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今さら聞けないVTuber用語集“凸待ち”。どうして“凸”? 何を待つ?

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃VTuberの連載企画“今さら聞けないVTuber用語集”。

 知っているようで知らない、聞き覚えはあるが、よくわかっていない。知ってはいるが、どうしてその言葉になっているのかはわからない。そんな言葉をコンパクトに掘り下げていこうと思います。

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今回取り上げる用語は…“凸待ち”【VTuber用語集】

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 “今さら聞けないVTuber用語集”第1回で紹介するのは
“凸待ち”(とつまち)です。

 そもそも“凸(とつ)”の由来は、“突撃”にあります。ネット用語で企業などに電話をかけることを“電話突撃”と呼ぶようになり、これが“電突”と略され、さらに転じて“電凸”となり、それがさらに時代を経て単純に通話を試みることというニュアンスになっていきました。

 つまり今日のVTuber界隈における“凸待ち”とは、“誰かが通話を掛けてくるのを待つこと”と定義できるでしょう。それを配信のメインコンテンツに置く場合は“凸待ち配信”となります。

 “凸待ち配信”は誕生日などの記念日に開催されることが多く、例えば、2021年に行われた“にじさんじ”剣持刀也さんの配信もそうした一例になります。

 トップバッターとして同期の伏見ガクさんが凸をしてくるところから始まり、『にじさんじ』の仲間たちが次々と祝福のメッセージを送りつつ、雑談に興じていきます。

 最後は箱外のピーナッツくんがやって来るというプチサプライズもあって……という流れです。

 視聴者は「次は誰が来るんだろう?」とドキドキしながら見守り、意外な話が飛び出してくる面白さもありといった形で人気のコンテンツとなっています。

特殊な用例・派生語など

 有名な派生語としては“逆凸”があります。

 これはつまり、配信している側が"凸る"(これも派生語ですね)わけです。事前に「◯◯時にかけるよ」という仕込みがある場合もありますが、本当に突発的に仕掛ける形も人気です。

 ただその場合、Vtuber界隈の礼儀として、冒頭の音声はオフになっていることが多いですね。うっかり最初の一言で配信に乗せてはいけないことを言いかねないですからね。

 こちらは『ホロライブ』の星街すいせいさんが、2023年にお正月記念という触れ込みで仕掛けた“逆凸”です。

 最初は『ホロライブ』の同僚である“はあちゃま”こと赤井はあとさんが登場し、続いて同じく僚友の宝鐘マリンさんへと繋がっていきます。

 さらに声優の田所あずささんにも繋がったのを皮切りに、徐々に「そこへかけるの!?」と視聴者が驚く顔触れに。

 過程では「かけたけど、繋がらなかった」ことも頻繁に起こり、ある種の緊張感も漂っていきます。そこもまたエンタメになるわけですね。

 また『にじさんじ』のアンジュ・カトリーナさんは自身のYouTubeチャンネルでの生配信中にこの凸を受けており、激しく動揺する様子もうかがえたりします。

 また『ホロスターズ』の夕刻ロベルさんは深夜に突然鳴った事務所の大先輩からのコールに覚えた恐怖感について配信で語っていたりもします。

 まさにこのドキドキ感こそ"逆凸"が人気の配信コンテンツになっている理由と言えるかもしれませんね。

その他の事例

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 凸待ちはある種のスリル感やワクワク感がポイントだという話はしましたが、突発感が伴うことでより加速する傾向もあります。

 例えば、昨年7月に起きたホロスターズの夕刻ロベルさんによる“凸”はその一例でしょう。

【#ロベルないとめあ】#起きてないとめあ【夕刻ロベル/神楽めあ】


 この日、ロベルさんは神楽めあさんとのゲームでのコラボ配信を予定していたのですが、めあさんが寝坊するという緊急事態に。

 そこでロベルさんはすかさず配信を開始した上で、“凸”を広く呼び掛けて「めあさんはいつ起きてくるか?」という予想イベントにしてしまいました。

 トレンド1位を取るムーブメントになり、いろいろな配信者の“めあさん評”が聴けてファンも大笑いしながら満足し、遅れて現れためあさんの様子にまた笑うという楽しい配信となりました。

 また凸待ちという文脈や文化を逆手に取ったエンタメもあります。

【 🥐🥐🥐 】戌神ころね限定凸待ち会場【 猫又おかゆ/ホロライブ 】


 こちらは今年2026年2月に行われたホロライブの猫又おかゆさんによる“戌神ころね限定凸待ち”の配信です。

 対象を1名に絞っての凸待ちで、復帰して間もない、“ころさん”こと戌神ころねさんを待ち続けるという枠組み。

 通常の凸待ちのような進行をしながら、ひたすらころさんが何度も何度も凸してくるエンタメにしつつ、同時に二人の絆を感じさせる心温まる配信となっていました。

 次回も今さら聞けないVTuber用語について紹介していきます。引き続き、更新をお待ちください。

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