電撃オンライン編集部スタッフが、実際に遊んだうえでオススメ作品をプッシュする特集企画"電撃の激押し神ゲー2026 夏"。

この記事ではPhantomWorksより2026年5月13日に発売された、SteamおよびEpic Games Store向け3Dアドベンチャー『ARIE:月詠み』の魅力を江波戸るくが語ります。
また、一部のタイトルではSteamキーやパッケージなどのプレゼント企画を実施します。あわせてぜひチェックを!
『ARIE:月詠み』に好みが詰まりすぎていた件。惹かれたのはもはや運命?
気が付いたら好きなキャラクターが納棺師や葬儀屋だった……ということがちらほらあり、そういった役目を持つキャラクターが登場するタイトルに惹かれがちなライター・江波戸るくです。
なぜなのかはいまだによく分かっていませんが、ストーリーやキャラクター紹介でその要素を見かけると、ついついプレイしたくなってしまいます。

『ARIE:月詠み』はキービジュアルを見た瞬間に「あ、絶対好きだ」という謎の確信があったのですが、プレイしてわずか数分で、その予感は間違っていなかったと知ることとなりました。
月は絶え間なく墜ち続け、世界は滅亡へと向かっている。
潮汐の乱れが引き起こした海水の高騰により、セルル島は地上で最後の陸地となった。
過去の文明や歴史がすべて水没した今、後世の人々は絶え間なく墜ち続ける月を信仰の対象とし、死後には真の故郷である夜月へ帰れると信じている。
そして送奏人たるディアロにとって、逝きゆく者を夜月へ送り届けることが使命である。
彼は故人の娘レイと共に、終末の世界で劇的な旅路を歩み、世界の頂点「月浴びの地」へと至る。(公式の説明より)
世界はもうほとんどの地が水没しており、人が生きていける場所として残されているのは、本作の舞台であるセルル島のみ。そうなると、生き残っている人間もこの地にしかいないのでしょう。
そしてこの場所も“人類最後の楽園”と呼べるほど豊かというわけでは決してなく、村には修繕を待つ建物があり、物資があまり行き渡っていないことも分かります。




そんな地で描かれる物語の主人公となるのは、“送奏人”という使命を担った青年・ディアロです。
先代の送奏人・テレサの遺志を継ぎ、死者を月へと送る役目とともに生きている彼の“送奏”が、本作を進めるうえでの重要な鍵となります。
そして、ディアロと短い旅をともにすることとなるのが、テレサの娘である少女・レイです。もうひとりの主人公と言っても過言ではありません。

一見儚げな印象を抱かせますが、言いたいことはわりとはっきり言うタイプです。穏やかなディアロとはある意味、相性がいいのかもしれません。
旅の中では彼女の力を借りる場面もありました。



緩やかに終わりへと向かっている世界の中、最後に残された島の聖地を目指して、青年と少女が死者を送り届けながら旅をする……。
自分が惹かれる要素がかなり揃っていたことが、冒頭の時点で把握できてしまったわけです。
「このゲーム、好みに合いすぎていてなんだか怖くなってきたぞ……」
……と思いつつ続きへと踏み出しましたが、世界の最後の島で描かれていたのは、驚くほど穏やかで、切なさが残る旅路でした。


終末世界の中での穏やかな旅路……けど送奏人としての役割は容易くない
“月浴びの地”を目指すディアロとレイの旅の最中、月魂という存在を見かけることがあります。
死してなお各地をさまよう彼らは、ディアロが曲を奏でることで“送る”ことができますが……さまよう魂は、簡単に月へ送り届けることはできません。

というのも、曲を奏でる際、表示されるバーに特定のボタンが重なった瞬間に押すことで送奏が進んでいくのですが、月魂からは負の感情が発されており、ディアロがこれに何度か当たると瀕死となってしまいます。
立ち止まっているわけにはいかないので、安全そうな位置を見つけつつ、移動をしながら演奏をすることになります。
ですが、死者をあっさり送り届けられるのもなんだか違うな……と思うので、世界観に合っている手ごたえだと感じました。
送奏人の役目を担うのは簡単ではありません。

本作は緩やかな探索が美しい曲とともに楽しめるアドベンチャーゲームではありますが、島の探索の中ではちょっとしたアクション寄りの操作が求められることがありました。
島のあちこちにある古代人類の遺跡は、ディアロが持つ“琴笛”の音色に反応するのですが、その演奏で道を作り出したのち、繋いだ複数の足場をダッシュ+ジャンプで飛び移っていくことも。
なお、うっかり足を踏み外して落ちるなどして瀕死に陥ってしまっても、その場からすぐにリスタートできる親切設計です。
「ここ行けるのかな?」「あっちには何があるんだろう」と感じたところへは、勇気を出してどんどん踏み出していけます。アクションが不得意なゲーマーにとってはありがたい……。

“琴笛”を用いたパズル要素については、演奏しているあいだに地形や足場などが動いていくので、適切なところで止めて道を作ることが多いです。
これくらいで行けるかどうか、と動かしたあとに実際に行って先へ進めるかを確認する“手探りで道を拓いていく”感じが、本作のややゆったりとした空気感にマッチしています。
先ほど触れた古代人類の遺跡についても「ここでかつて人々はどんな生活をしていたのか?」「何のために造られた遺構なのか」ということを考えながら探索をしていました。
また、本棚なども調べることができ、そちらには島の歴史や伝承が記されています。送り届けた月魂たちに関する情報を閲覧できる項目もありました。

深読みをしてしまう、あちこちに散りばめられたテキストを片っ端から読みたくなってしまう、といった方もいらっしゃるかと思いますが、まさにそんな方にオススメしたいです。

ちなみに、商品ページには以下のように記されています。
今はもう失われたものへ思いを馳せながら、美しい音楽とともに歩み、残された景色を目に焼き付けていく旅。
まさにこの文章の通りで、ディアロとレイを中心とした物語は“ポストアポカリプス”を穏やかさで包んだ、短編でありながら心に沁み込むようなものでした。


クリアまでは早ければおおよそ10時間ほどなので、どこか優しさのある終末世界の旅に踏み出してみてはいかがでしょうか。

"電撃の激押し神ゲー2026 夏"ゲームプレゼント企画詳細
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応募締切
2026年7月10日(金)23:59
当選発表
当選者へのみ2026年7月15日頃、Xのチャット(DM)にて「@dengekionline」よりお知らせします。
※チャットを受信できない場合、当選権利が失われますので、かならず受信できるよう設定してください。
※チャットの使用に必要な手続きについては、Xのヘルプセンターなどをご参照ください。
※ご当選の場合、2026年7月20日までに賞品送付先を専用フォームにてご登録いただく必要があります。かならず期日までにチャットをご確認ください。
注意事項
■応募には、Xへの登録(無料)が必要です。
■未成年者の場合は、保護者に承諾を得たうえでご応募ください。
■当選はおひとりにつき1口までとなります。
■以下の場合は応募をお受けできません。
・非公開アカウントの場合
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— 電撃オンライン (@dengekionline) July 3, 2026
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応募は2026年7月10日(金)23:59まで🎮
※かならず記事内の応募要項をご確認ください。https://t.co/np4H1QoDUp https://t.co/Ofj6LI1iWN


