バンダイカード事業部のアーケードカードゲーム『機動戦士ガンダム アーセナルベース』。2月下旬に新シリーズ『WAVECHOES(ウェイブエコーズ) SEASON:01』がリリースされ、新要素の追加で、対戦環境はさらなる深化を遂げています。

プレイヤー・コアラ師範自己紹介
はじめまして! アーセナルベースプレイヤーのコアラ師範と申します。今回は対戦動画の解説を行っていきたいと思います。普段はなかなかお見せできない手元も一緒ですので、何かの参考にしていただけると幸いです。
また、今回は攻略記事ということで情報の精度を高めるため、開発チームから正式に情報を頂戴したうえで検証も行いました。なお、こちらは執筆時(2026年3月中旬時点)での数値になります。今後も同じ数値とは限りませんので、あらかじめご認識のうえお読みください。
また、今回は攻略記事ということで情報の精度を高めるため、開発チームから正式に情報を頂戴したうえで検証も行いました。なお、こちらは執筆時(2026年3月中旬時点)での数値になります。今後も同じ数値とは限りませんので、あらかじめご認識のうえお読みください。

まずは今バージョンより追加された新システム“ECHOES BEAT(以下、EB)”に関しておさらいです。EBは特定のLINK ABILITYを発動させることで使用可能で、戦術技を使用するごとにEBLv.があがり、さらにLvが1上昇ごとに【コスト+3、SPゲージ+0.2メモリ、20秒間、攻撃力・防御力10%UP】の効果を受けることができます。
今回の動画でも、EBを活用したデッキを使用していますので、参考にしてみてください。
コアラ師範使用デッキ【殲滅2、制圧2、防衛1】
- アリュゼウス(VE01-013) / アスラン・ザラ(VE01-057)
- ガンダム(GQ)(VE01-036) / シン・アスカ(VE01-054)
- デスティニーガンダムSpecII(VE01-020) / レーン・エイム(VE01-049)
- GQuuuuuuX(ジークアクス)(エンディミオン・ユニット覚醒時)(VE01-034) / ニャアン(PR-339)
- ペーネロペー(FQ06-010) / キラ・ヤマト(VE01-051)










各カード紹介と運用解説


まずはMSカードの紹介から。アリュゼウスとGQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)は、EBLv.戦術技使用時に、EBLv.を1下げたあとに3上昇します。つまり、1回のEBLv.戦術技で通常より効率よくEBLv.をあげるだけでなく、EBLv.上昇効果を3回分(コスト+9、SPゲージ+0.6メモリ、攻防33.1%up)一気に得ることができる強力な効果です。
EBLv.3で使用できる共鳴戦術技を複数回使いたいとする場合は、複数枚入れておきたい効果持ちなため、この2枚を採用しています。

なお、アリュゼウスはLINK ABILITY“閃光のハサウェイ”を発動させていると戦術技後の遠距離攻撃力が45%upするので、できるだけLINK ABILITYは発動させたいということでペーネロペーを採用しています。

デスティニーガンダムSpecIIとガンダム(GQ)は、EBLv.3時に使用可能な共鳴戦術技が持ち味。デスティニーガンダムSpecIIは、共鳴戦術技使用時“光の翼(MS近距離攻撃力1.5倍)”展開状態になり、残像状態の分身(殲滅)を3体出すことが可能。今シーズン最も注目されているカードといっても過言ではないでしょう。
■分身のスペック
HP:950
近距離攻撃力:発動元MSの地形適性を含んだ近距離攻撃力×光の翼展開(MS近距離攻撃力1.5倍)+ 発動元PLの近距離攻撃力
※MS ABILTY“残像”:30秒間味方数に応じて能力上昇、回避攻撃発生
■能力上昇効果
味方数 1 / 2 / 3 / 4~
遠/近距離攻撃力:30%up / 50%up / 70%up / 90%up
機動力:30%up / 50%up / 80%up / 100%up
SP威力:10%up / 20%up / 30%up / 45%up

共鳴戦術技使用後、40秒間は近距離攻撃力1351以上で通常攻撃に撃破効果が付与される“インフィニット・ジャスティスガンダム弐式(VE01-023)”も強力です。しかし今回は、PLカードとの兼ね合いもあり、共鳴戦術技後に能力が大きく上昇する“ガンダム(GQ)”を採用しています。
■共鳴戦術技後ハイパー化ガンダム(GQ)の能力
機動力:600
近距離攻撃力:2450
HP:200%回復
射程:2
範囲:4

次にPLカードの紹介です。キラ・ヤマトのPL SKILL"冷静な指揮系統"はEBLv.1の間、SPゲージ回復速度が通常時の1.6倍になるため、戦術技を多用したいEB編成との相性◎。

参考までに、アマテ・ユズリハ(マチュ)(VE01-068)のPL SKILL“泰然自若な指揮系統”も同じ1.6倍です。

アスラン・ザラのPL SKILL“生きる意志”は、EBLv.3上昇時に出撃中の全味方ユニットの遠/近距離攻撃力と機動力が40%upになる強力な効果を持っているため、EBLv.1→3に上げるMSとの相性◎。

シン・アスカのPL SKILL“運命を切り開く力”は、EBLv.1上昇毎に近距離攻撃力14%、機動力10%up(最大3回まで)となります。HPが大きく回復し戦場にいる時間が長くなりやすい、ガンダム(GQ)との相性◎。


レーン・エイムとニャアンは、低コストのLINK ABILITY要員。ニャアンはアマテ・ユズリハ(マチュ)(FQ02-070)でも問題ありません。今回はコストを優先してニャアンにしていますが、個人的にはどちらでも非常に相性がいいと考えています。
EBを発動するためのLINK ABILITYは、“キラ”“アスラン”“シン”の3枚。今回はこちらのデッキを使用していきます。
EBデッキの使い方&対戦中の目標
①戦術技を使いEBLv.3にあげ、共鳴戦術技使用を目指す。
②キラやマチュのPL SKILL、作戦カード“エネルギー送電システム”などのSPゲージ回復速度がアップする効果や、EBLv.1→3になるEBLv.をスキップする効果などを使用し、効率よくEBLv.をあげる。
③EBLv.が上がる際の効果やPL SKILLを最大限活かしつつ、SPゲージを回復させている間の時間を凌ぐ。
共鳴戦術技を使用した後はEBLv.1に戻るため、再びEBLv.3を目指すというのを繰り返すのが、EBデッキの基本運用となります。もちろん、相手がEB編成だった場合も同様の動きを狙ってくるため、それを上手く妨害できるかも重要です。
トッププレイヤー・ささみさんとの対戦 。EBの使い方や、緻密な手元操作を詳細解説
残りカウント179付近

開幕時は自分のデッキに高コストカードが多く、SPゲージも溜めておきたいため、様子見からスタートしています。そのため、まずは相手の出方に対応できるよう、防衛機体を握って機を伺います。
■“握る”とは?

すぐ行動できるよう、アイコンにタッチした状態で触れ続けておくこと。『アーセナルベース』においては、必須テクニックとして浸透しています。
残りカウント174付近

早期出撃ボーナスが発生する175秒のタイミングで相手に動きがなかったため、一度手を放して次の手を再考します。
残りカウント155付近

コストが25まで溜まったので、ガンダム(GQ)を出撃させます。先に出撃させることで敵拠点付近での戦闘になるリスクは高まりますが、ニャアンのPL SKILL“柔軟なサポート”や、戦術技使用後のMS ABILITY“解撃”などもあるため、多少の無理は効くと判断しました。もしも撤退しないようだったら、そのまま共鳴戦術技を狙います。

相手もコストがMAXですので、相手が出すMSによって展開を考えていきます。また、ここから戦術技をどんどん使っていきたいので、作戦カード“エネルギー送電システム”を使用します。
残りカウント146付近

防衛:サザビー(VE01-009)をガンダム(GQ)と同じレーンに出してきたというところを見て、自分は以下のことを考えていました。
①相手はガンダム(GQ)をサザビー+殲滅で倒しに来るのではないか?
②ペーネロペーではないので、(LINK ABILITY的に)アリュゼウスがいないのではないか=制圧のデスティニーガンダムSpecIIが通しやすいのではないか?
③比較的コストが重い防衛なので、おそらく1防衛であろう

以上の予測から、逆レーンに制圧を流すことを選択します。相手視点ではガンダム(GQ)を倒すよりも、GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)のEBLv.1→3に上げる効果を嫌がり、防衛のレーン移動を選択しています。この時点で左右どちらで戦術技を使用してもいいので、防衛の位置を見るため、上からの視点で確認しました。
みなさんもプレイする際は、できるだけ“引き”の画面で見ると戦況把握が楽になるのでおすすめです。
残りカウント137付近

「どこで戦術技を使用しようかな?」と考えていたところ、相手が制圧で“ストライクフリーダムガンダム弐式(VE01-017)”“オルフェ・ラム・タオ&イングリット・トラドール(VE01-059)”を出撃させ、こちらのガンダム(GQ)を制圧で釣ることを選択。さらに相手はサザビーで戦術技を使用し、EBLv.0→1に上げてきました。


ストライクフリーダムガンダム弐式は、EBLv.1→3に上昇かつ、自身のHPを回復します。オルフェ&イングリットのSP SKILL“一発必中の長距離戦”は、EBLv.2に上昇時に遠距離攻撃力30%up、受けるダメージ30%軽減。EBLv.1→3上昇時にEBLv.2も通過するため、EBLv.戦術技使用だけでEB効果含めると、遠距離攻撃力約1.73倍、防御力約1.33倍、受けるダメージ30%軽減になるという破格の性能です。


参考までに、ニャアン(VE01-072)やシャア・アズナブル(VE01-044)などが持つPL SKILL“狙い定める長距離戦”は、遠距離攻撃力20%up、受けるダメージ20%軽減です。ストライクフリーダムガンダム弐式の狙いはEBLv.3到達と、回復効果での居座りだと判断したので、まずは防衛ペーネロペーを出撃させました。相手がEBLv.1になるのにあわせてペーネロペーで戦術技を使用しストライクフリーダムガンダム弐式撃墜の予定でしたが、敵のサザビーがすぐに戦術技を使用してきたため、こちらも即座に戦術技を使用しています。
最優先は“戦術技を使用すること”でしたので、出撃位置は“相手制圧に最も近い位置”で考えています。ここは相手が戦術技を撃つ前にガンダム(GQ)を出撃させたということで、戦術技の判断は正しかったのかなと思います。
残りカウント123付近
(該当部分の動画を見る)
ストライクフリーダムガンダム弐式を撃破したので、防衛ペーネロペーを移動をします。ここは相手はEBLV.1→3に上げる手段が見えている限りは防衛しかいないので慌てません。この時点でアリュゼウスはいない読みですので、もしEBLv.1→3に上げるMSがいるのであれば、殲滅GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)と予測していました。
ストライクフリーダムガンダム弐式を撃破したので、防衛ペーネロペーを移動をします。ここは相手はEBLV.1→3に上げる手段が見えている限りは防衛しかいないので慌てません。この時点でアリュゼウスはいない読みですので、もしEBLv.1→3に上げるMSがいるのであれば、殲滅GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)と予測していました。

右のガンダム(GQ)に当ててきた場合は、アリュゼウスをガンダム(GQ)に当てLv.3使用を阻止。左の防衛を狙ってきた場合は、直接当ててEBLV.1→3上昇を阻止。それぞれを考えながらアリュゼウスを握っています。
残りカウント120付近


予想通りGQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)が出撃してきたので、しっかりと出撃&戦術技を即撃ち。戦術技即撃ちは練習が必要ですが、アイコンの位置を覚え、可能な限りできるように頑張りたいところです。
アスラン自体は近距離PLですが、LINK ABILITYが全て出ているので、遠距離攻撃力が1000以上出ています。さらに戦術技使用でアリュゼウス(45%up)、EB効果(33.1%up)、アスラン(40%)で一時的に約2.7倍になりますので、十分に強力です。その結果か、GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)の即時撃破に成功しています。
この時点で、相手のEBLV.1→3に上げる手段はサザビーのみ。残り1体はデスティニーガンダムSpecIIとすると、EBLv.1で出撃させるとは思いにくいので、「防衛は撃破できそうだな?」と思いました。
残りカウント108付近

「アリュゼウスを回収できないかな?」と考えていたら、相手は右に制圧デスティニーガンダムSpecIIを出撃させました。この瞬間の相手の思考を読み解くと、【サザビーで戦術技を使用してEBLv.1→3】⇒【デスティニーガンダムSpecIIで共鳴戦術技を使用】⇒【分身でガンダム(GQ)や防衛機体を相手取りつつ、復活したストライクフリーダムガンダム弐式を左に出撃させて両面攻めの状態に】という一連のプランが見えてきます。
つまり、ここで相手のデスティニーガンダムSpecIIを上手く受けることができれば、勝利に大きく近づきます。
残りカウント102付近

防衛ユニットのペーネロペーを移動させてスタン効果を持つ戦術技をちらつかせつつ、右レーンの自拠点裏からこちらもデスティニーガンダムSpecIIを出撃させます。
デスティニーガンダムSpecIIの分身には、“共鳴戦術技使用時に最も近い敵をターゲットにする”という特性があります。そのため、動画のような位置関係で出撃すると、相手MSは以下のように行動するので、ぜひ注目してみてください。
・すぐに共鳴戦術技を使用すると、分身のターゲットが自身のデスティニーガンダムSpecIIに向いてしまう。
・逆に使わないと、防衛ペーネロペーにスタン効果を持つ戦術技を使用されてしまい、撃破されてしまう。

狙い通りに、敵のターゲットが全て自身のデスティニーガンダムSpecIIに向いてくれたので、MS ABILITY“残像”を使用して敵拠点まで直行。遠目で敵防衛の撃破も確認できましたので、自身のデスティニーガンダムSpecIIを止められるものは存在しません。
残りカウント93付近

この時点で相手が逆転を狙う手段はそこまで多くはないので、万一を考え、アリュゼウスを作戦カード“緊急事態”で回収。いつでもスタン効果を持つ戦術技を撃てるよう、手元に戻しておきます。あとはしっかりと守って、防衛のいない母艦をデスティニーガンダムSpecIIが撃破して勝利となりました。

試合自体は短くなってしまいましたが、特に“相手の狙いをしっかりと見極めて準備をする”というところは見せられたのかなと考えていますが、いかがだったでしょうか?
現段階は共鳴戦術技がとても強力で、序盤の1回のミスで大きく結果に左右されます(動画でこそ上手く行ってますが、もちろん失敗も数多……)。
まだまだこれからたくさんのカードが追加され、環境もどんどん変わってくると思います。まずは今の“EB”というシステムに慣れて、是非皆さんと一緒に楽しんでいきたいですね