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『学マス』初声講演レポート。ことねの新曲『ふわふわ』も楽しめた渋谷公演の模様を振り返る【学園アイドルマスター】

文:Ak

公開日時:

 iOS/Android用アプリ『学園アイドルマスター』初のライブツアー“学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR”が8月15日より開催。この記事では、8月25日に開催された渋谷会場での“初声公演”昼の部をレポートしていきます。

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 なお、ライブは現地参加以外にもオンラインでの視聴が可能。今回はオンラインで視聴しています。

全体曲『初(はじめ)』:長月あおいさん、小鹿なおさん、飯田ヒカルさんの登壇とともにライブがスタート!【学マス初声公演レポート】

 “初声公演”のステージで登壇したのは、花海咲季役の長月あおいさん、月村手毬役の小鹿なおさん、藤田ことね役の飯田ヒカルさんの3名。各々が演じたキャラクターの衣装をまとって、堂々とステージへ!

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 最初の曲はやっぱりこの曲。『学マス』プレイヤーであれば必ず聞いたことがあるでろう全体曲『初(はじめ)』です。意外と聞く機会の少ない、咲季&手毬&ことねの3人が歌うバージョンということで、聴きなれた曲のはずがなかなか新鮮でした。

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 会場のボルテージも1曲目からすでに最高潮! 3人それぞれのイメージカラーである赤黄青のサイリウムが、力強く振られていました。

全体曲『Campus mode!!』:親愛度10イベント後のあの曲が生お披露目!【学マス初声公演レポート】

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 間を置かずに開始した曲は、全体曲『Campus mode!!』。激しいビートを刻むポップな楽曲です。

 ゲーム中では育成ランクA+を取得して初めて聴くことのできる曲だけに、思い入れの深いプロデューサーの方も多いはず! かくいう筆者は最初に育成ランクA+を取得したのがアイヴィ手毬だったので、小鹿なおさんの登壇が個人的に感慨深かったです。

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 そしてこの曲を終えたあと、登壇者3名の自己紹介。各々の演じたアイドルの印象深いセリフを生で演じて、会場は大盛り上がり! とくにことね役の飯田ヒカルさんのセリフのときは「かわいい!」というコメントであふれていました。

 名古屋、梅田のライブを終えてようやく東京に帰ってきたという3人。渋谷駅にある『学マス』の広告を見に行って写真も撮ったということです。その際、梅田での公演に引き続き、たこ焼き屋で食事をしたという小鹿さんと飯田さん。なんと、偶然にも梅田で入ろうか迷っていたお店だったということで、すごい縁を感じたとのこと。

花海咲季“Fighting My Way”:力強い咲季の姿勢を表現したような初期曲!【学マス初声公演レポート】

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 ここからはアイドルごとのソロ楽曲に。トップバッターは咲季で、彼女の初期曲『Fighting My Way』!

 咲季のアイドルに向けたストイックな姿勢を表したような歌詞を、長月さんが力強く歌い上げました。

月村手毬『Luna say maybe』:手毬のアンビバレントな内面を表す複雑な曲を小鹿さんが熱唱【学マス初声公演レポート】

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 続いては手毬のソロ曲『Luna say maybe』。クールな一面と超問題児な一面を両立させる、手毬の内面を歌う複雑な曲を小鹿さんが歌います。

 手毬らしい、叫ぶような歌詞と曲調が特徴的なこの曲。正直曲調が激しすぎて「生で歌えるのか?」と疑問に思っていましたが、見事な安定感で歌い上げた小鹿さんの歌唱力に脱帽です!

藤田ことね『世界一可愛い私』:パワフル&可愛い飯田さんのパフォーマンスは圧巻【学マス初声公演レポート】

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 そしてソロ曲3曲目は、当然ことねの『世界一可愛い私』。

 飯田さんの「可愛い!」への会場からの「可愛い!」のレスポンスも完璧で、アイドルとプロデューサーたちの一体感がすごい! そんなプロデューサーたちに話しかけるような形で、会場を激しく動き回りながら歌い上げる飯田さんがパワフル&可愛いでした。

 ここでMCタイム。各自のソロ曲にまつわるエピソードが語られました。

 オーディションに受かった直後にすぐに『Fighting My Way』を聞いたという長月さん。聞いた直後はふわふわした気持ちで頭に入ってこなかったものの、帰宅後に改めて曲の難しさに衝撃を受けたとのこと。レコーディングでも苦戦したようですが、作中の咲季と同様に自分を奮い立たせて曲に向き合ったようです。

 小鹿さんは、ライブで『Luna say maybe』を歌って、ラストのサビの歌詞にある“君”について、新たな発見があったと語ります。今までは何となく全方向のプロデューサーに向けて歌っていたものが、実際にクラップ(拍手)を受けたことで、より目の前にいる応援しているプロデューサーを“君”と捉えて堂々と歌えるようになったとのことです。

 飯田さんの“世界一可愛い私”への第一印象は「ことねらしい曲」だったことでしたが、自己肯定感の低い自分がポジティブな歌詞を歌うことに戸惑いもあったそうです。最終的には、作中での咲季の励ましもあって、楽曲を歌うたびに自信を得られた特別な楽曲だと思うようになったこと。 

花海咲季『Boom Boom Pow』:重低音の迫力がすごくパワフルな振り付けにも注目!【学マス初声公演レポート】

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 ここからソロ曲の2曲目へ。まずは最初から重低音の勢いがすごい咲季の『Boom Boom Pow』!

 作中のライブシーンでも印象的だった、足を激しく振り上げるパワフルな振り付けも完全再現されており、激しく動きながら難しい曲を歌い上げる長月さんのパフォーマンス力が圧巻でした。

 ちなみにサビでは当然、コメント欄に「ぶんぶんぱ!」の嵐が吹き荒れていました!

藤田ことね『Yellow Big Bang!』:コール&レスポンスに圧倒されるステージ!【学マス初声公演レポート】

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 ことねの『Yellow Big Bang!』は、『世界一可愛い私』と同様に、会場のコール&レスポンスに圧倒されるステージでした。

 ライブステージをいっぱいに使って、目いっぱい動き回りながら会場に集まったプロデューサーに語りかける飯田さんの姿はまさに、ことねそのもの!

月村手毬『アイヴイ』:ケタ違いの迫力を魅せる手毬のクールな部分を煮詰めた名曲【学マス初声公演レポート】

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 そして手毬のクールでカッコいい部分を煮詰めたような楽曲『アイヴイ』。クールな出だしから、激しく叫ぶような楽曲のテンポの移り変わりが実に手毬らしいですが、生で聞くとその迫力はケタ違い!

 8月10日の名古屋公演のタイミングで、X(旧Twitter)上で『アイヴイ』がトレンド入りしてましたが、話題になったのも納得のパフォーマンス力でしたね。

 ここで3回目のMCパート。2つ目のソロ曲に関するエピソードを登壇者たちが語ります。

 可愛いパートとカッコいいパートが収録された『Boom Boom Pow』には、咲季の魅力が詰まっていると語る長月さん。レコーディングしたときよりも、歌って踊っている今のほうがこの曲を好きになっている、プロデューサーのみなさんにももっと好きになってほしいとも語りました。

 会場の完璧すぎるコール&レスポンスに衝撃を受けすぎて『Yellow Big Bang!』を歌った記憶がないと語る飯田さん。また曲については、120%元気いっぱいでネガティブなことが一切ない歌詞が好きとも語ります。

 そして小鹿さんは『アイヴイ』の楽しいポイントとして、頭を振るパートを上げます。初声公演に合わせて頭を振りやすいように、手毬らしいウルフカットに髪を切ったという気合の入りっぷり! 力強く煽りに乗ってくれた会場のプロデューサーのおかげで楽しく歌えたとも語っていました。

 ここで改めて、初声公演での衣装に言及する3人。長月さんは自分の衣装について、ベストがあって咲季らしい優等生みがある点が好きらしく、ニットの割に暑くないのもうれしいポイントとして語ります。飯田さんは、ハートの形のボタンや予備のワッペンなど、衣装の“可愛い”ポイントを実演。細部まで注目してほしいポイントを披露しました。

 そして、手毬のパンツスタイルがカッコいいと語る小鹿さん。作中で手毬がお腹が出ている衣装をきていたことについては、「どんな気持ちで着ていたんだろう?」と、素朴な疑問を口にしていました。

シーズン曲『キミとセミブルー』:夏らしい楽曲で会場のボルテージはマックスに!【学マス初声公演レポート】

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 MCを挟み、波の音とともに夏らしい雰囲気になるステージ。3人が顔を仰ぐような仕草を見せたあとは……「サマーマ」の掛け声から夏のシーズン曲である『キミとセミブルー』がスタート!

 ゲーム中ではそれぞれのソロ曲であるだけに、3人のワチャワチャした掛け合いとともに歌われる『キミとセミブルー』がかなり新鮮です。

藤田ことね『ふわふわ』:ことねの新曲が渋谷公演でも!【学マス初声公演レポート】

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 次に披露されたのは、ことねの新曲『ふわふわ』。梅田でサプライズ発表されていただけに、期待通りの展開! ちなみに夜の部では咲季の『EGO』、手毬の『Unhappy Light』を聞くことができました。

 『ふわふわ』は、ことねの等身大の気持ちを歌ったような落ち着いた曲調の曲。自己肯定感の低いことねの不安な気持ちと、応援してくれる人への好意を真っすぐ示すような曲に感じました。ことねの日常を切り取ったような一曲なので、担当プロデューサーは必聴です。

 それにしても、発表されて間もない曲なのにしっかりとレスポンスできる会場のプロデューサーもすごいですね。飯田さんも、歌唱後にことねの恋心を歌った『ふわふわ』の歌詞に言及。歌詞の持つストーリー性に、ステージ上の3人も会場のプロデューサーもボルテージがマックスでした。

 ちなみに、手を伸ばす振り付けについても飯田さん自身で考えたとのこと。暑いときに冷たい飲み物をほっぺに当てる仕草にも注目してほしいそうです。

『ミラクルナナウ(゚∀゚)!』:信号機3人の個性を生かしたソロパートが見もの!【学マス初声公演レポート】

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 最後の曲として歌われたのが『ミラクルナナウ(゚∀゚)!』。咲季、手毬、ことねのユニット曲として配信中の楽曲です。

 かなり特徴的な振り付けで、オタ芸っぽい振り付けがアイドルがするのが新鮮! とにかくライブ感があるパフォーマンスで、会場もそれに合わせるような盛り上がりを見せました。

 3人それぞれの個性を生かしたソロパートも必見。とくに手毬の発声はすごい迫力でした!

シーズン曲『冠菊』:アンコールで歌われるのは記憶に新しいシーズン曲【学マス初声公演レポート】

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 惜しまれるとともにライブ終了……かと思いきや、会場に響く「アンコール」の掛け声。それを受けて、シーズン曲の『冠菊』がスタート!

 直近のシーズンイベントで実装されて間もない曲だけに、印象に残っているプロデューサーも多いであろう曲ですね。こちらも『キミとセミブルー』と同様に基本はソロで聞く機会が多いだけに、3人が集まって聞けるのがまず貴重です。

 アンコール曲も終わって、登壇者3名による最後のあいさつ。

 梅田まではそこまで緊張しなかったものの、最後の公演とあって緊張から汗をかいているという飯田さん。最終日だから終わってほしくない気持ちもあり、気分も高まっているとのこと。ちなみに公演の前には、今までにない激しいトレーニングをした結果5~6kg痩せたらしいです。その甲斐あって、自分の成長を実感したとも語ります。

 公演を終えて、ようやく手毬の気持ちを分かったという小鹿さん。今までよりも客席の顔を見ることができるようになり、渋谷ではもっともっと視界が広がったような気がしたと手応えを語りました。

 長月さんは、渋谷会場ではステージの仕様の違いもあって、プロデューサーの顔がしっかり見えたとのこと。運動自体が未経験だったなかで、人生で一番汗をかいたとも語ります。激しくトレーニングしたのは飯田さんと同様ですが、それ以上にエネルギー補給のために食事したということで、逆に増量してしまったというパワフルなエピソードを最後に語りました。

全体曲“初(はじめ)”2回目:ライブの締めくくりはやっぱりこの曲!【学マス初声公演レポート】

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 あいさつもすんで、これで最後かと思いきや、まさかのサプライズで『初(はじめ)』2回目! 客席に語り掛けるような仕草が増えていたりと、1曲目とはまた違うアプローチでお馴染みの楽曲が歌われました。まさにツアーの締めにふさわしい盛り上がりで、渋谷公演は終了となりました。

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 “学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR”の皮切りとなった今回の“初声公演”もこの渋谷会場が最後。9月から開催される“初心公演”では、葛城リーリヤ役の花岩香奈さん、倉本千奈役の伊藤舞音さん、姫崎莉波役の薄井友里さんが登壇します。今回の公演のように新曲やゲーム最新情報の発表もあるかもしれないので、そちらについても楽しみですね!

 そんな“初声公演”の夜公演の最後に、小美野日出文プロデューサーから2つの情報が発表されました。発表については関連記事からご確認ください。

■関連記事

セットリスト

【渋谷クラブクアトロ公演 昼の部】

M1『初』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M2『Campus mode!!』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
MC
M3『Fighting My Way』長月 あおい(花海 咲季役)
M4『Luna say maybe』小鹿 なお(月村 手毬役)
M5『世界一可愛い私』飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
MC
M6『Boom Boom Pow』長月 あおい(花海 咲季役)
M7『Yellow Big Bang!』飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M8『アイヴイ』小鹿 なお(月村 手毬役)
MC
M9『キミとセミブルー』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M10『ふわふわ』飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
MC
M11『ミラクルナナウ(゚∀゚)!』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
アンコール
M12『冠菊』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M13『初』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)

【渋谷クラブクアトロ公演 夜の部】

M1『初』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M2『Campus mode!!』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
MC
M3『Fighting My Way』長月 あおい(花海 咲季役)
M4『Luna say maybe』小鹿 なお(月村 手毬役)
M5『世界一可愛い私』飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
MC
M6『Boom Boom Pow』長月 あおい(花海 咲季役)
M7『Yellow Big Bang!』飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M8『アイヴイ』小鹿 なお(月村 手毬役)
MC
M9『キミとセミブルー』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M10『Unhappy Light』小鹿 なお(月村 手毬役)
M11『EGO』長月 あおい(花海 咲季役)
MC
M12『Howling over the World』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
アンコール
M13『冠菊』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)
M14『初』長月 あおい(花海 咲季役)、小鹿 なお(月村 手毬役)、飯田 ヒカル(藤田 ことね役)

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