゲームプレイにいそしむなかで、いろいろと面白いことや語りたいことにも出会うことも。

 そんな心に移りゆくよしなし事を不定期に徒然なるままに書き綴ります。趣味案件的な取材やゲームプレイも多々ありますが、これも編集長のお仕事なんです!?

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 この記事では、2月22日に開催される“YOKAI EXPO 2026”に桃太郎&貧乏神が初登場する背景のエモさについて語ります。

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鬼殺隊、および桃太郎関係者お断りで話題を呼んだ妖怪万博


 2023年1月末、節分を前にした1つのXでのポストが大きな話題を集めました。

 それは……“鬼殺隊、および桃太郎関係者お断り”という言葉。




 香川県にある妖怪美術館において、鬼や妖怪が安心して過ごせるように、鬼を退治するようなポジションの方をお断りするという流れで、思わず「なるほど!」と感心したものです。鬼に優しい聖地(?)みたいな。

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▲桃太郎関係者の入場をお断りする立て看板(2025年)。

 そして、時は流れて2026年。妖怪美術館が開催する第二回“YOKAI EXPO 2026”では、なんと桃太郎を受け入れることが発表されました。

 え? どういうこと???


妖怪万博が桃太郎を受け入れた理由がエモい…


 妖怪美術館が2月22日に小豆島で開催する第二回“YOKAI EXPO 2026”に『桃太郎電鉄』の人気キャラクター“桃太郎”と“貧乏神”を招待することが発表された理由の1つは、最新作『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』において、“小豆島”が駅として登場すること。

 その記念すべき縁から「ぜひ小豆島へ」という声が実現し、ついに『桃鉄』キャラクターたちの来島が決まったそうです。



 電車のない小豆島が“『桃鉄』の駅”になるというのは、ちょっと面白いですよね。イベント当日は、ステージへの登壇や来場者とのグリーティングを通じて、ゲームの世界観をリアルなイベント空間で体感できるとのことで、楽しみですね。

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“鬼”も“桃太郎”もすべてを受け入れる小豆島へ


 で、それだけだと宣伝みたいに感じちゃいますが、ちょっと違うということを声を大にして言いたいところ。

 下記、公式発表を引用します。

「これまで妖怪美術館および“YOKAI EXPO(妖怪万博)”では、節分で日本全国から追い出された鬼たちが安心して過ごせる場所として、あえて「桃太郎関係者 立入禁止」の看板を掲げるなど、“鬼を守る島”としての演出を行ってきました。


 しかし、妖怪美術館が大切にしてきたのは、妖怪文化を通じた多様性・寛容・共生というメッセージ。

 そして小豆島(土庄町と小豆島町)は、UN Tourism(世界観光機関)が実施する“Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)”(2025年10月)や、“GreenDestinations”が主催する“グリーンデスティネーションズ・アワード”の“シルバー・アワード”(2024年9月)を受賞するなど、持続可能な観光=サステナブルツーリズムに取り組む島でもあります。

 そこで今回の“YOKAI EXPO 2026”では方針を転換。 鬼も、人も、桃太郎も、貧乏神も─ 立場や過去の物語を越えて、すべての存在を受け入れる新たな一歩を踏み出すとのこと。かつて敵として語られてきた“鬼”と“桃太郎”。この日限りは、日本全国から集まった妖怪たちとともに、同じステージで、同じ時間を楽しむ特別な一日となる予定です。」

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▲Xでバズった「桃太郎関係者の入店お断り」と記載した看板(2023年)。


 ……なるほど! 立ち入りを禁止して“守る”という考え方もありますが、今回は妖怪文化を通じた多様性・寛容・共生という部分を重視して、桃太郎たちを受け入れることになったわけですな。


 自分は世代的に『ゲゲゲの鬼太郎』とか『ベムベムハンターこてんぐテン丸』とかで、妖怪と人間の絆を描く物語も楽しんできました。排除ではなく共生という方向性は、とてもしっくりきますね!

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▲2025年に開催した“YOKAI EXPO(妖怪万博)”の様子。

 “YOKAI EXPO 2026”には、桃太郎だけでなく貧乏神も招かれています。現在『桃鉄2』に登場する町や地域を桃太郎が訪問し、イベントの参加や施設への訪問を通じてゲームと現実をつなぐ”桃太郎あなたの町めぐり”が行われていますが、今回は貧乏神も登場するということで、より盛り上がりそうです!

YOKAI EXPO 2026 開催概要


 “YOKAI EXPO 2026”は、“日本最大級の妖怪見本市”として妖怪と妖怪文化を愛する人々が一堂に会するイベントです。妖怪をテーマに地域振興をする団体、研究者、アーティスト、クリエイター、コスプレイヤー、パフォーマーなど、あらゆる妖怪文化を育む人々が集い世界に向けて妖怪文化を発信します。

同時開催
第4回 四国妖怪フェスティバル
第4回 節分お疲れ様会

日時
2月22日10:00~16:00

場所
土庄町総合会館 フレトピアホール(香川県小豆郡土庄町甲267-78)

主催
一般社団法人 小豆島観光協会、妖怪美術館

協力
小豆島ヘルシーランド株式会社、株式会社パオ・フィール、小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM、小豆島・迷路のまち妖怪プロジェクト実行委員会

後援
土庄町、小豆島町、土庄町教育委員会、小豆島町教育委員会

来場予定
3,500人

入場料
無料

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妖怪美術館とは


 香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐることができます。妖怪の起源から現代の妖怪まで“妖怪造形大賞”に応募された900体を超える作品を展示・保管しています。

 「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を「SAMURAI」(侍)、「KAWAII」(かわいい)と同じような世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平。

『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』商品概要

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商品名
桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~

発売日
発売中

機種
Nintendo Switch 2/Nintendo Switch

価格
ダウンロード版・パッケージ版/東日本編+西日本編
Nintendo Switch 2/8,980円(税込)
Nintendo Switch/7,980円(税込)
ダウンロード版/西日本編/6,430円(税込)
ダウンロード版/東日本編/6,430円(税込)

発売
Konami Digital Entertainment



 なお、『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』の公式完全攻略本『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ 公式ガイドブック』も好評発売中。こちらもぜひチェックを!

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担当者プロフィール

  • そみん

    そみん

    「電撃オンライン編集長。哲学と萌えを養分に生きる、ゲーム好きなおっさんライター」 【経歴/実績】幼稚園時代にファミコンと出会い、大学在学中の1997年に雑誌「電撃セガEX(のちの電撃セガサターン)」でライターとしての活動を開始。セガ系雑誌で、電撃サクラ隊、『ルナ2』『グランディア2』『シェンムー』などの記事を担当。書籍『イース大全集』『グローランサーIVキャラクター&シナリオコレクション』『日本ファルコム30周年公式記念本 Falcom Chronicle』などを制作。大学は8年目で一応卒業。卒業論文は「広津和郎の性格破産者論」。【得意ジャンル・ゲーム歴・知識】“ボーイミーツガール”のやさしいRPGが好き。日本ファルコム作品も大好物で、特に『英雄伝説V 海の檻歌』『ツヴァイ2』を好む。オープンワールドRPGよりも、いわゆるJRPGが好きで、自由度の高さよりも完成された物語を受動的に楽しみ、そこから解釈や妄想を膨らませることを好む。ゲーム歴は40年以上で、教育学部国文学科で培った文学知識、ミステリクラブで得た推理・考察スキルを持つ。記憶力に難はあるが、同じ物語を毎回新鮮に楽しめるというメリットもある。【好きなゲーム(の一部)】仙窟活龍大戦カオスシード(風水回廊記も可)/エストポリス伝記2/FFは3と5と2が好き(11と14以外履修)/ドラクエは3と8と11が好き/イースは6と9が好き/軌跡は空2が好き/幻想水滸伝は2と5が好き/ペルソナは4が好き/スパロボはF完結編とα外伝とXが好き/好きな魔装機神は1とF/サガは全部好き。特にサガ2秘宝伝説とサガエメが好き/ダンガンロンパは2が好き/テイルズはヴェスペリアとアビスとエターニアとアライズが好き/好きなポップンミュージックはCS版10と12/カエルの為に鐘は鳴る/天地創造/剣乃ゆきひろ作品(特にYU-NO)/有栖零児&シャオムウ/オクトパストラベラー/悠久幻想曲(ウィズハ、エタメロ、デバイスレインもよい)/シャイニングフォース3/ファンタシースター千年紀の終りに/グローランサーは1と4と6が好き/サモンナイトは2と6が好き【生き方に影響を受けた小説(の一部)】卵王子カイルロッドの苦難(冴木忍)/ティラノ 剣狼伝説魔空界編(園田英樹)/異次元騎士カズマ(王領寺静)/まんが家マリナ(藤本ひとみ)

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