モンストスピンオフ『キュビスタ』ストーリーまとめ3：第一章 円卓の惑星 6話“星読みの大魔術師マーリン”～10話“遺跡に残された伝承”（ネタバレあり）【キュービックスターズ】

文：電撃オンライン

公開日時：2024年05月31日(金) 06:15

最終更新：2024年06月01日(土) 21:41

　2024年5月27日にサービス終了を迎えた全方位にハマる! ギリギリアクションRPG『キュービックスターズ（キュビスタ）』。そのメインストーリー集をお届けします。

　この記事では、第一章“円卓の惑星”6話“星読みの大魔術師マーリン”～10話“遺跡に残された伝承”を掲載します。

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ストーリーまとめ

第一章 円卓の惑星 6話～10話

6話 星読みの大魔術師マーリン

ロビンフッド：話じゃこのあたりに薬草店があるはずだが……。

ノストラダムス：ちゃんとした場所を聞いておけばよかったダムス～……。

？？？：わああああ！？

ソロモン：今の叫び声は……！

マーリン：こっち来ないで～！？

パンドラ：マーリンが襲われてるドラー！

ロビンフッド：任せな！

ロビンフッド：ふう……。大丈夫か？

マーリン：はぁ～……助かったぁ。

ホームズ：アーサー王に頼まれて君を探しに来たんだ。

マーリン：えっ？　アーサーに？

パンドラ：マーリンなら街から聖杯を奪っていった兵器がどこに行ったか占えるって聞いたドラ！

マーリン：聖杯が盗まれたの！？　それは一大事だ……！！。

マーリン：わかった、占ってみる！　……でも占うには古代兵器のパーツがいくつか必要かなぁ。

ソロモン：なら一緒に集めようよ！　早くしないと街を襲ったヤツらが遠くに行っちゃうかも！

マーリン：君たちも協力してくれるの？　それならすぐに必要な分集められるかも！

ソロモン：任せて！　急いで集めにいこう！

7話 古代兵器を追って

マーリン：これだけあれば十分かな！

マーリン：ティンクル・ティンクル！　お宇宙（そら）に輝くお星さま！　力を貸して～！

ゴーレム：……………。

ノストラダムス：動き出したー！

マーリン：古代兵器のパーツを集めて、お人形さんとして動くように魔法をかけたの！　これできっと住処に帰っていくよ！

ソロモン：じゃあ見失わないように追いかけないとね！

アーサー：──マーリン！　みんな！　無事か！

マーリン：アーサー！　アーサーも無事だったんだね！

アーサー：ああ。今、騎士たちに街の防衛と市民の避難を指示してきたところだ。

マーリン：こっちも追跡の魔法をかけたところ！　あのゴーレムが行く先を追えば帰っていく場所がわかると思う！

アーサー：さすがマーリンだ。このまま聖杯を奪われるわけにはいかない。急いで追いかけるとしよう！

ロビンフッド：俺たちもついていくぜ。あの古代兵器の数だ、二人だけじゃ手に負えないだろう。

アーサー：助かる。騎士たちも今は古代兵器の残党の相手と市民の避難で手一杯だ。

アーサー：……聖杯は必ず取り返してみせる！

8話 聖剣エクスカリバーの試練

マーリン：これは……遺跡の入り口……？　こんな湖のほとりから来てたなんて……。

アーサー：ここから古代兵器たちがやってきていたのか……。

ホームズ：他にもここを通り抜けた痕跡があるね。しかもかなり近い時間みたいだ。

ロビンフッド：聖杯を奪ったあのデカブツも、さっきここに帰ってきた可能性が高いってことだな。

アーサー：この奥に古代兵器たちがいるのか……。しかし相手の数は多い。少しでも人手が欲しいな……。

マーリン：使い魔で応援をお願いしておくね！　街の方が落ち着いたら、みんな来てくれるかも！

アーサー：ああ、頼む。他には……。

アーサー：遺跡に突入する前に、みんなに頼んでおきたい事がある。君たちの腕を見込んでのことで、他の者には頼めない事だ。

ロビンフッド：なんだ改まって？

アーサー：私と本気で戦って欲しい。

パンドラ：戦うって……どうしてドラ～！？

アーサー：私が持つ聖剣エクスカリバー。この剣が私を認めたとき、剣の精霊がその姿を現す。その力は強力で、彼がいれば心強い。

アーサー：これまでもピンチの時、彼には何度か協力してもらったのだが……。……今の私では自由に彼を呼び出すことはできないんだ。

アーサー：そこで君たちには私を追い詰めて欲しい。君たちと本気で戦ってその力を認められれば、彼はその姿を見せてくれるはずだ。

ノストラダムス：で、でも突入の前に怪我とかしちゃったら……。

アーサー：はは、頼もしいな。大丈夫、多少の傷ならマーリンが手当してくれる。

アーサー：それよりも問題は私が本気を出せるかだ。……決して手加減をせずに戦って欲しい。

ロビンフッド：まあそういう理由なら相手になるぜ。いっちょ俺たちの腕前を見せてやろう。

ソロモン：うん、わかった！　本気で行くね！

アーサー：ああ、頼んだ！　──さあ来い！！

9話 王の資格

アーサー：くっ……！？

アーサー：ここまでか……！　思った以上に強いな……君たちは……。

ノストラダムス：でもこっちはみんなで戦ってるダムス～……。

アーサー：……だが私は王だ。民の命を背負っている。その前では敵がいくら多かろうと、何も関係ない。私は一人であっても、勝たなきゃいけないんだ……。

？？？：──いいえ、アーサー王よ。

ランスロット：あなたには我々円卓の騎士がついています。一人ではありません。あなたの手が足りないなら、私たちが支えましょう。

アーサー：ランスロット……！

ランスロット：マーリンの使い魔から報告を受け、馳せ参じました。王よ、お供いたします。

アーサー：……ああ、そうだったな。どうやら私は忘れていたようだ。私には仲間がいる。それも、とても頼りになる仲間達が。

？？？：──ようやく気づいたか、アーサー。

アーサー：……この声は──エクスカリバー！

エクスカリバー：俺はずっとお前のそばで見守っていたぞ。……こうして出てこれたのは、お前が自分自身の弱さを認め、そして周りに目を向けて成長したからだ。

エクスカリバー：お前は一人ではない。周りにはこうして、お前を支える仲間たちがいるんだ。俺もそのうちの一人だ。

アーサー：そうか……。ありがとう、エクスカリバー。そしてランスロット。私は少し焦っていたようだ。

ランスロット：いえ、お力になれたなら何よりです。我が王よ。

アーサー：ああ。ランスロットと、戦ってくれたパンドラたちのおかげだ。

アーサー：……それでは改めて進むとしようか。聖杯を取り戻す為に！

パンドラ：遺跡探検に出発ドラ～！

10話 遺跡に残された伝承

マーリン：ふう～……。遺跡の中は暗くてホコリっぽいね～。

ランスロット：長年放置されていたのでしょう。罠もあるかもしれません。注意して先に──。

マーリン：ひゃあっ！？

アーサー：言ったそばから転ばないでくれマーリン。

マーリン：いたたた……。だってぇ……。

マーリン：……あれ？　なんだろうこれ？石版……？

ホームズ：何やら書かれているようだが、読めるかい？

マーリン：ちょっと待ってね……。ふんふん、これは……？

マーリン：この遺跡の奥に封印されているのは……医療兵器『アヴァロン』っていう物みたい。

アーサー：アヴァロン……伝説に登場する理想郷の名だったはずだが…聖杯を奪っていったあの大きな古代兵器のことなのか……？

マーリン：ここに書いてある通りなら、アヴァロンは人を治療する為に存在してるんだって。

マーリン：人を治療する為なら、どんな手段でも取るって書いてあるよ。

ロビンフッド：……そりゃはた迷惑なやつだな。聖杯を奪ったのも治療する為なのか？

アーサー：なんにせよ、聖杯を取り返さなければいけないことに変わりはない。

アーサー：──先を急ごう、みんな。

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