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【ウマ娘】新育成シナリオ“Beyond Dreams 共に前へ、共に光を”レビューと感想。システムがシンプルになり育成の快適さが大幅増。基礎能力の最大上限が上がり新時代へ突入!

文:タダツグ

公開日時:

最終更新:

 Cygamesのクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』。その新シナリオである“Beyond Dreams 共に前へ、共に光を(以下、Dreams編)”の実装日(2月24日)が近づいてきました。今回も先行試遊プレイが可能なメディア体験会に参加させていただきましたので、実際に遊んでみての感触をレポートしていきます。

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新育成シナリオ“Beyond Dreams 共に前へ、共に光を”のレビューをお読みいただく前に【ウマ娘 プリティーダービー】


 まずはいつものごとく、記事を読む前に知っておいてほしい情報をまとめておきます。これは電撃オンラインの新シナリオレビューではおなじみの前置きなので、過去のシナリオレビューを読んですでにご理解いただけている方は読み飛ばしても大丈夫です(いつもありがとうございます)。

●取材時に選んだ育成ウマ娘は
ナリタタイシン。彼女を合計3回育成しています(1回はおまかせ育成)。
●ストーリーを見ながら進めた初回プレイは約1時間。スキップを用いた2回目以降の
プレイ時間は25~30分ほどでした。
●今回のプレイは“
初見の新シナリオを記事執筆用のメモや相談をしながらプレイしている”ことを念頭に置いていただけると助かります。
●取材のタイミングは2月22日配信の生放送“ぱかライブTV Vol.62”の配信より前で、こちらの生放送で公開された情報は知らない状態でのプレイとなります。
●本記事に使用しているゲームのスクリーンショットはCygamesからご提供いただいたもので、取材陣がプレイした内容そのままが反映されているものではありません。
●今回
プレイしたのは調整段階のものであり、実際に皆さんがプレイされるものとは内容が異なる可能性があります。
●試遊にあたり、効率を求めた攻略重視のプレイはしていません。あくまで“イチ『ウマ娘』ファンが新育成シナリオをプレイしてどのような印象を受けたのか?”という視点にとどまっており、攻略の参考にはならないと思いますのでご了承ください。

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“Beyond Dreams 共に前へ、共に光を”を遊んでみてのファーストインプレッション


 新育成シナリオ“Dreams編”のゲームシステムを紹介する前に、まずは自分が遊んでみてのフィーリングから述べていきたいと思います。

 最初は1プレイにおける時間の目安について。今回の新シナリオは
育成が11月前半で終了するようになり、URAファイナルズへの出走もありません。総じて、育成にかかる所要時間はかなり短くなりました。出走レースはシナリオに即した共通のものになっており、育成ウマ娘ごとに設定されている出走レースやイベントも発生しなくなっています。

 自分が育成したナリタタイシンでたとえると、いわゆる“菊花賞直前イベント”や“日経賞イベント”などが発生しない形。おかげで“練習ベタ”のバッドコンディションになることもなくなり、そこに一抹の寂しさもあるものの、ガチ育成時はとても助かるぞというやや複雑な気持ちになっています(笑)。

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 直近のシナリオとなる“ごくらく♪ ゆこま温泉郷(以下、温泉郷編)”では、掘削する源泉と育成終盤の目標レースの噛み合い具合によって、育成ウマ娘ごとにステータスやスキルポイントの稼ぎやすさに幾分の差がありましたが。今回はそういったものはなくなっているのでかなりフラットに感じられるのではないかと。育成ウマ娘それぞれの個性は薄まるものの、そのぶん
公平性は増しているといえそうです。

 システムやシナリオの読み心地、プレイ時間などまで考慮すると、総じて“Reach for the stars プロジェクトL'Arc(以下、L'Arc編)”の遊び心地に近いです。個人的には
過去シナリオの集大成のような側面も感じられ、5周年にピッタリな育成シナリオだと感じました。

 システム的には、かなりシンプルなシナリオだというのがファーストインプレッション。一度方針を決めたらあとは最後までそれに沿って粛々と育成を進めていく感覚で、こちらのプレイ感もL'Arc編……最近のシナリオで言えば“走れ!メカウマ娘 -夢繋ぐ発明-(以下、メカウマ娘編)”にも似ていると思います。

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 もちろん新しい要素はたくさんあるので、プレイ自体はかなり新鮮でした。シンプルゆえに育成のランダム性はさほど高くない手ごたえもあり、育成を単調に感じさせない要素もしっかり盛り込まれている感触。僕はL'Arc編もメカウマ娘編もかなりお気に入りのシナリオなので、今回も育成にどっぷりハマりそうな予感があります。超好きになりそう。

 お次は育成シナリオの適正距離について。こちらは温泉郷編に引き続き“
全距離対応型”のシナリオになっています。シナリオ進化スキルの内容的にもそうなるようですし、何より、今回は最終出走させる目標レースを育成開始の時点で自由に設定できる部分が大きいですね。こちらはあとでしっかり説明します。

 なお、シナリオ進化スキルについては残念ながら体験会の段階ではまだ未実装だったので、詳細はわかっていません。2月24日の新シナリオ追加時にはしっかり実装されるとのことなので、今からワクワクしております。“眠れる獅子”がそろそろ目を覚ましたりしないかなぁ……って、これ、ずーっと言い続けてる気がしつつ(笑)。はたして今回はどうなりますかね……。

 次にパラメータ上限について。こちらはまず下記のスクショをご覧ください。

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▲先行プレイの際は、育成開始の時点でパラメータ上限はスピードが約2100、スタミナが約1700、パワーが約1700、根性が約1700、賢さが約1800ほどとなっていました。育成イベントや継承イベントを利用して、ここからさらに上限を伸ばすこともできそうです(※補足:2月22日配信の"ぱかライブTV Vol.62 "で基礎能力の最大上限が2500になると発表されました)。

 このシナリオでは
スピードの上限値が2000のボーダーを超えたのはちょっとした衝撃では? 詳細は未確認ですが、スピードが2000を超えるとなんらかの恩恵も生まれるらしく……いったいどうなるものやら。チャンピオンズミーティングのような対人戦については、引き続きスピードを重視した育成スタイルになる気がしますね。

 なお、ウマ娘たちのパラメータは1200を超えると伸びる値が半分に鈍化しますが、2000を超えたらさらに著しく鈍化するなんてことはありませんでした。体験会ではしっかりトレーニングを積むことで先行プレイ時の上限である2100に到達できたのでご報告として。

 余談ですが、そのときのパラメータ表示は“U”から“L”になったことも付記しておきます。“L”ってなんなん、なんななんななん? まあそれをいうなら“U”だってよく分かりませんけど(笑)。

 とにもかくにも! この基礎能力上限2500になったということは、間違いなく大きな話題になると思うのですが……。自分としてはむしろ
賢さが大きく伸びるようになった部分にこそ注目しています。賢さって今までは1200以上に伸ばすメリットはあまりなかったと思うのですが。今回はここにもテコ入れが入っているらしく、どうなっているのか楽しみなんですよ。

 もしかすると、サポートカードのデッキに賢さを2枚編成する時代がわりと本気で到来する可能性も……? 今から妄想が止まりません。

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 お次は育成の手ごたえについて。こちらは先ほども述べたとおりランダム性はさほど高くない印象で、しっかり計画を定めて育成に取り組めばかなり強いウマ娘を育成できる手ごたえがありました。直感的に遊べそうなこともあり、5周年という記念すべきタイミングで本作を新しく始めるプレイヤーにもうってつけ。もっと広がれ、『ウマ娘』の輪!

 ……毎度のことながら前置きが長くなりましたね、すみません。ここからは具体的なシステムを紹介しつつ“Dreams編”の魅力をより詳細に解説していきたいと思います。

“Dreams編”ストーリー:チームメイトと協力して世界最高峰のGIレース“ブリーダーズカップ”に挑め!


 ブリーダーズカップ。
 世界最大規模の祭典での勝利を掲げ、かつての挑戦者カジノドライヴが遠征PJを発足させる。
 各々の想いを胸にウマ娘たちの世界へ向けての挑戦の日々が始まる!

 ……今回のシナリオの導入はこんな感じ。ここ数か月は温泉を掘りながらトレーニングに勤しんできましたが、今回はまたガラリと雰囲気が変わるのが印象的です。

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▲カジノドライヴ(CV:愛美)

 そんなDreams編のカギを握る重要キャラがこちらの
カジノドライヴ。ブリーダーズカップ遠征プロジェクト”DREAMS”を立ち上げたプレゼン巧者なウマ娘です。米レース界の超名門一族出身であるが、現在は単身で日本のトレセン学園へ留学中。“American Dream”をモットーとしているが、彼女にとってのそれは“日本から米国の大レースを制すること”にあるそうです。

 カジノドライヴはいわゆる“シナリオリンクキャラ”であり、SSRとRの“友人サポートカード”も実装されます。とくに
SSRサポカの性能はかなり優秀で、シナリオギミックに密接にかかわることもありほぼ必須級になりそう。現役バリバリのウマ娘としてトレーニングにも参加してくれるとても頼れるお姉さん、ハッキリ言ってめちゃくちゃ好みでした。

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▲[American Dream]カジノドライヴ(SSR友人サポートカード)。

 歴代の友人キャラでいえば、メカウマ娘編のシュガーライツ博士がダントツでお気に入りの僕ですが。このカジノドライヴさんはそこに早くも肉薄してきている印象がありますね。かなり刺さりました……。おそらく“ヘキ”に刺さるトレーナーさんも一定数おられるのではないかと予想しています(笑)。

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 それはさておき! シナリオリンクといえば、カジノドライヴに加えて既存キャラから
エスポワールシチー、ラヴズオンリーユー、レッドディザイアが登場。さらに今回は、新たに発表されたフォーエバーヤング(CV:海弓シュリ)とマルシュロレーヌ(CV: 近貞月乃)の2人もシナリオリンクキャラとして参戦し、物語に絡んできます。これはインパクト絶大!

 ちなみにこの新キャラたち、ただの顔見せでもなんでもなく、一緒に戦う仲間として遠征プロジェクトに加わり、カジノドライヴと同様、物語に深く関与してきます。発表後に即シナリオリンクを勝ち取るとは……このスピード感にCygamesさんの本気を見た!

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 なお、フォーエバーヤングについては
SSRの賢さサポートカードも登場します。こちらはややダート寄りの汎用賢さサポカ。体験会で使わせていただいた感触としては、シンプルに強かったですね。固有ボーナス、サポート効果、所持スキルヒントいずれも優秀なので、自分としては前述のカジノドライヴのサポカともどもぜひ完凸したいサポカでした。

 おそらく“ぱかライブTV”で発表されて大きな話題になっているであろうこのフォーエバーヤングとマルシュロレーヌ。ともにかなり個性的なウマ娘たちなので、すぐに感情移入できると思います。彼女たちの人となりについてもぜひお楽しみに!

 少しお話が逸れたので元に戻しましょう。今回のシナリオでプレイヤーは、カジノドライヴが発足した遠征プロジェクト“DREAMS”に育成ウマ娘とともに所属しブリーダーズカップに勝利することを目指すことになります。伴い、海外のレース場もたくさん実装されることになりますので、育成の幅は大きく広がることになりそうです。

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Dreams編プレイの流れ:ブリーダーズカップでの勝利を目指しチーム一丸で強くなろう!


 ここからはDreams編のプレイの流れについて紹介しましょう。シナリオの最終目標は“
シニア級の11月前半に開催されるブリーダーズカップに勝利する”というもの。この悲願を達成するために、プレイヤーと担当ウマ娘はカジノドライヴたちとチーム“DREAMS”を結成し、メンバー一丸となってトレーニングを試みることになります。

 ブリーダーズカップは3種類の距離(短距離、マイル、中距離)と2種類のバ場(芝、ダート)で組み合わせが異なる
合計9種類のレースが存在。プレイヤーは育成開始時に、9つのなかからどのレースを最終目標にするか決めることになります。

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 前述したとおり、今回の育成シナリオでは育成ウマ娘ごとの個別目標はなく、シナリオ中の要所で走る目標レースは選択したブリーダーズカップの種類によって変化。選んだブリーダーズカップによって
エンディングで獲得できるスキルが変化するのも大きなポイントといえますね。

■ブリーダーズカップのレース名と獲得スキル
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 上でサラッと書きましたが、選んだブリーダーズカップによって要所での目標レースが変わるのは個人的にかなり新鮮。体験会では最終目標を“BCフィリー&メアターフ”に設定してタイシンを育成したんですけど、普段は走ることがないオークスに出走することになったりしてちょっとビックリしました。もう5年ほどトレーナーをやってますが、タイシンをオークスに出走させた記憶なんてほとんどありませんからね(笑)。

 そのほか、本シナリオ独自の要素として、チームの指針を決める“作戦会議”、チームメンバーそれぞれに設定されている“ドリームゲージ”や”メンバーランク”、一緒にトレーニングを重ねることで上がっていく“チームランク”、チーム一丸となって行う“DREAMSトレーニング”などが存在。ここからはこれらの独自要素を順を追って説明していきますね。

ドリームゲージとメンバーランク:チームメンバーとトレーニングを重ねてドリームゲージを上げ、メンバーをランクアップ!


 Dreams編をスタートすると、シナリオリンクキャラであるカジノドライヴ、レッドディザイア、エスポワールシチー、ラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌ、フォーエバーヤングの中から
3人と力を合わせてチーム“DREAMS”を結成することになります。メンバーに加わった3人とは一緒にトレーニングを行うことが可能です。

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 選ばれるチームメンバーは基本的にランダムですが、シナリオリンクキャラのサポートカードを編成しているとそのキャラが優先的にチームインします。たとえばエスポワールシチーのサポカを編成していれば、彼女が優先的にチームに所属する形。

 このDREAMSのチームメンバー、もしかすると過去シナリオにおける“協力者”たちに近いものかと捉える方もいるかもしれません。サポートウマ娘とは別でトレーニングに参加するという意味では、たしかに協力者たちに近いニュアンスですが、実際のところ、協力者たちとは一線を画すとても強力な恩恵があり、非常に頼もしい存在でした。一緒の目標に向かって切磋琢磨する仲間であるって描写が、ストーリーや演出のそこかしこに盛り込まれているのもエモい!

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▲チームメンバーが出現する練習は、サポートウマ娘たちの左側にメンバーの顔アイコンが表示されるので一目瞭然です。サポートウマ娘たちとは別扱いになるので、仮に1つのトレーニングに5人が集まっていたとしても問題なくそのトレーニングに参加可能です!

 ここで真っ先に明記したいのは“
DREAMSのチームメンバーは絶対にトレーニングをサボらない”という点です。上記の例でいえば、エスポワールシチーが絶対にどこかの練習に参加するようになります。必然的に友情トレーニングが発生しやすくなるメリットが生まれるので、大いに活用していきたいですね。

 DREAMSのチームメンバーにはそれぞれ“ドリームゲージ”が設定されています。このゲージは一緒にトレーニングを行うことで増加していき、
3回トレーニングすることでゲージMAXになる仕様です。

 ドリームゲージがMAXの時に一緒に練習したメンバーは“メンバーランク”が上昇していき、それに沿って一緒に練習した際のトレーニング効果がアップしていきます(※メンバーランクはG、F、E、D、C、B、A、S、SS、UG、UF、UE、UD、UC、UB、UA、USの17段階が存在)。

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▲画面左側のチームメンバーアイコンそばに表示されたアルファベット。こちらが現在のそのキャラのメンバーランクとドリームゲージです。なお、ドリームゲージが最大のチームメンバーがいるときにはアイコンが紫色の表示になるので「あ、メンバーランクを上げられるチームメイトがいるな」と視認可能。

 つまるところ、チームメンバーと積極的に合同練習を行うことが肝要。自分の担当ウマ娘のみならずチームメンバーのランクも上げていくことが、本シナリオのカギを握りそうです。ちなみにメンバーランクが一度上昇するとそのメンバーのドリームゲージは0に戻るので、また1からゲージを溜めていく必要があります。

 チームメンバーのドリームゲージがMAXの時は“次回一緒に練習する際のトレーニング効果が追加でアップする”という大きな恩恵があったことは特筆しておきたい部分。端的に書くと“
チームメンバーがランクアップする際のトレーニングはいつもより効果が絶大”ということです。DREAMSメンバー3人のゲージをすべてMAXにし、3人と同時に練習できれば、飛躍的にパラメータを増やせる感触がありました。

 これまでのシナリオではいかにサポートウマ娘たちの絆ゲージを上げるか。そして友情トレーニングを行うかが重要でしたが、今回はDREAMSメンバーとの練習、およびドリームゲージの調整も常に意識していくことになりそうです。

チームランク:練習効率に影響する新要素! メンバーランクが影響する


 DREAMSには“チームランク”というものも設定されています。これを上げることで友情ボーナス、得意率、ヒント発生率などに追加効果が付与され、育成の効率が上昇していくほか、半年に1回開催される“振り返り”の際の評価にも影響するので、これまた重大要素のひとつです。

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 このチームランクについては、チームメンバー3人のうち、
最もランクが低いメンバーの値が反映されるのが特徴。たとえばメンバー3人のランクがそれぞれB、C、Dだった場合、チームランクは最低値であるDになる……という具合です。この仕様を考慮すると、メンバーのランクアップは3人とも満遍なく上げていくのがセオリーになりそう。そのほうが、誰かに偏らせるよりもメリットが大きいですからね。

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 半年に1回の頻度で行われる“振り返り”は、その時点のチームランクを参照して2段階の評価が行われ、後述するDREAMS Point(DP)の獲得量に影響します。この評価はチームランクが参照されて決定されるので、
振り返りが発生するまでにチームランクを一定以上までアップさせておくことが、ゲームを進めるうえでの中間目標と言えます。

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 なお“振り返り”発生時は体力が回復し、サポートカードからスキルヒントを獲得することもできましたのでご報告として。

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DREAMSトレーニング:全員参加の超強力なトレーニング! 育成のカギを握る重要要素


 トレーナーなら誰もが抱いたことがある願望。

 「全員が一か所のトレーニングに固まっていてほしい……」

 皆さんもきっとありますよね、こう願ったこと。少なくとも僕は、チャンピオンズミーティングに向けて育成しているときに毎回思っています(笑)。そして本シナリオには、そんな我々の夢を実現させられる独自の要素が盛り込まれているんですよ! それがここで説明する“DREAMSトレーニング”です。

 こちらを発動すれば
チームメンバーのウマ娘、およびサポートウマ娘たちがすべてのトレーニングに全員集合してくれます(※友人とグループタイプのサポートカードは対象外のようです)。これにより、めちゃくちゃ強力なトレーニング効果が発揮されることに!

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▲こちらが“DREAMSトレーニング”の発動画面。1つのトレーニングに全員が集合しています。壮観!

 感覚としては、グランドマスターズ -継ぐ者達へ-“でお世話になった“女神の叡智”と、“U.A.F. Ready GO! ~アスリートのキラメキ~”で実行できたソノンエルフィーへの“相談”を掛け合わせたような感覚とでもいうか……。
一気に特定のステータスをグンと急上昇させることができるので、かなりとんでもないなって感じました。

 あらためて書くと、無人島編の“島トレーニング”にも近いかもしれません。あれも破壊力がありましたからね……。

 ちなみに島トレーニングは全体的にステータスを伸ばせましたが、そういう意味ではこちらのDREAMSトレーニングはピンポイントで、“
メイントレーニングに選んだパラメータを大きく引き上げる”という特徴があります。トレーニングのサブパラメータ獲得量はむしろダウンするのですが、そのぶんメインパラメータの獲得量を飛躍的に伸ばせるのが大きな強み!

 もしかすると、この情報を読んだ熟練のトレーナーさんのなかには「そうは言っても1回のトレーニングで上げられるパラメータ量には制限があるし……」と思った方もいるかもしれません。これまでは確かにそうでしたが……しかし! 今回のDreams編では仕様が追加変更されており、後述する”作戦会議”の調整内容によっては、一回のトレーニングで上昇させられるパラメータ量の上限を伸ばせるんです。

 つまり、1回の練習で爆発的にパラメータを伸ばすことも可能ということ! 個人的には、前述した
ドリームゲージがMAX状態のチームメンバーを一堂に揃えてのDREAMSトレーニングは激アツだと思っています。

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 この超強力なDREAMSトレーニング、格闘ゲームでいえば超必殺技とでもいいますか。使うとめちゃくちゃ気持ちよく育成ウマ娘を強化できました。体験会ではサポカをいわゆる“ハイランダー編成”で育成していたので、すべてのトレーニングが光っていて選択に悩んだほど。いずれのトレーニングも強力になるので、どれも魅力的に感じてしまったんですよね(苦笑)。

 もちろん強力ゆえに何度も連発できるものではありません。基本的には1回“振り返り”を行ったら、
次の振り返り期間までに2回(最後の“振り返り”後は4回)使うことができる、かなり特殊なトレーニングだと思ってもらえれば。ここらへん、無人島編の島トレーニングを思い浮かべればわかりやすいかと思います。

 さらにこのDREAMSトレーニング、なんとトレーニングの強化内容を任意で調整できてしまうのも面白い部分でした。そのために重要となるのが、ここから説明する“作戦会議”と“チームパラメータ”です。

作戦会議とチームパラメータ:チームの方針を決めてDREAMSトレーニングの性能を調整!


 育成開始後3ターン目に、以降は半年に1回開催される作戦会議。ここでは“振り返り”の結果を受け、
育成中に獲得したDREAMS Point(DP)を使用して“チームパラメータ”を上げることが可能です。これにより、超パワフルな重要要素であるDREAMSトレーニングの効果をどんどん強化することができます。

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 チームパラメータを上げるために必要なDPについて。こちらは初回に決まった量を固定で獲得し、以降はメンバーランクを上げることで獲得していきます。そうして貯めたDPを作戦会議でチームパラメータに振り分ける……そういう構図。

 DPはチームメンバーのメンバーランクが上がった回数や振り返りの評価に応じて増加するほか、カジノドライヴのサポートカードを編成することでも変動します。

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 次にチームパラメータについて。こちらは“フィジカル”、“テクニック”、“メンタル”の3種類が存在し、作戦会議でDPを振り分けることでLvアップしていきます。DPはいつでも振り分けられるものではなく、作戦会議時のみ。ここらへんはメカウマ娘編におけるST-2(サティ)の“チューニング”に似てますかね。

 なおチームパラメータの効果は常時発動するわけではなく、あくまで“DREAMSトレーニング時にのみ発動”するものです。これを踏まえると、各期間ごとに獲得できるDREAMSトレーニングの価値がいかに高いかがわかると思います。

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 上記は体験会でプレイしたバージョンでの数値ということで、実際とは異なる可能性もありますのでご了承ください。そのうえで、いずれのチームパラメータもLvが上がるごとにとんでもない効果が発動することがわかるはず。DREAMSトレーニングの重要度はシナリオが進むにつれて上昇していきます。

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 こうしてまとめて見ると、DREAMSトレーニングの効率を最大限に活用する場合
サポートカードの編成は5種類以上にしたくなりますね。先ほども書きましたが、自分はハイランダー編成を試してみたところ、かなり手ごたえがありました。

シナリオリンク:今回のシナリオリンクキャラの効果を抜粋して紹介!


 それではここで、今回の体験会で判明した限りでのシナリオリンクキャラのリンク効果もまとめておきましょう。

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 DPの獲得量が上がるカジノドライヴのサポートカードはやはり強力なので、最優先で編成したいところ。SSRの効果がより高いのが目に見えてわかります。体験会では完凸状態で使用させていただきすこぶる快適でしたが、無凸でも強かったりするのかは今から自分も気になっています。

 その他のリンクキャラたちについても、トレーニングをサボらなくなるというメリットは大きめ。必ずどこかの練習に登場するため、友情トレーニングが発動しやすいです。体験会ではフォーエバーヤングの賢さカードを使わせてもらったので、賢さはモリモリ上昇させられましたよ!

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▲[Innovator]フォーエバーヤング(SSR賢さサポートカード)。

 ……ということで、新シナリオのプレイの流れ、および新要素の解説は以上となります。ここからは、遊んでみて感じたプレイフィールについてもう少しくわしくお話しましょう。 

イチ『ウマ娘』ファンとしての個人的見解


 ここまでお読みいただけた方のなかには、どれくらい強いウマ娘を育成できるか気になっている方が多いと思います。個人的なフィーリングとしては、Dreams編は短時間で快適に強力なウマ娘を育成できる可能性を秘めていると感じました。

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 まず、画面遷移が少ないのがとてもいい。シナリオギミックも直感的でわかりやすく、DREAMSトレーニングの存在もあって、終盤で爆発的にパラメータを伸ばせるカタルシスも味わえます。

 1つ前の温泉郷編はできるだけ温泉への入浴状態を維持し、強いトレーニングを満遍なく行っていく形でしたが。今回は
比重がDREAMSトレーニングに寄せてあるというか、この特殊な練習の効果をいかに引き出せるかを考えるのが面白そうだと感じています。前述のとおり自分はかなりお気に入りのシナリオになりそうですね。

 体力管理も快適。チームパラメータの配分次第だと思うのですが、
おやすみはほとんど使わずに育成終了までトレーニングできました。カジノドライヴとのおでかけで体力を回復できるほか、“振り返り”後にも体力回復できるのが地味に効いていた気がします。トレーニングにがっつり打ち込めるシナリオとでも言うか……。

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 一方で、目標以外のレースに出走させるのはちょっとためらう部分はありました。
レースではチーム“DREAMS”のドリームゲージが貯められないのが気になっちゃったんですよ。スキルポイントを稼ぐためにある程度はレースに出走させるべきか。それともトレーニング重視で進めるべきなのか? シナリオ実装後、大いに議論が展開される部分かもしれません。

 なお、詳細な数字は出しませんが、僕の初育成の結果はUA前半って感じでした。めちゃくちゃ手探りの育成だったにも関わらず、スキルポイントも7000Pt中盤でしたからね。ここらへんの数字は、慣れてきて効率が上がればもっとグイッと上がる気がします。

 シナリオ内で育成ウマ娘ごとの差がなく、どのウマ娘でも平等に同じトレーニング理論を試せるのもいいですね。推しをとことん愛でたくなるってもんですよ。

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 ブリーダーズカップですが、メインレースは担当した育成ウマ娘になりつつ、そのほかのチームメンバーもちゃんと別のレースに出走して戦ってくれます。体験会での育成では、さほど苦戦することなく全メンバーが勝利したことで、いわゆる“完全勝利”を達成できました。これによりなんらかの恩恵があるのかもしれませんが、数回のプレイ機会では確認できていません。実装が楽しみです。

 なお、体験会でのプレイデータはまだ調整中の段階だったらしく、シナリオ実装時はブリーダーズカップの手ごたえがもっと上がる可能性も示唆されていました。やはり最後の大一番ですからね。もしかするととんでもなく強いライバルとぶつかる可能性もあるかもしれません。

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 そんなブリーダーズカップの演出ですが、これまためちゃくちゃカッコよくて。カメラ演出もいつもと違ったカットが挿入されたりと、そこかしこからこだわりが感じられました。音楽も高揚感があって心躍るものでしたし、勝利時の掲示板表記が英語になっているのもじつに芸が細かい。専用の勝利演出も楽しめますので、ぜひお見逃しなく!

 最後に
おまかせ育成について。今回は作戦会議におけるDPの振り分け方をかなり細かく調整できることもあり、結構強いウマ娘を育成できるのでは……という可能性を感じました。僕は一回だけおまかせ育成しましたが、タイシンがしっかりUAランクまで育ってましたからね。これは温泉郷編では見たことがなかったです(僕のおまかせ育成のセッティングがへたくそなだけかもしれませんが)。

 一方で、おまかせ育成で因子周回するのはシナリオギミック的に向いてない可能性も? 前述のとおり、レースに出走させるとそのぶんチームメンバーのドリームゲージが稼げなくなり、トレーニング効率が下がりそうですからね。いい塩梅が見つかればいいんだけど……って、これはまだ全然わかりませんが。さすがに体験会の短時間で、因子周回用のおまかせ育成まで試す時間はありませんでしたので(汗)。

 ホント、時間があればもっともっと回数をこなして、色々と試してみたいって思わせてくれるシナリオでした。ストーリーもエモいし、カジノドライヴもすこぶる魅力的なレディなので感情移入しまくりですよ。ガチで推せる……。イチファンとして明日の実装が本当に楽しみです。

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ナリタタイシンと挑んだメディア大会、そして推し活のお話


 ……ということで、ここからはシナリオレポートとは関係ない話題を少々。

 まずはメディア大会について。これは最近恒例になりつつあるのですが、前回に引き続き、今回も取材終了時に体験会に集まったメディアの皆さん(そして運営さん)が一堂に会してのルームマッチが催されました。

 出走権があるのは“おまかせ育成”で育てたウマ娘のみということで、かなりラフな一発勝負。コースはデルマーレース場の2200メートルということで、いわゆる“BCフィリー&メアターフ”のレース条件でした。ひらたくいえば3月実施のチャンピオンズミーティングとほぼ同様のレギュレーションですね。

 僕はもちろんナリタタイシンで挑戦しまして、結果は大健闘の2位! ……って、このテキスト前回のコピペなんですけど(苦笑)。前回はスティルインラブに、今回はウインバリアシオンに競り負けてしまい、頑張ってくれたタイシンに対して申し訳なさの極みです。あとちょっとだったんですけどね。

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▲優勝は4gamerさんが育成したウインバリアシオンでした。おめでとうございます!

 今回はディファレンス・エンジニア衣装、いわゆる“モノクルタイシン”で挑んだのですが。中盤ですでに3位まで上がってきていた時点でちょっと覚悟しないといけない展開でした。“迫る影”のサブ加速として積んだ“起死回生”は順位条件が満たせず不発ですし、せっかく継承した“鋭気のアレグロ”も追い抜き対象がいなかった時点でポテンシャルを発揮できてなさそう。たぶん追い比べも出てないと思います。うーん(汗)。

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 とはいえこんな厳しい展開もレースの……そして追込という脚質の妙であり。こういった展開を乗り越えて後ろからぶち抜くタイシンに、僕は脳を焼かれているわけです。この敗北を糧にチャンミでしっかり勝たせてあげたいなって気持ちでいっぱいですよ。結局、僕の『ウマ娘』のモチベの多くはナリタタイシンをチャンミに勝たせることにありますからね(笑)。

 コトブキヤさんからタイシンのスケールフィギュアが発売されることも決定し、5周年を迎えてもなお僕の推しはますます眩しく輝いています。かわいすぎる! 

 前回の記事でも少しだけ紹介しましたが、周りにとても熱量の高いタイシン推しの仲間が居てくれるのも僕にとってすごく大きいです。チャンミに向けてみんなで意見を出し合ったり、決勝の日なんかはコミュニケーションアプリで盛り上がったりと、末端にいるだけの僕でさえすごく楽しいんだから、推し活できる仲間の存在って貴重です。こういうコミュニティがあると、ゲームへの取り組み方も変わってくるのが面白いなって思いました。

 相変わらずチャンミに負けると数日メンタルが沈没するのですが……それは僕だけではないですよね(笑)。これからもタイシンとマイペースで向き合っていきたいと思います。そのためにも、明日からの新シナリオで育成を頑張らないとですね!

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 長くなりましたが、読者の皆さんがこの新シナリオにどんな印象を抱くのか、一人のトレーナーとして楽しみです。一緒に育成を頑張りましょう。そしてチャンミで遭遇したらそのときは対よろです!(笑)

 それでは今回はこのへんで!

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

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ウマ娘 プリティーダービー

  • メーカー:サイゲームス
  • 対応機種:Steam・PC
  • ジャンル:シミュレーション、レース
  • 発売日:2021年3月10日
  • 希望小売価格:基本プレイ無料(アイテム課金あり)

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