電撃オンライン

『Braid, Anniversary Edition』は時間を操ってパズルを解く名作インディーゲームのリマスター版【電撃インディー#732】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、TheklaがSteamで配信中の『Braid, Anniversary Edition』をご紹介します。

[IMAGE]

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

時間を進めたり、巻き戻したり…自在に操作してパズルを解く名作アクション『Braid, Anniversary Edition』


 本作は、時間を操作しながらさまざまなパズルを解いていく、横スクロールアクションゲームです。

 都会に住む主人公の“ティム”は、さらわれたお姫様を救出するために一軒家を飛び出し、冒険へと出発します。

[IMAGE]

 舞台となる世界は不思議な性質を持っており、時間の流れを操作することができます。時を進めたり、一時停止したり、巻き戻したり……この性質を上手く利用することが、パズルを解くカギになります。

 と同時に、この世界の中には、時間の操作の影響を受けないアイテムも存在します。ここが本作の面白いところなんです。

[IMAGE]

 例えば、深い穴の底にカギが落ちているとしましょう。主人公がそこへ降りればカギを手に入れられますが、一度降りてしまうとジャンプではその穴の外へ抜け出すことはできません。

 ここで、この世界の不思議な性質を利用していくことになります。

[IMAGE]
▲先へ進むのに必要なカギが穴の底にあります。降りてカギを手に入れても、ジャンプでは穴から脱出できません

 このカギは時間の操作の影響を受けないアイテムで、主人公が穴の底でこのカギを拾ってから時間を巻き戻すと……なんとも不思議なことに、主人公はこのカギを持ったまま穴の外へ戻ってくることができるんです。

[IMAGE]

 本来であれば、時間を巻き戻せばこのカギは穴の底に落ちていた最初の状態に戻るはず……なのですが、主人公はしっかり持ったまま。このカギを使えば、ドアを開けて次へ進めるというわけですね。

[IMAGE]

 このように、本作ではちょっと変わった発想やひらめきが重要なこともあり、頭の体操にぴったり。初めての方もオリジナル版を遊んだことがある方も、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

Braid, Anniversary Edition, Launch Trailer

『Braid, Anniversary Edition』とは(Steamストアページより)


 インディーゲームの名作「Braid -ブレイド-」のアートワークを刷新し、クリエイターによる詳細な解説を収録したアップデート版。時間を操り、繊細なプラットフォームパズルを解こう。

 なかなか見つからないお姫様を探して都会の一軒家を出たあなたが旅するのは、奇妙な時間の流れ方をする相互につながった世界。道中では、今もあなたを悩ませる思い出や後悔を探ることになる。

 数々の賞を受賞したプラットフォームゲームをリマスターし、完全にリペイントされた高解像度グラフィック、新しいサウンドエフェクト、豊富なオーディオコメンタリーが楽しめるようになったアニバーサリー・エディション。

時間を操って前へ進め


 巻き戻したり、一時停止したり……各ワールドの不思議な時間の性質を利用し、美しく描かれた環境の中を飛び回りながら危険を避け、ドアを開け、ジグソーパズルのピースを集めて組み立てよう。解けないパズルがあったら、先に進んで後で戻ってくることもできる。

アートワーク刷新


 懐かしいオリジナルのチャレンジや、心を揺さぶる印象的なスコアもそのままに、ピクセル単位で描き直され、丁寧にレンダリングされた世界が高解像度でよみがえる。

 新しいビジュアルディテール、アニメーション化されたブラシ効果、一新されたサウンドでさらに高まる没入感を体験しよう。

明かされる舞台裏


 ゲーム史上最も広範囲に及ぶ開発者コメントを収録。開発者のJonathan BlowやアーティストのDavid Hellmanをはじめとする「Braid -ブレイド-」のクリエイティブチームのメンバーによる12時間以上におよぶ開発者のコメントや会話が楽しめる。

 新しいパズルやクラシックなパズルのリデザインも収録された、新しいゲーム内ワールドを訪れてみよう。



    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります