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『Nintendo World Championships ファミコン世界大会』レビュー。懐かしい収録タイトルに歓喜! 没入感を味わえるタイムアタックでランキング上位を目指せ

文:電撃オンライン

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 任天堂から7月18日に発売されたNintendo Switch用ソフト『Nintendo World Championships ファミコン世界大会(以下、ファミコン世界大会)』。本作のプレイレビューをお届けします。

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懐かしいファミコンタイトルでレッツタイムアタック!


 本作は、数々のお題(競技)に挑戦して、それらの最速タイムを目指すゲームです。

 注目はその競技となるタイトル群で、『スーパーマリオブラザーズ』や『アイスクライマー』といったファミコンタイトルが対象となっています。世代の方からすると、「昔やったわぁ!」と懐かしさにどっぷり浸れることでしょう。

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 ただ、競技と言っても各タイトルをじっくりプレイするわけではありません。『スーパーマリオブラザーズ』であれば“スーパーキノコを取るまでのタイムを競う”、“画面内のすべてのコインを取るまでのタイムを競う”などが競技になっており、その条件を達成するまでのタイムアタックを行うことになります。

 基本的には数秒で達成できるものばかり。そのため、サクサクプレイできるのが特徴です。

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▲左画面にてプレイ。右画面には自身の最速タイムのゴーストが表示されています。

 本作は、ひと言で言えば“競技をプレイして、自己タイムの記録を目指す”というゲームです。

 ですが、“サクサクプレイできる”というのがいい意味で罠(笑)。数秒で達成できるからこそ、「あ! 惜しい」、「もう少しで最速タイムが更新できそう」と、何度もやっちゃうんですよ。

 その結果、記録を更新したときなんかはもうガッツポーズ。ただ更新をしたらしたで「これなら次はもう少しいけるかも……」と続けてやっちゃうんですよね。自己タイムを更新できてもできなくても、続けてやってしまうくらい中毒性が高いです。

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▲自己タイムを更新できたときの達成感はかなりのもの!

競技は150種以上! お気に入りの競技でタイムをたたき出せ!


 収録されているファミコンソフトは『スーパーマリオブラザーズ』をはじめ13タイトル。それらのソフトから選出された競技は156種あります。

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▲懐かしのファミコンソフトが競技に!

 ですが、すべての競技をやる必要はありません。ゲームスタート時こそチュートリアルもかねて『スーパーマリオブラザーズ』の“スーパーキノコを取るまでのタイムを競う”のみですが、その後は競技後に獲得できる“コイン”を消費してそのほかの競技を解放していくことになります。

 タイトルごとに順番に競技を解放していく必要はあるものの、どのタイトルの競技を解放していくのかはプレイヤーの自由です。上から順番に解放していってもいいですし、好きなタイトルを集中的に解放していってもOK。

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▲先の競技になると難易度は上がり、解放に必要なコイン数は増加します。

 コインを消費して競技を解放していくとなると、次の競技を解放するために時間がかかりそうに感じますが、実際はそんなことはありません。前述したように繰り返し何度もプレイしてしまうため、コインは予想以上に早くたまっていく印象。気になる競技はガンガンコインを使って解放していきましょう。

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▲自己タイムの更新やタイムによるランクでもらえるコイン量が異なります。

 競技で獲得できるコインですが、競技の解放だけではありません。プレイヤーの名刺とも言えるプロフィールのアイコンの購入にも使えるので、たくさんためてオリジナルプロフィールを作成しましょう。

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▲プロフィールアイコンやバッジはかなりの数が用意されています。このコンプリートも目指したいですね。

ベストタイムを更新して世界中の猛者と競い合おう


 さて、本作はひとりでコツコツとさまざまな競技のスコア更新を楽しむ“タイムアタック”モードがあるのですが、オンラインにつないでいると“世界ランキング大会”、“サバイバル大会”といったモードに挑戦可能です。

 『ファミコン世界大会』ですから、オンラインを介して世界中の人々とタイムアタックを競えるわけです。

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 世界ランキング大会、サバイバル大会はどちらも週ごとに切り替わる競技をプレイしてそのタイムを競うというもの。世界ランキング大会では選出された競技を選択して挑戦できます。次の週に自身のランキングを知ることができます。

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▲終了後、全体と生まれ年のふたつのランキングが発表されます。何度も挑戦できるので、ベスト記録で次の週をむかえたいですね。

 一方サバイバル大会ではランダムに選ばれた8人で同じ競技を行い、1位を目指していきます。なお、このときの対戦相手はゴーストとなります。

 その手前の競技の成績がよかったプレイヤーが残っていき、最後の競技まで勝ち残れば勝利。少しのミスが命取りとなるハラハラドキドキの勝負が楽しめます。

 前述の通り、リアルタイムバトルではなくゴーストが対戦相手となりますので、オンライン対戦が苦手だという方も安心して参加できます。

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▲競技は3種あるのですが、どの順番なのかはランダム。得意な競技がラストにくることを祈りましょう。

 自分でベストタイムを更新するというのも楽しいですが、相手がいるという状況はこちらのモチベーションをさらにアップしてくれます。

 このふたつのモードの競技は週替わりで更新するため、しばらくはソロのタイムアタックモードで練習して自信をつけて、それから世界ランキング大会やサバイバル大会に参加するとよいでしょう。結果を出すために、何事も練習は必要です!

 また、オンラインがなくても本作は複数プレイに対応。オフラインで誰かと遊ぶ場合、好きな競技のみをすることもできますし、複数の競技をセットで行うこともできます。

 複数競技のセットで遊ぶ場合は勝利数の多いプレイヤーが勝利。1競技あたりのプレイ時間も長くなく、最大8人まで遊べるので友だちや家族とちょっとした合間に楽しめます。

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▲競技セットはあらかじめ決まっています。かかる時間も記載してあるので、参考にしましょう。
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▲セットでは各競技後、順位によってポイントが入ります。その合計値で勝者が決まります。

 ファミコンの各タイトルでタイムアタックを楽しめる本作。懐かしさを味わえるファミコン世代の方にはもちろん、周囲とワイワイ楽しめるゲームをお探しの方にもオススメのゲームです。ちょうど夏休みシーズンですし、気になった方はぜひプレイしてみてくださいね!

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