スクウェア・エニックスから4月21日(火)サービス開始予定のiOS/Android向けローグライトRPG『ドラゴンクエストスマッシュグロウ(以下、スマグロ)』。その先行プレイレビューを掲載します。

いよいよ4月21日に冒険開始となる『DQスマグロ』。配信に先駆けてテスト版をプレイすることができたので、CBT(クローズドベータテスト)も遊んだライターによるレビューをお届けします。
この記事では、主に本作の世界観に注目。『DQスマグロ』から伝わる「ドラゴンクエスト」らしさも深掘りしていきます!
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未知なる異世界・バルディシアが舞台となる本作。この地は魔物が巣くう“ほころび”の脅威にさらされており、主人公はほころび問題を解決する“竜の翼”の団員として活動していきます。
同じ“竜の翼”の一員で主人公の幼なじみでもあるゼラ、旅先で出会う高貴な雰囲気の少女・ニナなど、さまざまな人物との繋がりをへて主人公は世界各地を冒険します。


ストーリーのベースは王道RPGそのもので、「「ドラゴンクエスト」シリーズといえばコレ!」といった展開が見られます。そして、そこに強烈なインパクトを加えるのが、主人公のガイド役のマルです。

謎の機械であるマルは、どうやら女神の頼みを受けて主人公を導くことに。ストーリー上だけでなく、ゲーム内のさまざまなチュートリアルでも活躍する、頼れるガイド役兼マスコットといったキャラクターです。
本作の主人公は、シリーズおなじみのいわゆる“しゃべらない主人公”なので、ストーリー上では代わりにマルが話を進めてくれます。
日々のログインボーナスもマルがボイス付きでお知らせしてくれるので、3日も遊べばもう彼(?)の存在が脳裏に焼きついて離れません。かわいらしい丸っこいフォルムなのも魅力的なポイントですね。

さらに、時間経過でアイテムを拾ってきてくれる“ミニマル探検隊”というシステムがあったり、ふくびき(ガチャ)の演出にも登場したりと、全体的にマルの存在感がすごい!
マル自身の性格にも嫌味がなく、主人公に献身的に尽くす相棒ロボットという印象なので、プレイしていてすぐに好きになってしまいました。
『DQスマグロ』のような運営型タイトルの場合、プレイヤー目線だとモチベーション維持に必要な何かが欲しいものなのですが、愛らしいマスコットがいるだけでこんなにモチベが上がるとは驚きでした。


マルの正体や女神との関係など、ストーリー的にもマルは気になるところだらけの存在なので、本作を遊ぶうえである意味一番目が離せないキャラクターです。
ゲームの端々から感じられる「ドラゴンクエスト」らしさ【ドラゴンクエストスマッシュグロウ:レビュー】
「ドラゴンクエスト」ほど有名で長大なシリーズになると、“「ドラゴンクエスト」らしさ”というのがたびたび議論になります。
はっきり定義するのは難しいと思いますが、個人的に「ドラゴンクエスト」らしい要素を考えたとき、“堀井節”と“RPGとしての完成度”の2点は欠かせないと感じています。

シリーズの生みの親である堀井雄二さんは、本作でゼネラルディレクターを務めており、ゲームの触り心地の監修やネーミングなどを手掛けています。そこから生まれたたしかな堀井節は、『DQスマグロ』の重要な魅力です。
また、本作はRPGとしても手を抜かず作られており、成長要素やカスタマイズでプレイヤーが楽しめるゲームに仕上がっています。
装備品や職業によって自由度の高いカスタマイズができ、バトルは状態異常やバフ・デバフなどが絡んだ奥深い内容となっています。パッと見のシンプルさに隠れがちですが、一本のRPGとしてかなり作り込まれている作品ですね。

ほかにも音楽や効果音の使い方、各種名称など「ドラゴンクエスト」らしさを感じる要素は端々にあり、上記2点も土台にしっかりあるのでシリーズ作としての説得力が強いです。
これまで「ドラゴンクエスト」スマホゲームをほとんど触れたことがなかったので、正直なところプレイ前はやや色眼鏡で見ていましたが、遊べば遊ぶほど『DQスマグロ』は制作陣の本気が感じられるゲームでした。

ちなみにCBTレビューでも書きましたが、ホーム画面のBGMが『DQVIII』のフィールド曲“広い世界へ”なのが最ッッッ高です! これを聴くためだけでも『DQスマグロ』をインストールしてほしい!!

シリーズ初のローグライトRPGということで二の足を踏んでいる人もいるかもしれませんが、少なくとも「ドラゴンクエスト」らしさはふんだんに感じられる作品だと断言します。
あと、マルがとてもかわいいので、シリーズファンも「ドラゴンクエスト」未経験の人も、ぜひご注目を!