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今さら聞けないVTuber用語集“鳩”。何が“鳩行為”なのか? タブー視されがちな理由は?

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃VTuberの連載企画“VTuber用語集”。

 知っているようで知らない、聞き覚えはあるが、よくわかっていない。知ってはいるが、どうしてその言葉になっているのかはわからない。

 VTuberの配信などで頻繁に使われる用語を取り上げ、コンパクトに掘り下げていこうと思います。

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今回取り上げるVTuber用語は……

VTuber用語集"鳩"。何が"鳩行為"なのか? タブー視されがちな理由は?

 
“鳩”(はと)です。

 “鳩”とは「ハト目ハト科に属する鳥類の総称である」……という意味ではありません。

 もちろん、鳩が主役のゲーム(実は結構な数があります)を実況している配信であれば、鳥類のハトを指してのコメントである可能性もありますが、一般的にVTuberなどの配信界隈で使われる“鳩”とは、“伝書鳩”(でんしょばと)を語源としたものです。

 “伝書鳩”は、手紙を鳩にくくりつけるなどして遠方とのやり取りを可能にした、電話以前の時代における通信手段のこと。

 これが転じて、配信界隈では、誰かの生配信から別の生配信へと「◯◯さんがこう言ってたよ」「△△さんが海に行ったみたいだよ」といった情報を伝達する行為全般を指すようになりました。

 “鳩”によって配信が盛り上がることもあるのですが、伝言ゲームになってしまうこともあって思わぬトラブルに繋がることもあります。

 加えて、配信者の配信で別の配信者の話題を出すことがある種の“宣伝行為”と解釈される場合もあるため、基本的に好まれる行為ではありません。

 対戦ゲームなどの場合、一種のゴースティングになってしまう面もあるので、さらに問題です。

 極端な例で言えば、麻雀ゲームをプレイ中に「対面の◯◯さん、大三元を狙ってるよ」とか書き込まれれたら、困っちゃいますよね。

 大会などではそもそも配信者がコメントを見られないようにしたり、コメントが配信者の画面に遅れて表示されるようにしたりして対策することもありますが、カジュアルな対戦でもアンフェアなプレイになってしまいます。

 ここまでいくと明確に荒らし行為なので理解しやすいと思いますが、多くの参加者がいるゲームなどで、「◯◯ちゃんはスーパーで強盗しているよ」とか、プレー中に知り得ない情報を与えてしまうことが迷惑行為になることは大いにあり得ます。

 配信者ごとにルール設定やマナーに対する考え方は異なるものなので一概には言えませんが、基本的には“鳩行為”はNGであると考えた方がよいでしょう。

特殊な用例・派生語など


 “伝書鳩”や“鳩行為”など言い方は色々ですが、基本的には同じ行為を指しているという理解でいいでしょう。

 普段は禁止されている鳩行為を解禁し、互いのリスナーに伝書鳩を飛ばし合わせて生配信を盛り上げるなんてこともあります。

 例えば、こちらは2022年に"ホロライブ"の戌神ころねさんと兎田ぺこらさんの"ぺっころね"による初代マリオを使った対戦配信です。

 互いに基本はミュートし合ってのプレイで、鳩行為は自由。このため、「ぺこら、◯面まで行ったぞ」といった情報が飛び交うわけですが、欺瞞情報を交えての騙し合いの様相を呈して盛り上がりました。

 最近の例では、同じホロライブの夏色まつりさんが、あえて「伝書鳩許可配信」と称して、ホロライブの仲間たちの配信を観ているリスナーからの“鳩”を集める配信を行っていました。


 ここでもやはり“鳩”は禁止行為というのが大前提、界隈の常識であることがわかります。

 逆に言うと、こうした特殊なケースでない限りは大体が禁止、あるいは余り歓迎されない行為となりがちなのが“鳩”なわけです。

 多くの場合が良かれと思って伝えに行く“鳩”ですが、やはり推しに迷惑をかけるようなことがないようにしたいものですね。

 次回も今さら聞けないVTuber用語について紹介していきます。引き続き、更新をお待ちください。

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