8月22日正式サービス開始のNetEase&Codemasters共同開発による本格レーシングゲーム『レーシングマスター(RacingMaster)』の先行プレイの模様をお届けします。
超本格的なレースゲームがスマホとは思えない驚異的なビジュアルで遊べるということで話題の『レーシングマスター』。レースゲーム好きや、車好きから期待される本作ですが、スマホでカジュアルに遊べるということで、一般的なゲーム好きにも注目されています。
今回、先行レビューをした私も、車はそこまで詳しくはないのですが、レースゲームとしてしっかりハマることになりました。本記事では、その理由を詳しく紹介していきます!
車好きはもちろん、車はあまり詳しくないけど、このゲームは気になるという人も、ぜひ参考にしてください!
凄まじいビジュアルにまず驚く!【レーシングマスター(RacingMaster)】
本作は、世界トップレベルのレーシングゲーム開発会社Codemasters社とNetEaseが共同開発した、本格的なレーシングゲームです。
これまでにない超高画質でレースの興奮を徹底的に再現し、先に配信が始まった海外では5000万DLを超える大人気ゲームとなっています。
ゲームを開始すると、やはりそのグラフィックの凄まじさに驚愕します。本当にスマホのゲームかと思うぐらいのグラフィックで車や背景、サーキットが再現。自分の分身となるキャラクターのキャラクターメイクも可能で、これも細部までとんでもなくこだわっています。
レースゲームなのにいきなり超本格的ガチグラフィックのキャラクターメイキングが始まったときは、オープンワールドの超大作RPGでも始まるのかと思いました(笑)。
とにかくリアリティへのこだわりが凄く、車種に関しては正式ライセンスを受けたという120台以上の実車のドアや窓、内装まで細部を完全に再現。レーザースキャンで詳細にモデリングしたというのだからリアリティがあって当然ですね。
ちなみに登場車種では日本メーカーが多く、Nissan-GTR、マツダROADSTER、Honda S2000、スバルBRZ、三菱LANCER Evolution IIIなど、人気車も含まれているとのこと。このあたりは、車好きには特に嬉しいのではないでしょうか。
また、ゲームではグレード分けされていますので、車にあまり詳しくない人でも、なんとなく“この車が凄そう!”ってのは分かるようになっていますのでご安心を!
カジュアルに遊べる本格レースがスゴイ!【レーシングマスター(RacingMaster)】
ゲームにはさまざまなモードがあり、楽しみ方の幅の広さはスマホゲームらしいです。ガチャで車をゲットして、ストーリーをクリアしたり、レースで賞金を稼いだり、素材をゲットしたり、チームを運営したりと、さまざまなことができちゃいます。
中でもメインとなるレースは、かなりリアルで、スマホゲームでは珍しくUnreal Engineを採用しており、その迫力はまさに本物!
リアルな物理エンジンと車両データをもとに、前後輪駆動の違い、低速点火など、車種による異なる運転感覚を実現しているそうで、これも車好きにはたまらないポイント。実際にプレイすると、そのあたりの凄さは素人でも分かります。
一方で、レース自体の難易度は高くなく、とにかく快適にレースをすることができます。画面タップでの操作になりますが、とても操作しやすいです。ハンドルはおろかコントローラー操作より快適なのではと思うくらいでした。
また、そのこだわりはコースにも見られ、世界中のリアルなシーンが取り入れられています。名高いレーストラックが完全に再現され、異なるトラックにそれぞれで特有の運転感覚を体験することが可能です。
サウンドが臨場感に拍車をかける!【レーシングマスター(RacingMaster)】
サウンドについても、かなり本格派。登場する車の実車から録音したものが自動調整されて使われており、シフトチェンジ、バックファイア、タイヤ燃焼などがシミュレートされ、車両状態に応じたサウンドがこれでもかと堪能できます。
ちなみにドライブ視点は複数から選択でき、運転席視点時はバックミラーも本物と同様で使用できるのですが、このとき、視点によって聞こえてくる音まで変わるのです。これも本物と同様だそうで、どれだけこだわっているのかが伝わってきますね。
また、サウンドとあわせて、日本語吹き替えの豪華声優陣も見逃せません! コーチのグロリア役に内田真礼さん、アシスタントのココ役に佐倉綾音さん、プロレーサーを目指すアイドル有島星役に鬼頭明里さんなどなどが登場します。
ちなみに有島星(ありしまスター)は、日本アニメ風キャラクター。日本車や日本のコースなど、日本向けコンテンツも用意されているようです。日本ブランドとのタイアップなどにも期待できますね!
カスタマイズだけで一生遊べそう!?【レーシングマスター(RacingMaster)】
さらに車のカスタマイズ要素もボリューム満点で、とことんこだわったカスタマイズができます。これはRPGでいえば育成要素にもなっている、大事な要素となので、このボリュームは嬉しい限り。
色、塗装、デカール、タイヤ、ホイール、サスペンション、ブレーキなどなど、実車でできることはほぼすべてできるのではないでしょうか。各バリエーションも豊富で、リアルでユニークなカスタムパーツを選択すれば、唯一無二の愛車がカスタマイズできるのは嬉しい限り。
さらに自分の分身であるキャラクターのカスタマイズも、衣装からアクセサリーまで、さまざまな装飾が可能。個人的にはこっちの方にも力を入れていきたいところですね。
ストーリーを追っているうちに上手くなります!【レーシングマスター(RacingMaster)】
本作はレースを楽しむだけでなく、ストーリーモードもしっかり搭載されているのもポイント。
チーム“パイオニアジュニア”のトライアウトに参加した主人公が、レースを重ね、徐々に腕を上げていく姿が描かれていきます。これをプレイすることで、少しずつレースに慣れていけるので、初心者も安心!
また、“レーシングアカデミー”では、アクセルからドリフト、コースのガイドや表示の見方など、細かい部分まで教えてくれる、いわゆるチュートリアルモードも搭載。もちろん各コースでのトレーニングもでき、それぞれプレイするだけでさまざまな報酬を得ることができます。
チーム運営モードに将来性を感じる!【レーシングマスター(RacingMaster)】
ほかにも、楽しみ方は昨今のスマホゲームを凌駕しそうなほど色々あるのですが、個人的にとくに気になったのが、チームの運営モードです。
レーサー雇ってレースに出場させて賞金を稼ぎ、工場を作ってパーツを生産したりしながらチームを運営していくのですが、こちらは長期間のスパンで進めていくモードのようで、先行プレイだけではその全貌はまったく掴めませんでした。
しかし、レース以外の楽しさとして、かなり期待できそうな印象。単なるおまけに留まらない、将来性のあるコンテンツだと感じました。チームを発展させることでどんなことができるようになるのか楽しみです!
初心者にこそオススメしたいレースゲームの決定版【レーシングマスター(RacingMaster)】
車好きに対するこだわりポイントもすごいですが、初心者に対する配慮も素晴らしい。コース取りのガイドもあるし、ドリフトもワンタッチで可能なので、とにかく快適にレースができます。
さらに、1レースが短めなのも嬉しいですね。ちょっとした空き時間に1レースといった遊び方も可能なのは、現代的だなと思いました。
また、全世界のプレイヤーとオンラインでPVP対戦も可能で、競技レースでリアルタイムの対戦も楽しめるのでレースゲームガチ勢も大満足できるはずです!
車好きの方はもちろんですが、初心者でも楽しめる作品となっているので、『レーシングマスター』が始まるこの機会に、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか?