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『あっぷアリーナ!』ローンチ発表会レポート。ポイント還元にクラウド試遊、ゲームライターによるキュレーション機能など、“新しいゲームとの出会い”に特化した新たなプラットフォーム

文:米澤崇史

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 BBSSは、3月31日に東京・浜松町において『あっぷアリーナ!』のローンチ発表会を開催しました。その模様をレポートします。

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新規タイトルのヒットが出にくい現状を解消、ランキング重視のストアから脱却【あっぷアリーナ!】


 日本発のゲームに特化した発見型アプリストアとして、3月31日にローンチされた『あっぷアリーナ!』。発表会では、まずBBSSの代表取締役社長兼CEOの本多晋弥氏が登壇しました。


 本多氏は日本のゲームアプリ市場が2021年以降減少傾向にある原因が、上位の人気ゲームばかりがピックアップされるランキングが中心のストア仕様が一端になっていると分析。

 また、実際のゲーム内容とはかけ離れた広告など、さまざまな情報が錯綜しやすい中、ユーザーが本当におもしろいと思えるゲームと出会いにくくなっていること、ベンダーやクリエイターが、ユーザーがどんなゲームを欲しているかのフィードバックを得にくいといった課題を解消するべく生み出されたのが、『あっぷアリーナ!』であると説明しました。


 なお『あっぷアリーナ!』は、世界で4億以上のユーザーと100億件以上のダウンロード実績を持つアプリストアを運営するポルトガルのAptoide社との提携により実現したもので、Aptoide社のCOOであるアルヴァロ・ピント氏も発表会に登壇。日本とポルトガルの歴史的な関係性にも触れつつ、日本でユーザーとクリエイターにとって意義のあるサービスを実施できることへの喜びも語っていました。

ポイント還元やクラウド体験プレイなど『あっぷアリーナ!』の3つの特徴


 その後は、BBSSのR&D本部本部長の橋本雅斗氏が登壇し、『あっぷアリーナ!』の具体的な機能と特徴が紹介されました。

 橋本氏が挙げた特徴は“編集型のキュレーション”、“15分間のクラウド体験機能”、“経済的インセンティブ”の3点。


 まず“編集型のキュレーション”として、ランキングに依存しない仕組みとして、大塚角満氏を編集長に迎えた独自のゲーム編集部を設立。ユーザーの嗜好に合った良質なゲームを紹介する記事がストア内で提供されます。


 さらに昨今の大容量ゲームをダウンロードする際の手間や待ち時間、容量不足を解消するため、クラウド技術を活用。フルサイズをダウンロードすることなく、即座に15分間のお試しプレイが可能です。


 そしてゲーム内での課金額の一部がストアポイントとして還元される、“経済的インセンティブ”の仕組みも用意されます。還元率は、通常時は5%ですが、ローンチを記念したオープニングキャンペーン期間中は、最大10%に引き上げられます。


 なおストアに並ぶまでには、デベロッパーは一度登録申請を行い、審査通過後に提供されるSDKを組み込む必要があるとのこと。


 現在はまだ海外タイトルが中心で、アプリ数も少ないものの、現在日本のデベロッパーやクリエイターとも話を進めており、今後は日本のタイトルが追加されていく予定であることも明かされています。

 加えて今後の展開として、発表会当日にローンチされたiOS版に続き、5月1日にはAndroid版のリリースも予定されています。

岡田結実さん&武田真治さんが『あっぷアリーナ!』を体験


 発表会の後半では、タレントの岡田結実さんと武田真治さんが『あっぷアリーナ!』のテーマカラーである緑色を取り入れた衣装で登場しました。


 日頃から夫婦でスマホゲームを楽しんでいるという岡田さんは、「大容量ゲームのダウンロード待ちの間に寝落ちしてしまうことがある」という子育て世代ならではの悩みを吐露。

 クラウド機能に期待を寄せつつ、かわいいキャラクターが描かれたUIデザインや直感的なカテゴリ分けに注目し、「いちいち検索しなくても直感で選べる」と絶賛し、パズルゲームなどを通じた親子でのふれあいにも活用したいと語っていました。


 一方、ゲームはまったくの初心者だという武田さんは、「娘とのコミュニケーションツールとして、今日からゲームを始めたい」と意気込みます。

 実際に武田さんがストア内のゲームをプレイするコーナーでは、ゲームに夢中になるあまり口数が少なくなる一幕も。「すごい楽しそうなゲーム見つけちゃったから。やり始めると無口になっちゃうって典型的なダメなやつみたいになっちゃう」と反省しつつ、「今日からゲームYouTuberになる!」という発言も飛び出していたほど、ゲームの虜となっていた様子でした。


 さらにその後の質疑応答のコーナーでは、オススメのトレーニングを聞かれた武田さんが、子育ての運動不足を解消するためのスクワットを紹介。

 岡田さんを巻き込みつつ実演が行われる中で、「(膝が)伸びきってる!」と指摘してやり直させるスパルタな一面も覗かせるなど、自由なトークセッションが行われていました。

『あっぷアリーナ!』がストアを見る習慣を作るきっかけに?


 体験会終了後には、筆者も実際に『あっぷアリーナ!』を少しだけ触ったのですが、やはり自分がライターなのもあって、おもしろいと思ったのはゲームの紹介記事を見られる機能です。


 実際のアプリ上では、“記事”というタブが画面下に表示されていて、タッチすると記事の一覧ページにすぐに飛びます。

 スマホアプリのストアって、最初からDLしたい目当てのゲームがある時に開くくらいで、SteamやCSゲームのストアと違って、定期的にチェックする習慣がある人ってあまり多くないと思うんですよね。

 レビューで判断しようと思っても、そのタイトルのページに飛ばないとレビューが見れなかったりもするのもあり、ランキング上位に上がってくるのは有名タイトルばかりなので、まったく知らないゲームに出会う機会が少ないのはその通りだなと。

 そういう時にゲームを厳選して紹介している記事があれば、そのタイトルをチェックするためのフックとしては有効なのではないかと感じました。


 ストア内にはAI機能もあり、オススメのタイトルやジャンルをAIに聞いたりできるのも最新のストアアプリならでは。

 ただ、ローンチ時点ではまだ並んでいるタイトル自体が少ないので、特徴の一つであるポイント還元の恩恵が限定されているのはもったいないところ。現在、日本のメーカーとの交渉も進められているようなので、今後の拡張に期待したいです。

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担当者プロフィール

  • 米澤崇史

    米澤崇史

    ロボットアニメを愛するライター。 フリーランスの専業ライターとして10年以上活動。複数のアニメ・ゲーム系のWebメディアでコラムやインタビュー記事を担当し、書籍では主に攻略本・ムック本のライティングに多数関わる。ゲーム会社在籍時は企画・プランナーとしてゲーム開発にも参加。 幼少期からゲームに触れ、主にRPG・SRPG・アドベンチャーゲームを中心にプレイし、とくに好きなのは『テイルズ オブ』シリーズや『Fate』シリーズ。ガンダム系のゲームも好み、『スーパーロボット大戦』や『ジージェネレーション』シリーズはほぼ全作プレイ済の大のファンで、人生のベストゲームは『スーパーロボット大戦α』と『ジージェネレーションF』。

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