Kaiser (Overseas) Ltd.より配信されている、戦国時代を舞台に覇を争うiOS/Android向けシーズン制戦国戦略シミュレーションゲーム『戦国ブシドー~大野望の巻~(戦国ブシドー)』。
本作は、戦国時代を舞台に日本を駆け巡り、同盟のメンバーと手を組み、領地の奪い合いやシーズン目標に挑戦していく、戦国時代を追体験できる大型歴史戦略SLGになります。
人気俳優の大沢たかおさん扮する豊臣秀吉の実装が発表されているなど、配信前から話題の作品となっています。
本記事では、そんな『戦国ブシドー』のiOS版をもとにレビューしていきます!
7つの地方から所属する地方が選べる!【戦国ブシドー】
本作はまず“どこのサーバーで始めるのか?”を指定するところからスタートします。基本どのサーバーで始めても良いですが、人が少なすぎる過疎サーバーで始めると、他プレイヤーとの同盟が組みにくかったりするので基本的にはおすすめサーバーで始めるのがオススメです!
サーバーを決定し、プレイヤー名と性別を決めたら、どこの地方の領土から始めるのかを決定したら物語がスタートします。
選択できる地方は北陸道、東山道、東海道、畿内、山陰道、山陽道、南海道の7つ、好きな地方からスタートしても問題ないと思います。
『戦国ブシドー』は自由度が高く奥深い戦略シミュレーションが魅力
本作は、数多の戦国武将を仲間にし、自陣近くの領地を攻撃して占領していき、最終的には天下統一を目指すという内容になっています。
占領した領地が増えれば増えるほど入手できる資源が多くなり、より自陣が発展していくので、序盤はこの領地拡大が最大の目標になります。
領地を占領するためには、部隊を編成し送り出します。送り出したら、フルオートバトルで勝敗を見守るだけですが、技術の介入する要素は一切ないので初心者でも楽しめところがイイ! ただ、フルオートバトルなだけに、部隊編成がとんでもなく重要な要素となっています。
編成できる兵は“騎兵”、“槍兵”、“弓兵”の3種類が存在し、じゃんけんのようにそれぞれ有利不利の関係があります。3×3の9マスの中に最大で4つ部隊をどう配置していくのかという戦術性が楽しめます。
この配置をどうするかと考えるところがこのゲームのだいご味。勝つためにどうすればいいのかを考えた先で勝利したときの喜びはとんでもなく気持ちのいいものでした!
なお、敵陣営に攻め入る前に“偵察”を行うことで敵の編成を確認でき、敵の編成が分かれば相性の良い編成が組むことができるので勝利への近道になりますよ。
また、武将キャラ自身のレベル上げや、武将の装備である“武技”の付け替え、レベル上げなど、武将の育成要素もあります。
上述した編成で勝てないなら、武将の強化や各武将に合う武技の見直しをするなど、編成だけではない勝利への道筋が多々あるところが本作の魅力の1つだと思います。
初心者や未経験にも分かりやすいシステム
本作は、大型歴史戦略SLGと謳っているだけあって、今回紹介したシステム以外に城の建築要素も存在します。「領土を広げたらはい終わり!」というわけにはいかず、領土の天守強化も行う必要があります。
天守強化には資材が必要なので、採石場や伐採場といった施設の建築を行うなど、どの順番で強化していくのがいいのか?といった戦略と効率性も問われるのも本作の魅力の一つです。
「こんなに覚えられないよ!」「把握しきれないよ!」と、お思いの方もいると思いますが、安心してください。本作はかなり初心者にも優しい作りになっているところも特徴です。
ゲームを始めてから一定期間は、さまざまな恩恵や優待が受けられる“初心者保護効果”というシステム、丁寧すぎるぐらい事細かに説明してくれる“チュートリアル”と“ヘルプ機能”、そしてそれらを実践形式で再度確認できる“試練クエスト”があるなど、ストラテジー、戦略SLG未経験のプレイヤーでも存分に楽しむことができる要素が満載です。
本作をプレイすれば、他のストラテジーや戦略SLGへの理解度が高まると言っても過言ではないぐらい、初心者や未経験者に最適な作品だと思います!