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【トラウマ注意】ガチで怖いホラー漫画おすすめ15選~王道・定番の『なめくじ少女』『恐怖新聞』から『サユリ』『僕が死ぬだけの百物語』など話題作まで(2024年版)

文:電撃オンライン

公開日時:

最終更新:

15位:パンプキンナイト

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漫画:谷口世磨(原作:外薗昌也)
巻数:1~8巻
第1巻発売日:2019年11月15日
内容紹介(商品紹介ページより)
ある日、女子高生・中谷明日美は、SNSで「パンプキンナイト」という見知らぬアカウントからフォローされる。
『中谷明日美コロス』というメッセージが届いた直後、カボチャのマスクを被った殺人鬼に襲われ惨死する。
そして偶然、明日美と通話していた和也にも死の宣告が突きつけられ……。

狙われたら最後、誰も逃れられない凄惨なる復讐劇がいま始まる!!

加筆修正で残酷スプラッター倍増のLINEコミックス版第1巻!!
電撃オンライン編集部コメント
『犬神』や『鬼畜島』といったスプラッターホラーに定評のある外薗昌也氏が原作を手掛け、圧倒的な画力をもつ谷口世磨氏が作画を担当する。現在日本を代表するスプラッターホラー漫画といっても過言ではない作品。テンポよく進んでいくバイオレンス復讐劇ストーリーに惹き込まれてしまいます。


14位:墓場鬼太郎

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漫画:水木しげる
巻数:全6巻
第1巻発売日:2015年3月25日(復刻版)
内容紹介(商品紹介ページより)
妖怪ブーム誕生の秘密がこの中に集約! 妖怪ブームを巻き起こしたゲゲゲの鬼太郎。貸本時代に描かれた鬼太郎の活躍をすべて収録した完全版!

日本に妖怪ブームを巻き起こした水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』。その原点ともいうべき『墓場鬼太郎』がついに文庫で登場。貸本まんがに掲載されていた第一話から最終話までを完全収録した、これまでにない文庫シリーズ第1弾。幽霊族の生き残りとして墓から生まれ出た鬼太郎。鬼太郎の身を案じ、腐敗した身体から目玉だけが抜け出して生まれた目玉のおやじ。鬼太郎の誕生に隠された秘密がこの一冊に凝縮されている。
電撃オンライン編集部コメント
1960年代に貸本出版された作品。『ゲゲゲの鬼太郎』は2008年にはノイタミナ枠でアニメ化もされているので、若い方はそれで知ったという人も多い作品だと思います。人気作品である『ゲゲゲの鬼太郎』の前身とも原型ともいえる作品ですが、雰囲気はかなり異なっていて、陰鬱で人間の嫌な部分が滲み出てくるホラー色の強い作品になっています。


13位:カラダ探し

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漫画:村瀬克俊(原作:ウェルザード)
巻数:全17巻
第1巻発売日:2015年2月4日
内容紹介(商品紹介ページより)
【「少年ジャンプ+」人気No.1サバイバルホラー!!】
友人の遥から「私のカラダを探して」と依頼された明日香たち。それは、学校に伝わる“赤い人”の怪談を予感させるものだった――。早くすべてのカラダを見つけなければ、永遠に同じ日が繰り返され、何度も“赤い人”に殺されると言うが…。
電撃オンライン編集部コメント
ジャンプ+創刊時から連載され、累計閲覧数1億回を最初に突破するなど、近年最も人気のあるホラー漫画のひとつといえる作品です。
ホラーでありながら、ループやデスゲームといった要素も含んでおり、ストーリー展開が最初から最後までかなり面白いのでホラーが苦手な方にも読んでもらいたいですね。


12位:サユリ

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漫画:押切蓮介
巻数:全2巻
第1巻発売日:2010年9月24日
内容紹介(商品紹介ページより)
この家に住んでた人って…どんな人だったの…?

夢の一戸建てマイホームへと引っ越した神木家。

しかし、家族7人揃ってのありふれた幸せを満喫する間もなく次々と不幸で不気味な出来事がこの一家にふりかかる。

鬼才・押切蓮介の超絶ホラー、開幕──。
電撃オンライン編集部コメント
ホラーギャグ漫画というジャンルを開拓した『でろでろ』、人間が創り出す恐怖を描いた『ミスミソウ』などギャグからサイコまで様々なホラー漫画に定評のある押切蓮介氏が描いた痛快ホラー作品。
全2巻という短い作品ですが、序盤のホラー漫画の怖さから終盤のカタルシスなど、色々な感情がぐちゃぐちゃになる作品。色々な人にオススメしたいのですが、序盤がとにかく怖いので……。
ちなみに今年、実写映画化され、それに伴い加筆された完全版が発売されているのでそちらもぜひ!

11位:恐怖新聞

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漫画:つのだじろう
巻数:全9巻
第1巻発売日:1973年12月1日
内容紹介(商品紹介ページより)
深夜にどこからともなく配達され、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるという「恐怖新聞」! そんな恐ろしい「恐怖新聞」が届けられることになった中学生・鬼形礼が体験する怪奇現象とは!? 週刊少年チャンピオンで連載された戦慄のホラー漫画がここに登場!!
電撃オンライン編集部コメント
心霊現象だけではなく、UFOやUMAやドッペルゲンガーが登場するオカルト・ホラー作品。得体のしれないナニカに怯える、タイトルの通り“ホラー”というよりも“恐怖”という言葉がしっくりきます。オカルト寄りのホラー作は現代でも多くないので、とくにオカルト好きな方にオススメしたいですね。


10位:絶叫学級

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漫画:いしかわえみ
巻数:全20巻
第1巻発売日:2009年1月15日
内容紹介(商品紹介ページより)
ようこそ、恐怖の授業へ! 何気ない日常に潜む、もう1つの世界へあなたをご案内します。/1時間目「悪魔のゲーム」地獄のはじまりは、拾ったゲーム機だった… 2時間目「呪いの絆」「憎しみ」で結ばれた少女たちの、血塗られた復讐!! 3時間目「メリーの食卓」苦手なものを食べてくれる人形。敵か、味方か!? 課外授業「優しいママの家」ネットで知り合った理想の「ママ」。その正体は!? ほか、大反響を呼んだホラー計6編を完全収録!!
電撃オンライン編集部コメント
日常生活の中に潜む落とし穴、人間の恐ろしさを中心に描かれた1話完結形式のオムニバス作品。少女漫画なのでグロ要素は少なめになっており、ちょっとホラー読みたいな! というときに気軽に読める作品です。
続編の『絶叫学級 転生』が22巻まで発売されており、合計42巻というホラー漫画の中では珍しい長期連載作品でもあります。


9位:惨劇館

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漫画:御茶漬海苔
巻数:全10巻
第1巻発売日:1987年8月1日
内容紹介(商品紹介ページより)
風呂に入りながら、社長からの電話を待っている夫。しかし掛かってきた電話は、妻・早苗の高校の同級生だった木田からだった。電話を取った早苗は、ストーカーと化している木田に、もう連絡してこないでくれと頼むが、話がしたいだけだとしつこく掛けてくる。その繰り返しの中、やっと夫の社長から電話が掛かってきた。それを知らせに、浴室の夫のもとに行った早苗が見たものは…。鬼才・御茶漬海苔が贈る、ホラー短編集!「第一回 テレフォン」以下「第二回 人蜘蛛」「第三回 めぐみちゃん」「第四回 エレベーター」「第五回 あなたと一緒に」
電撃オンライン編集部コメント
『TVO』など数多くのホラーを手掛ける御茶漬海苔氏の代表作。不条理なスプラッターホラーを中心にサイコ・サスペンスやSFホラーまで描かれたオムニバス作品になります。不条理だけど、奇想天外な設定や予測不可能なストーリー展開に魅了されること間違いなし。唯一無二のホラー作品です。


8位:僕が死ぬだけの百物語

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漫画:的野 アンジ
巻数:1~8巻
第1巻発売日:2021年8月12日
内容紹介(商品紹介ページより)
謎が謎を喚ぶ、次代の正統派ホラー第1巻。

少年が語る百の怪談。
一晩に一つ。
独り。
動機は不明。
謎が謎を喚ぶ。
開幕。

WEBにて話題沸騰中、背筋凍るホラー・オムニバス・・・
待望の第1巻です。
電撃オンライン編集部コメント
今最も続きが気になるホラー・オムニバス作品。語り部である少年ユウマが怪談を100話紹介するという現代の百物語。心霊現象・人間怖い・疑心暗鬼・SFホラー・サスペンスなど様々なホラーが描かれています。ただ他の作品と違うのが1話終わるごとに語り部ユウマの方のストーリーも展開していき、ユウマがどんな少年なのか、どんな家庭環境なのかが判明していくという1話で2度楽しめるシステム。
百物語では100話目を話終わった時に物の怪が現れるといわれていますし、本作でも100話にどんな展開が起こるのか? ユウマはどうなるのか? 全く予想がつかない作品です。

7位:地獄の子守唄

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漫画:日野日出志
巻数:全1巻
第1巻発売日:2004年12月1日
内容紹介(商品紹介ページより)
私の名は日野日出志。怪奇と恐怖にとりつかれたまんが家である……から始まる作者の告白的作品。
自伝とも夢想とも言える形式の中で怪奇と猟奇が集約された傑作。
ラストの3日後に君は死ぬと読者に指差して言い放つ狂気は何物に代え難い。
電撃オンライン編集部コメント
独特のタッチで“叙情と怪奇”の世界を表現するホラー漫画界の重鎮であり、日本国内だけでなく欧米諸国でも人気が高い日野日出志氏の作品。『地獄の子守唄』の説明は、うまく言語化できないといいますか、なんと説明したらいいのか分からない作品。明確にホラーではあるものの改めて考えると……、分からないけど怖かったという感想が残る、猟奇的で狂気的で奇っ怪なお話です。


6位:教室は何を教えてくれる?(異形コレクション 「教室」)

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漫画:犬木加奈子
巻数:全1巻
第1巻発売日:2003年9月1日
内容紹介(商品紹介ページより)
「教室」にやぶれる,開かずのドア,すぎたに,目 他
電撃オンライン編集部コメント
23名の作家の“教室”を題材にした短編集の中でも異彩を放つのが犬木加奈子氏の作品である『教室は何を教えてくれる?』。漫画と写真を組み合わせた前衛的な表現がいい味を出しており、終始不安な気持ちにさせてくれます。ホラー漫画の表現として後世に残したい! と思わせてくれる手法です。

5位:神の左手悪魔の右手

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漫画:楳図かずお
巻数:全4巻
第1巻発売日:1997年1月17日
内容紹介(商品紹介ページより)
狂気、殺戮、霊世界……夢と現実が交錯する少年・想が体験した恐怖の数々!
少年・想が夢で見、体験した戦慄の物語。流血、嘔吐、飛び出る内臓や目玉全編これスプラッターの極みといえる生理的恐怖の集大成。全5話で構成された傑作ホラー!
電撃オンライン編集部コメント
SFホラーの傑作『漂流教室』からギャグ漫画の金字塔『まことちゃん』といった幅広いジャンルで評価されているホラー漫画家の第一人者である楳図かずお氏の作品。スプラッターホラーというジャンルで片付けてしまうのはもったいないぐらい、ストーリーと楳図かずお氏ならではの洗練されたグラフィックが魅力的です。スプラッターであり、ホラーであり、新たなエンターテイナー作品といっても過言ではありません。

4位:なめくじ少女(伊藤潤二恐怖マンガCollection)

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漫画:伊藤潤二
巻数:全16巻
第1巻発売日:1997年10月1日
内容紹介(商品紹介ページより)
おしゃべりで有名だった友人・夕子が最近急に無口になった。しゃべるのがおっくうになった様子で、たまにしゃべってもろれつがうまくまわらない。それは日を追うごとに悪化していき、ついに学校に来なくなってしまう―――。
電撃オンライン編集部コメント
『富江』、『うずまき』、『死びとの恋わずらい』など挙げたらキリがないほど代表作まみれの伊藤潤二氏。その中でも今回紹介したいのは伊藤潤二恐怖マンガCollectionの7巻に収録されている『なめくじ少女』という、ストーリーと絵共に衝撃的な作品。
とにかく見て! 読んで! としかいいようがなく、スプラッター系ではないのに、衝撃的なビジュアルを描けるのは伊藤潤二氏がなせる才能。ストーリー展開も相まって、とんでもないモノを見てしまった……と後悔すると思います。でもまた読みたくなる不思議。ちなみに衝撃的といえば『首吊り気球』もオススメですよ。

3位:座敷女

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漫画:望月峯太郎
巻数:全1巻
第1巻発売日:1993年7月21日
内容紹介(商品紹介ページより)
雷のなる深夜、森ヒロシはドンドンという音で目が覚めた。外を覗(のぞ)いてみると、隣の部屋の前に、ロングコートにロングヘアー、紙袋とバッグを提げた異様な大女が立っていた。翌日から、突如その大女に付きまとわれるようになった森。サチコと名乗る女の行動は次第に異常さを増してきた。彼女の目的は何? そして彼女は何者!? ひたひたと迫りくる恐怖に、あなたは耐えられるか? 望月峯太郎の傑作ホラー!
電撃オンライン編集部コメント
幽霊やクリーチャーは出てこず、登場するのは人間のみ。都市伝説やストーカーを組み合わせた得体の知れないナニカに追われ続けるヒトコワ系ホラーの最高傑作ともいえる作品です。日常に潜む恐怖をこれでもかと煮詰めており、いつか自分にも降り注ぐのではないか? という何ともいえないリアリティな恐怖が終始味わえます。
スプラッター系のグロ要素、見開きで驚かしてくるようなビックリ系の要素など一切ないので、ホラーが苦手な人も手に取りやすい作品です。
ちなみにストーカーという言葉が認知される前に描かれたというのも面白いところ。

2位:裏バイト:逃亡禁止

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漫画:田口翔太郎
巻数:1~13巻
第1巻発売日:2020年6月18日
内容紹介(商品紹介ページより)
命に値札を付けろ。令和の最恐ホラー爆誕。

裏バイト。
それは合法違法含むグレーゾーンの高額報酬アルバイト。
その金は、あなたの命の値段。

とある事情で大金を求める黒嶺ユメと白浜和美の2人は、
軽い気持ちで裏バイトに手を染めていく――。

死と直面する第1巻。

※本作品は心身に多大な影響を与える可能性がございます。
閲覧は自己の責任において、十分に注意して行ってください。
これによって生じるいかなる損害について、一切の責任を負いかねます。
電撃オンライン編集部コメント
精密な作画と鋭く尖ったホラー演出が特徴の本作。ホラー好きな人にも、苦手なだけどホラー読んでみたいという人にも読んでもらいたい……いや、ホラー嫌いの人以外全員に読んでもらいたい。
怪奇現象に対して、戦うわけでもなく、除霊といった浄化するわけでもなく、ギリギリのところで回避し続ける、今までになかった新感覚のホラー漫画となっています。
不条理展開だとしても起承転結がしっかりしているなど、過去のホラー漫画とは一線を画すようなオリジナリティ溢れる作品なのでぜひ!

1位:不安の種

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漫画:中山昌亮
巻数:全3巻
第1巻発売日:2004年6月24日
内容紹介(商品紹介ページより)
生ぬるい風、落下する不快感、背中に刺さる冷たい視線…。闇の種が発芽する時、非日常のモノ共が出現する!!
電撃オンライン編集部コメント
15選の最後に紹介するのは、『不安の種』全3巻、不安の種+(プラス)』全4巻、『不安の種*(アスタリスク)』1~7巻まで続く大人気作品。
本作の魅力は、日常に潜む恐怖を瞬間的に切り取って表現している点です。1話がわずか2ページで終わることもあり、起承転結にとらわれない自由なストーリー展開も魅力のひとつ。その瞬間的な切り取りによって、突然恐怖シーンが訪れるなど、次に何が起こるか予想できない面白さがあります。
ホラーが好きで全然怖くないのですが、不安の種シリーズだけは「目を合わせちゃダメだ」、「そちらに行ってはダメだ」といったような本能的に拒否反応が出る怖さがあります。
まさに『不安の種』というタイトルがぴったりの作品なので、気になる方は数ページだけ読んでみてください。心が不安で満ち溢れます。


まとめ:ホラーといっても色々なジャンルがある!

 いかがだったでしょうか? ホラー漫画には歴史がありまして、古い作品は古い作品の良さ、新しい作品はそれらを踏まえた新時代の怖さなど、新旧問わずそれぞれの良さがあります。

 今回紹介しきれなかったのですが、都市伝説を扱ったホラー作品『World 4u_』江尻立真や『イマワノキワ』洋介犬も現代怪談として怖さと面白さのバランスが良いので、そちらもチェックしてほしい作品です。

 15選には入りませんでしたが、ホラー漫画には『地獄先生ぬ〜べ〜』や『彼岸島』などまだまだ有名な作品は多数存在します……そこで、今回はランキングに敢えて入れなかった主人公たちがゾンビやクリーチャーと戦う“サバイバルホラー”や純粋に人間が持つ恐ろしさ“ヒトコワホラー”などなどは、また別の機会に紹介したいと思います! お楽しみに!


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