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『ドリームオーダー』ドリオ版日本シリーズの開催やオールスターデッキによる対戦が開催。プロデューサー自らおすすめ動画公式の紹介も

文:ネオン

公開日時:

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 ブシロードが贈るプロ野球ファンの夢を形にしたTCG『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』(以下、『ドリオ』)のプロデューサー・小林伸斗氏に、『ドリオ』にまつわる制作秘話やとっておきのお話まで、深堀りしてお聞きしてきました!

 後編となる今回は、公式大会やイベントなどのお話や楽しい遊び方を中心にお聞きしています。

●前編はこちら
■小林伸斗プロデューサー
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▲『ドリームオーダー』のプロデューサー。以前は営業を担当。子どものころより野球をプレーし、現在も投手としてブシロード公式野球部に所属している。好きな選手は、西武ライオンズの隅田知一郎。

『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』とは

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 『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』は野球をテーマにした1対1の対戦型トレーディングカードゲーム!

 監督となって選手を起用し、自分だけの「ドリームオーダー」で対戦したり、好きな選手のカードをコレクションしたりして楽しもう!

根強い地域色! 地域差による球団別練度の違い!! しかし、意外にも優勝したのは別のチームだった!?


――現在、チャレンジカップが各地で開催されていますが、大会の感想を教えていただけますか?

小林プロデューサー(以下、敬称略)
地域差が大きいですね。東京開催は短い募集期間でしたが、100人超の参加者で開催をさせてもらいました。大きな差はなかったです。我々の想定していた強いと思われているデッキがちょっと多かったです。

 全国的な人気があったり、カードとして強い部類に入るジャイアンツがしっかり勝ち上がってきていたり、あと参加人数が多かったのは想定内でした。

 その後、九州・京都・愛知で開催しましたが、地域による差が驚くほど数字に表れました。京都で開催したときは、タイガースのデッキとバファローズのデッキが3割ちょっとありました。愛知県で開催すると、それがドラゴンズのデッキが3割ちょっとになったりで。明らかに地域差があって、その地域ごとに練度が全然違っていましたね。

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 例えば愛知県のドラゴンズ使いはみんなめっちゃうまいです。逆に、京都のタイガースやバファローズ使いもめっちゃうまいです。九州のときも、ホークスのデッキがちょっと多くて。

 やっぱりそこに仲間内で絞ってやっているだけあって、情報の回りも早い。地域ごとの1球団あたりの練度の差は結構大きく感じましたね。

 あとは想定していた構築や強い動きは、ユーザーに気づかされるところはありましたが、大枠としてはしめしめって感じです。そういうふうに動いてしてくれますよねっていうところには収まったかなとは思っていますね。

――しかし、大会ではベイスターズが二度も優勝していたり、優勝したチームは開催地とは関係なかったですね。

小林
このゲームってピッチャーとバッターの勝負をベースに作っているんで、やっぱり目立つ投手、目立つ打者がいるチームは、比較的強くなっている傾向にあるかなと思います。

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 どうしても選手をイメージしたときに、ちょっと誇張するんですよね。そういった中で明らかなホームランバッターの選手などが揃っていると、カードが少ない最初の環境だと強いチームになるりやすいんです。実際の野球と同じで、強打者が2人並ぶと強いんですよね。

 そういうことがスタートからできたのがベイスターズというところもあって、最初はベイスターズが人気だったのかなと思います。

――ベイスターズで打撃で勝つイメージがありますね。

小林
ベイスターズとスワローズは、特に打撃のチームっていうイメージはありますよね。そういうところは、しっかり再現できたらなと思っております。

 ライオンズは、逆に素晴らしいピッチャーがいたり、そのピッチャーを中心に失点を抑えているところがあるので、ドリームオーダーもそういったところを反映しています。

 Vol.2発売前にいろいろなカードをXで公開しましたが、選手のイメージに合った能力だったり、選手の特徴的な写真だったりしたカードが反応が良かったので、そういうところはできるだけ意識して作っていこうと考えていますね。

――優勝デッキの中で、戦術カードが多い人と極端に少ない人がどちらも優勝されていました。こちらはどう思われましたか?

小林
ドリームオーターをやり込んで、我こそはと自信がある人は、戦術が多いほうが強いかもしれないです。ドリームオーダーって同じ選手でサポートすると強くなる覚醒というのがあるんですけど、この覚醒が一番数字が上がるんですよ。

 ドリームオーダーはこれからだっていう人に関しては、いっぱい覚醒をやっていくことがわかりやすく強いんですよね。なので、初めての人は、覚醒をいっぱいできるデッキが良いと思います。

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 ベテランになってきてピンポイントで攻めるんだったら、戦術カードは破壊力が高いです。その代わり、戦術カードはこれしかできないという制限あるので、状況によって使えなくなる場面も出てきます。

 そこが難しいですね。ベテランほど戦術が多くなり、シンプルに遊びたい方は覚醒を多くするというのが、ひとつの住み分けかなとは思っています。

 ただ、ファイターズのデッキに関しては、監督をイメージして作っているので、戦術をたくさん使えるようなデッキにしています。監督が指示を出して戦っていくみたいなイメージなんです。戦術デッキがファイターズになっていたりとか、そういう意味でちょっと例外はありますね。

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――そのほかに、これから始める、または始めたばかりの方に向けて攻略法というのはありますか?

小林
先ほどお話した覚醒を多く使うっていうのもあるんですけど、まずはスタートデッキをいっぱい触ってほしいなと思います。スタートデッキは、同じ選手が3枚ずつ入っているので、まんべんなく覚醒ができるようになっています。

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 そこで覚醒を覚えてもらってから、自分独自の打順にちょっとずついじってもらったり、その打順のカードを増やしたりしてもらえるといいですね。コストにゆとりを持たせているので、ブースターパックのカードを入れても急にはコストMAXにならないようになっています。

――高コストと言えば、先日ロッテOBの福浦さんがコスト4で出ましたね。

小林
コスト4は、基本的には特別なカードにつけようかなと思っているんです。誰でも彼でも4がつくわけではなくて、レジェンドですよという派手さを出すイメージ。実際にゲームでも使って欲しいというのもあり、あえて3にするということもありますけどね。

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 スタートデッキは意図的にゆとりを持たせていますので、まず1枚は好きなカードを入れてもらいたい、そして覚醒をいっぱいしてほしいですね。

貧打の試合もあれば、ルーズベルトゲームのような試合もあるのがプロ野球。ドリオにもさまざまな動画を取り揃えております!


――ドリームオーダーを始めばかりの人におすすめな動画があれば教えてください。

小林
初心者に向けてだと、『【公式】9分でわかる!プロ野球カードゲーム ドリームオーダー あそびかた動画』はぜひ一度見てほしいです。

【公式】9分でわかる!プロ野球カードゲーム ドリームオーダー あそびかた動画

 あとは、『【初心者必見!】スタートデッキを強化&対戦!』があって、これだとルールはわからないんですが、選手を選んで並べて対戦までの流れがつかめます。このあたりの動画がおすすめです。

【初心者必見!】スタートデッキを強化&対戦!【ドリオ/ドリームオーダー】

 ちょっとデッキのつくり方などがわからないなとなったときに、『【3分で丸わかり!】ドリームオーダー デッキ構築講座』もあります。

【3分で丸わかり!】ドリームオーダー デッキ構築講座【ドリオ/ドリームオーダー】

 私が一番好きな動画は、罰ゲームでご飯食わされるってやつです。これは、私がちょうどいないときに別の者が企画して作った動画なんですが、かなり過酷な内容でぜひ一度見てもらえたらと思います。

【新カード紹介】ハズレのカードはフードファイト!? 新カード紹介し終えるまで終われません!【ドリオ/ドリームオーダー】

 ちょっとね、限度っていうものがあるだろうって、あとで怒ったんですけど(笑)。食べる動画を撮りますって言うから、「いいよ、それ面白そうじゃん。他のカードゲームでないからやってみようよ」とOKを出して出張に行ったんです。

 帰ってきて、第一稿を見たときにとんでもないことになっていて。ちょっとちょっとやりすぎだろってなった動画なんです。でも、一風変わったカード紹介の動画が見られるので、一度見てもらったらクスッと笑えるかなとは思います。

 ユーザーの方からも言われたんですよ。最初にカードを紹介するなら、カードだけを紹介してほしいって。そうしたら、そのあとのコメントに、……と思ったけど過酷すぎたんで逆に頑張れみたいなコメントが来ていたんです。過激すぎると、逆にみんな同情してくれるんだっていう。

 スタッフが食べ物を何もチェックせずに出したんで、最初のうちに出てくる酸っぱい飲み物が全然酸っぱくなかったり、苦い飲み物が全然苦くなかったりで(笑)。

 出演者側も気にしちゃって、食べる数をサイコロで決めませんかって言ったのが全ての始まりなんです。牛丼6杯とかピザ9枚とか。よもぎ餅は、セブンイレブンで売っている私が一番好きなスイーツなんすけど、それを9個とかめちゃくちゃ多いんですよ。

 そんなとんでもない企画になったので、これは暇なときにでも見てもらえるとありがたいです。

――真面目な動画もありつつ、面白い動画もありつつなんですね。

小林
そういうのは意識しています。カードゲームの公式チャンネルの中では、異才なチャンネルになってもいいのかなと思っています。みんな同じことやっていてもね、面白くないんで。これからも挑戦していきたいなと(笑)。

――そんな過酷な体験をしたボシマックスさんにひと言いただければ。

小林
これからもいろいろなところで体を張っていただけたらと思っています!

――ドリームオーダーの公式YouTubeチャンネルには、1BOXドラフト対戦というかなり特殊な遊びを紹介した動画もありますね。これは小林さんがご提案されたと伺いましたが、どのような経緯があったのでしょうか?

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小林
1パックで遊べるルールができないかと、いろいろなカードゲームで考えているんですよ。例えば、『ヴァイスシュヴァルツ』では2パックヴァイスシュヴァルツというのがあったり、『シャドウバースエボルヴ』では、8パックファイトがあったりします。

 ドリームオーダーってどんな人がどんなときにやるのか想像したときに、お酒を飲みながらやるのが面白そうだなって思ったんです。お酒を飲むときに1BOX用意して遊べたらどうだろう、と考えたところからドラフトをしようとなった感じです。

 友だちと遊ぶ分にはどんなルールで行なってもいいかなと思っているので、1選手だけ他球団からデッキに入れるというのも現役ドラフトみたいで良いですね。

 同じ条件であれば、ゲームが基本的に成立するので、うちのチームにこの選手がいたらなっていう願いをドリームオーダーだったら叶えられます。そういった遊びも今後はやってみようかなとは思っていますね。

――1選手ぐらいがちょうど良さそうですよね。私なら代打の神様貸してって言っちゃいますね。

小林
そういうのも全然ありかなと思います。いろいろな遊び方を考えていきたいです。

――公式動画でこれから考えている企画はありますか?

小林
カードゲームの対戦動画って、ゲームを知っている人は楽しいんですけど、これから始めようって人には、そんなに面白くないんですよね。

 なので、そればっかり重ねてもダメで、ドリームオーダーってこんな遊び方があるんだよっていう動画をたくさん出していこうと思っています。

 Vol.2の発売タイミングでも、Vol.2から始めるドリームオーダーだったり、Vol.2とスタートデッキだけで組めるデッキ紹介だったりというのを公開しています。フックになるイベントも意識していますし、野球の盛り上がりがあれば、いつでも新しくはじめてもらえるチャンスがあると思いますね。

【初心者必見!】第二弾のみでスタートデッキを強化&対戦!【ドリオ/ドリームオーダー】

えっ!? オールスター選手vs球団!? 最初から自分だけの侍ジャパンが作れるようになっているの?


――現在の公式大会は球団同士の対戦ですが、オールスターゲームのようなセ・リーグ対パ・リーグという公式大会は行われますか?

小林
今年に関しては、競技性のあるオールスターのイベントはTCG店舗を中心にやろうかなとは思っています。表だって公式大会という形ではない予定です。

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 今年1年は、いろいろな遊び方を楽しんでもらいたいので、何でもかんでも競技っていう形にすると、ハードルが高いと思われてしまいそうなので。

 ほかのカードゲームより、競技の開催についてはあえて意識をしていますね。ただ、オールスター選手vs球団という大会をオフシーズンに企画しようと考えています。

 ゲームの開発としては、オールスター選手と球団が戦えるように調整がされていて、オフシーズンのプロ野球がない期間、ファンには一番つらい時期ですけど、その期間をひとつのお祭りとしてオールスターも球団も何でもござれというイベントをやりたいなと思っています。

――クライマックスシリーズも関係なくなったら、オフシーズンは寂しいですもんね。

小林
本当にそうです。

――今お話にあったオールスター選手vs球団は、発売前から構想を考えていたってことですか?

小林
そうですね。弊社のカードゲームで言うと、『ヴァイスシュヴァルツ』というキャラクターTCGなんですけど、あのゲームは元々どんなカードでも使えたんですね。

 例えば『リトルバスターズ!』のカードの中に、『D.C.~ダ・カーポ~』のカードを入れることができていたんです。その仕様をだいぶ前ですけど、作品ごとにデッキを組んで戦うように変更したんです。

 知らない作品の知らないキャラクターを強いからという理由でデッキに入れなきゃいけないっていうのが、ユーザーにとってストレスだったんですよ。

 それを自分の好きな作品だけでゲームをできるようにしたのが、『ヴァイスシュヴァルツ』が成功したひとつの理由にはなっているかなと思っています。

 カードゲームの起源をたどってもそうやって分ける仕様はあまりないので、そこを押し通した点が今回のドリームオーダーの基礎になっていると思うんです。

 野球も同じで、知らない選手をポンポン入れても楽しくないんですよね。新しい選手を好きになるきっかけになるかもしれませんが、カードゲームならではの遊び方も入れようという話に至ったんです。

 オールスター選手vs球団は、実際にも侍ジャパンの壮行試合でありますよね。WBCのときは、中日ドラゴンズ戦などがあったじゃないですか。

――中日が勝ちましたよね。

小林
ただ、あのときの中日は髙橋選手が侍ジャパンの代表入りしているので、フルパワーではないんですよね。それをカードゲームでやれば、フルパワーvsフルパワーが成り立つんです。

 そういう対戦も実現したいなと思って、あえてオールスターの試合の使用可能コストを13に下げているんですよね。オールスターだったら、もっと使わせてくれむしろ20にしてほしいと言う声もありましたが、球団と戦うことを想定してあえて最初からこのように作っています。

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――侍ジャパンと戦ってみたくなりますよね。

小林
侍ジャパンのチームカードを作ってみてもいいかなと思っていますね。自分だけの侍ジャパンを。現実にあることは積極的に取り組みたいので、2年目からやってみたいと思います。

公式イベントや公式大会が目白押し! 企業対抗戦・OB最強決定戦・日本選手権が企画進行中!!


――現実のプロ野球と同じ143試合のリーグ戦を開催される予定はありますか?

小林
これ実はなんですけど、3月ぐらいに企画でありました。実際のプロ野球みたいに毎日試合、毎日ドリオしようって言って。スタッフ内のリーグをやろうという動きがあったんですが、ちょっとしんどかったです(笑)。

 それでどうしようかなとは思って、同じその143試合は無理でも、月に何試合という形なら月刊リーグみたいな感じでできそうかなと。Mリーグなんてまさにそうですよね。

 ああいうのを踏襲して、企業対抗戦でリーグ戦を月に1回2回ずつやっていくのは面白そうだなと思っています。企画は今考えているところではありますが、絶対面白いですよね、そういうのがあったら。

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――ただ、本当に試合時間かかりますね。

小林
そうなんです。しっかりと時間をもらって1日かけて来てもらわないと。なので、企業リーグやるときは本当に大変なことになるかなと思うんですが、ぜひご参加ください!

――さらに元プロ野球選手のOB戦を企画されていますよね。

小林
『OB最強決定戦2024』はめちゃくちゃ面白くなりそうです。そのフックに期待していて、ここからドリームオーダーをはじめてもらったり、話題として広がってくれたりしたらいいなと思って企画しました。

 我ながら豪華なゲストになりました。里崎さんて普通に来てくれるんだって思ったり、(山本)昌さんはPRカードの縁もありましたし、来てくれるよねと思ったり(笑)。

 月2本ずつぐらいの予定で配信を行っていきますので、お楽しみに!

『OB最強決定戦2024』の詳細情報はこちら

――選手の対戦動画は、この選手がやるんだったらって見ちゃいますよね。

小林
現在は、阪神の青柳選手と中野選手の現役バージョンがありますね。あの2人はめちゃくちゃゲームがうまかったですね。

【ドリームオーダー】阪神タイガース青柳晃洋選手・中野拓夢選手がカードゲームガチ対戦!

――へえ!

小林
当日ルールを教えるという状態で、正直しんどいかなと思ったんすけど、めっちゃ理解が早かったです。

――今後の大会情報などがありましたら教えてください。

小林
大注目で言うと、ドリームオーダー版日本シリーズとして「ドリームオーダー日本選手権」を行います。

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 各地域から勝ち上がったドリオ監督を集めて、東京で全国大会を行います。プロ野球の日本一が11月に決まるので、ドリームオーダーでは12月に日本一を決めることになります。

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 もしかしたら、実際に日本一となった球団がドリオでも勝利して、2連覇という形になる可能性もあります。もちろん他の球団をドリームオーダーで日本一にすることもできます。

 自分のプレイ、自分の采配で贔屓球団を優勝に導けるのは、ドリームオーダーならではのポイントかなと思います。全国の監督には、この日本選手権を目指して頑張ってもらいたいですね。

――日本選手権までの流れは決まっているんですか?

小林
今はいろいろと調整中なんですが、地域から全国に行き、地域代表として戦ってもらえるように、しっかりと取り組んでいこうかなと考えています。

 さらに、日本選手権の決勝戦はマッチ戦で、試合ごとに先発を変更するのも面白いんじゃないかなと思ってます。

 1試合目の先発が例えば阪神の青柳選手だったとしたら、2試合目は村上選手に、3試合目は伊藤選手といった感じで先発ローテーションにしてもらいます。

 2勝先制したら優勝ですが、引き分けが続いたら最初に戻って青柳選手からみたいな形で、実際の日本シリーズみたいにやろうかなと思っています。引き分けが続くと、とんでもない配信になっちゃいますけどね(笑)。

 せっかくの日本選手権なので、リアルな監督っぽく野球をしている感じが出ていいかなと思っているんです。今はそういったところをどうにか大会に落とし込もうと最終調整している状況です。

――決勝に行った人はかなり大変ですね。

小林
少なくとも3試合ありますからね。でもそういうのも面白そうかなと思って。決勝戦はみんな行きたい場だとは思うんで、それだけで配信を1個作れるようにはしたいと思います。ユーザーには、かなり負担かけるかなと思うんですけど、一緒に頑張りましょう!

――そうなると、オーディエンスがほしいですね。選手タオルとかを掲げて応援したいです。

小林
決勝進出者の名前を手書きボードにしてもいいですね。いつかやりたいのは、大会の上位卓になってくると応援団がつくとか。あとはチャンステーマを歌ってくれるとか、そんなことも考えていますよ。

 まずは少しずつ実際の日本シリーズを再現しつつ、ドリームオーダーの日本一をしっかり決めたいと思っています。

――長時間に渡って熱量のあるお話をありがとうございました。では、最後にドリームオーダーのファンに向けてメッセージをお願いします。

小林
ドリームオーダーは、プロ野球を題材にしていることもあって、対戦や収集などいろいろな楽しみ方があるカードゲームです。

 自分だけのドリームオーダーを組んで自分だけの遊び方を見つけていただければと思います。これからもよろしくお願いします。

――ありがとうございました!

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