任天堂は8月20日配信の“ニンテンドーミュージアム Direct”でニンテンドーミュージアムの最新情報を公開しました。
2階は任天堂の歴史が詰まった展示フロア【ニンテンドーミュージアム】
ニンテンドーミュージアムは、花札などを作っていた任天堂宇治小倉工場の跡地にオープンする施設。
2階は展示フロアとなっており、任天堂の歴代ハードやソフトが展示されています。ファミコンと海外版ファミコンであるNintendo Entertainment System(NES)をはじめ、海外版と日本版で異なるデザインのゲームソフトも別個に展示してあるとのこと。
ゲームソフトに関しては任天堂が発売したすべてのタイトルが展示されています(一部海外版を除く)。
さらに、身体を使った遊びの進化や、歴代ハテナブロックの展示、各種ハードで発売された『マリオ』や『ゼルダ』を観覧できるスペースも用意されています。
また、花札やコピー機といったゲーム機を作る以前に任天堂が手掛けた製品も展示。のちに一大ゲームメーカーになる転機となった光線銃も展示されています。
1階はインタラクティブな遊びを楽しめるエリア【ニンテンドーミュージアム】
1階は8種類のインタラクティブな遊びを楽しめるエリア。ニンテンドーミュージアムに入った際に渡される入館証にコインが入っており、このコインを使って各種遊びを体験できるとのこと。
動画では8種類の遊びのうち3つが公開。一つは1960年代に発売された家庭用バッティングマシン“ウルトラマシン”を楽しめるもの。
当時の家を再現したレイアウトのスペースでウルトラマシンをプレイでき、コピー機にボールをぶつけると紙が排出されるなど、スペース内のオブジェクトにボールをぶつけた際のリアクションが用意されています。
二つ目は、1970年代に展開していた業務用のシューティング場・レーザークレーを今の技術でリメイクした“ザッパー&スコープSP”。
アトラクションの名前のとおり、NESの光線銃とスーパーファミコンのスーパースコープを模したいずれかの銃を選んでプレイできます。
マリオやピーチを撃たないようにしつつ、ノコノコやクリボーなどを撃っていくルールで、最大13人まで同時プレイ可能とのこと。
三つ目は巨大なコントローラーを2人で操作してゲームをプレイするコーナー。
ファミコンからWiiまでの巨大コントローラーが用意されており、Wiiリモコンは抱えるようにして操作するようでした。
そのほか、ルールを知らなくても花札を遊べるコーナーや、花札のイラストを自分で描くワークショップ、オリジナルのハンバーガーを作れるフードコーナー、限定グッズを販売するショップが用意。
これらの任天堂の歴史を楽しむことができるニンテンドーミュージアムは10月2日にオープンします。