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『Shadowverse(シャドウバース)』7月1日をもってサービス終了へ。その歴史を振り返る

文:電撃オンライン

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 サイゲームスの本格スマホカードゲーム『Shadowverse(シャドウバース)』が7月1日をもってサービスを終了します。

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『Shadowverse(シャドウバース)』7月1日をもってサービス終了へ


 『Shadowverse(シャドウバース)』、通称『シャドバ』は2回のクローズドβテストを経て2016年6月にサービスを開始したデジタルカードゲーム。

 「カードの進化が勝負のカギ」とCMでうたわれたように、フォロワーの能力を高めつつ特殊な能力も発揮できる“進化”が大きな特徴です。


 サービス開始初期は進化時の能力で相手フォロワーに3ダメージを与える“ドラゴンウォーリア”やHP3以下の相手フォロワーを消滅させる“鉄槌の僧侶”といった、フォロワーが注目を浴び、後年には条件を満たすと自動で進化するフォロワーも登場。一貫して進化は『シャドバ』において重要な要素となっていました。

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 また、進化は一般的に先行が有利になるカードゲームにおいて、後攻とのバランスを取る要素でもあり、一時期は
先攻後攻の勝率が五分五分になっていたとも発表されています。

 2016年9月30日には、早くも第2弾カードパック“Darkness Evolved / ダークネス・エボルヴ”が登場。“古き魔術師・レヴィ”の扱いやすさやロングゲームにもつれ込んだときの“ダークエンジェル・オリヴィエ”の頼もしさは当時プレイしていた人なら今も覚えているはず。

 その後も第3弾“RISE OF BAHAMUT / バハムート降臨”の“次元の魔女・ドロシー”や“バハムート”、第5弾“Wonderland Dreams / ワンダーランド・ドリームズ”の“不思議の探究者・アリス”など、新たなカードパックが登場するたびに、新たなデッキの可能性に喜び、相手の強力なデッキに悔しい思いをしてきたプレイヤーも多いことでしょう。

 印象に残っているカードをあげていくと“侮蔑の絶傑・ガルミーユ”、“《世界》・ゼルガネイア”、“粛清の器・メイシア”、“出航の咎人・バルバロス”……キリがありません。

 ちなみに、実装当初の“絢爛のセクシーヴァンパイア”は
電撃オンラインで先行公開されました。序盤に引ければ強いというのは明白でしたが、まさかあそこまで大暴れするとは……。
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 さて、カードパックの追加以上に大きく環境が変わったのは、2017年12月29日。

 第7弾カードパック“Chronogenesis / 時空転生”と同時に、新リーダー“ユアン”と新クラス“ネメシス”が登場しました。

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 ネメシスは、元々デッキには入っていない各種“アーティファクト”と“操り人形”というトークンを駆使するクラス。実装当初はターンの最初に引いたカードの分を忘れて共鳴状態か否かをよく間違えましたが非常に新鮮なプレイ感覚でした。

 その後、現在に至るまで『シャドバ』は基本的には8つのクラスからいずれかを選んで対戦を行うゲームとなっています。

 ユアンの登場にあわせてメインストーリー“災いの樹編”の最終章が実装。言うなれば物語の第一部が完結となりました。その後、イズニア国、アイアロン、ナテラでのアリサたちの物語を経て、主人公の異なる新たなストーリーが展開されていきました。

 さらに、随時更新される最新のカードパック5種類(と一部カード)のみを使用できる新フォーマット“ローテーション”が実装されたのもこのとき。

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 既存のカードすべてを使用できる“アンリミテッド”も用意されつつ、プレイヤーのメインストリームはローテーションでのプレイとなっていきました。


 2020年にはアニメ化もされ、同年にアニメ版の世界を舞台にしたNintendo Switch用ソフト『シャドウバース チャンピオンズバトル』も発売。

 2022年4月28日にはリアルカードゲーム『シャドウバース エボルヴ』も発売と『シャドバ』の世界は加速度的に広がっていきました。

 また、多彩な作品とコラボを行っていたのも印象的。『シャドウバース チャンピオンズバトル』や『グランブルーファンタジー』などサイゲームスのタイトルはもちろんのこと、『ワンパンマン』、『Re:ゼロから始める異世界生活』、『初音ミク』、『NieR:Automata』などさまざまな作品のキャラクターがカードやリーダースキンとして登場しました。

 なかでも『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』とのコラボで登場した“うさぎ”の「ヤァァハァァァッッ」のインパクトは強烈でした。

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 そんな『シャドバ』ですが、2023年12月11日には新作タイトル『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』が発表。

 そこからそれほどときを置かず、2024年3月19日の放送で、第32弾カードパック“Heroes of Shadowverse / ヒーローズ・オブ・シャドウバース”アディショナルカードパックが最後の新規カードとなることが発表されました。

 同年7月以降は歴代のローテーションからひとつのカードプールが選ばれる“タイムスリップローテーション”の常設をはじめとした、これまでユーザーがたくわえてきたカード資産で楽しめる方向にシフト。2025年6月17日には『ワールズビヨンド』もサービス開始を迎えました。

 見方によっては、役割を終えて『シャドウバース ワールズビヨンド』に引き継がれていくということなのでしょうが、『シャドバ』は間違いなく日本のデジタルトレーディングカードゲーム史の代表となる作品。

 その約10年にわたる歴史が、2026年7月1日11:00をもって幕を閉じます。

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