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新作『The First Descendant』を先行体験。ルートシューターならではの奥深さ×アクションRPG要素=時間が溶ける…【7/2リリース】

文:シュー

公開日時:

 ネクソンのPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向け基本プレイ無料の協力型アクションRPGルートシューティング『The First Descendant』が、明日7月2日にリリースされます。

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▲6月25日にメディア向けのプレゼンテーションが行われ、本作のプロデューサーを務めるイ・ボムジュン氏とディレクターのチュ・ミンソク氏が登壇しました。

 新たに3人の継承者を実装したバージョンでのプレイや高難度ミッションの4人協力プレイなど、さまざまな要素を体験してきたのでレポートします。

※今回試遊したバージョンは開発中のもので、掲載しているゲーム画面がリリース時とは異なる点があることはご了承ください。

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個性揃うスキル×豊富なカスタマイズのルートシューター

 本作は武器とスキルを駆使してアイテムを集め、自キャラを強化、レベルアップしていく……というRPG要素の入ったTPSであり、これをルートシューターと呼びます。最大4人での協力プレイが可能で、クロスプレイにも対応しており、プラットフォームを選ばずフレンドと遊べるのが嬉しい点です。

 操作できるキャラは継承者(Descendant)と呼ばれ、それぞれが固有の攻撃スキルとパッシブスキルを持ちます。

 さらにマシンガンやスカウトライフル、ランチャー、ショットガンなど11種類の銃器の中から3種類を自由に装備可能。かなり悩みます!

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 スキルは非常に豊富で「周囲の敵を吸引するグレネードを投擲」「自身をステルス状態にする」「前方にシールドを展開する」など、攻撃スキルから支援スキルまで幅広く、さまざまな遊び方でゲームを攻略、堪能できる作りとなっています。

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 継承者はリリース時で14人+5人実装されており、今回の試遊会で新たに3人のキャラが公開されました。

 1人は爆発物のエキスパートであるエシモ。設置地雷や自身を爆発物として敵陣に突っ込むスキルなど、ド派手なアクションが楽しめました。もう1人は弾薬補給で仲間をサポートするエンゾ。そして協力プレイでは欠かせない、仲間を回復させるスキルを持つのがユジン。継承者ごとに攻守得意な面がはっきり分かれています。

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 ちなみに+5人と書いたのはアルティメット継承者と呼ばれる、通常よりも性能が高くなっている継承者のことを指します。

 どの継承者もゲーム内で入手可能とのことなので、やり込んでいく楽しさもあるようでした。

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 銃器のカスタマイズはモジュールで行い、その数なんと560種とのこと。モジュールには銃器の「リロード速度アップ」や「クリティカル率上昇」「マガジン数アップ」など、銃器のステータスを強化するもので、コストに応じた数だけ装着できる要素。さらに継承者自身もアクセサリでステータスを強化できるので、ビルド幅はかなり広く感じました。

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 これらのルートシューターならではの奥深さ、カスタマイズの幅広さを取り入れつつも、ワイヤーを伸ばして高速移動、立体機動が行える"グラップリングフック"もあり、ゲームのスピード感、爽快感をプラスさせていました。

 そもそも基本操作として空中ジャンプがあり、"グラップリングフック"もクールタイム制ながら2回チャージされているので、移動はストレスフリー。

 スキルによる広範囲攻撃や高速移動が可能なゲームなので、銃やスキルを使う爽快感だけでなく、移動面でも手が加えられているのは好印象でした。

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 もちろん移動だけではなく、ミッションでは高所の位置取りにも利用できるので、狙撃ポジションに付きやすく、さらに大型のボスとのバトルでは"グラップリングフック"を利用して身体に組み付いたりと、攻略にも利用できる代物。さまざまな面からミッション攻略が楽しめる予感がしました。

膨大なコンテンツ。中には手ごたえばっちりな高難易度のものも


 8つのエリアでフィールドを自由探索できるほか、協力プレイも可能なメインストーリーやインスタンスダンジョン形式の16種類のミッションもあり、こちらはノーマル/ハードの難易度調整も可能となっています。当然、高難易度の方が報酬の質は良くなっていく仕組み。やりがいがありますね。

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 豊富な選択肢から繰り返しプレイでモジュールや銃器を取得して強化していくのがセオリーで、銃器にはアルティメットと呼ばれる固有効果を持つものも用意されていました。

 アルティメット枠の装備制限もないようで、3種装備できる銃器すべてをアルティメットにすることも可能でした。

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 試遊会では高難易度コンテンツの一つであるインスタンスダンジョン“侵入作戦”を4人協力プレイで挑むことに。

 道中は驚くほどスムーズにプレイできましたが、後半になるにつれて、弾薬切れやMP枯渇によるスキルが使えない状況に……。通常プレイでは起こらなかったことですので、高難易度の片鱗を味わうことができました。

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 そしてもう一方の高難易度コンテンツ“ヴォイド迎撃戦”の難易度はすさまじく、死亡回数に制限が設けられているほか、時間制限もあるためスピーディかつ正確な攻略が求められる内容でした。試遊会限定で使用させてもらった全要素を解放したデータでもギリギリな戦闘の連続です。

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 本作は基本プレイ無料で遊ぶことができますが、シーズンパス制による課金形態も用意されているとのこと。内容は継承者や銃器に適用できるスキンが中心で、エモートやアクセサリなどコスメティック関係が中心となっているそうです。

 いわゆる“Pay to win”にはならないような設計を徹底しているとのことで、販売されている要素のほとんどはゲーム内で入手可能という明言も。選択権がしっかり用意されているのは嬉しい点です。

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 本作のプロデューサーを務めるイ・ボムジュン氏とディレクターのチュ・ミンソク氏の質疑応答によれば、ゲームは3ヶ月に1度のペースで大きなアップデートを施していくとのこと。既に新しい継承者の追加やエンドコンテンツ、報酬の追加が決定しています。

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 新シーズンごとにメインストーリーや新しい成長システム、新インスタンスダンジョン、迎撃戦も追加が予定されています。新しい継承者が追加されるようで、今後も手厚いアップデートが期待できそうです。

7月2日にリリースされるルートシューター『The First Descendant』。TPSとARPGが好きなゲーマーは間違いなく、時間を忘れてプレイしてしまう、という体験ができます! 基本プレイは無料となっているので、気になっている方はまずは気軽に遊んでみてはいかがでしょうか。

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