9月24日(火)に実装される新キャラ“テリー”のコマンドリストを一式掲載しているほか、取材で判明した最新の攻略情報をまとめて解説しています。
※時間が限られたなかでの人力調査ですので、もし不備などありましたら申し訳ありません!
※時間が限られたなかでの人力調査ですので、もし不備などありましたら申し訳ありません!
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テリー追加Ver.のバトル調整について
本題に入る前に、1つだけ重要な情報を記載しておきます。
海外のゲームイベントにプレイアブル出展されていた“テリー実装Ver.”について、「柔道(画面端で投げを繰り返すこと)ができなくなった」という噂が流れ、さらには「ってことは、バトルのバランス調整が入るのでは⁉」という話に発展して異様な盛り上がりを見せていました。
しかし、今回の取材で確認した限りでは柔道は健在のよう。他の調整要素については未確認となります。
シリーズ初のコラボキャラ“テリー”の強さは?
まず最初に感じたのは「技がめっちゃ多い!」ということ。
7種類の必殺技、5種類のSA(派生含む)、8種類の特殊技(モダンは9種類)と、数だけでも一般のキャラクターを大きく凌駕しております。
それだけに細かい検証はぜんぜん追いついていないのですが(筆者の言い訳)、取材のなかで確認できた点をできるだけ記載していこうと思います。
■主な基本性能
・飛び道具、突進技、対空技など完備のハイスタンダードキャラ
・7種類の必殺技、5種類のSA、8種類の特殊技を持つ
・同じコマンドでも攻撃の強度(弱中強)で異なる必殺技がある
・ゲージを使って2段階の派生を持つSA2(パワーゲイザー)を持つ
・必殺技でキャンセルできる必殺技(強パワーチャージ)を持つ
・強パンチが2段技で、1段目でも2段目でもキャンセル可能
技が多すぎて紹介しきれないので、気になる技についてはコマンドリストをチェックしてみてください。
・テリーコマンド一覧(クラシック操作)
・テリーコマンド一覧(モダン操作)
格闘ゲームに必要な要素が揃ったハイスタンダードキャラ!
長身イケメンのビジュアルどおり、通常技は全般的に長めで使いやすい印象です。
キャンセル可能な技も多く、7つの必殺技とのコンビネーションで多彩な攻めを繰り出せそうですね。
また、必殺技のパワーチャージは「強版ヒット時のみパワーチャージ以外の必殺技でキャンセル可能」という個性を持っているので、強パワーチャージで吹き飛ばす→パワーウェイブで拾いあげる→さらにラッシュで拾う……といったコンボができるなど、連携に厚みをもたらしています。
2種類の突進技については、ダメージは高いもののガードされると隙が大きいバーンナックルはコンボの〆用、弧を描くモーションで打点の低い攻撃を飛び越えられるうえ、ガードされても隙が少ないクラックシュートは中距離からの強襲用という印象。
より明確な使い分けについては、実装後の研究で見えてくる形になりそうです。
ちなみに懸念点としましては、ODライジングタックルに完全無敵の効果があるかどうかを確認しそびれていました!(汗)
見た目にもコマンド的にもキャラ的にも当然“ある”と思われるのですが、それだけに実地での検証を忘れるという体たらく……たいへん申し訳ありません。
とはいえ“餓狼伝説”の主人公を務めるスタンダードキャラなので、さすがにあるという前提で記事を執筆しております(万が一なかったらホンマすいません!)。
ボタンの強度で使い分けられる必殺技
テリーはボタンの種類まで同じコマンドながら、ボタンの強度によって変化する必殺技が2系統あります。
波動拳コマンド(↓・右下・→)+パンチ(P)では、弱or中ボタンでパワーウェイブ、強ボタンでラウンドウェイブという異なる必殺技が使えます。
竜巻コマンド(↓・左下・←)+パンチ(P)では、弱ボタンでクイックバーン、中or強ボタンでバーンナックルという使い分けになります。
この独自の仕組みにより、一般的なキャラクターなら2種類の必殺技となるところが、4種類の必殺技になっているというわけです。
注意点としては、この4種類のなかでラウンドウェイブのみOD版が存在しないこと。
クイックバーンとバーンナックルは、それぞれにOD版が存在しています(※動画ではうっかりODバーンナックルを撮影しそびれましたが、ちゃんとあります)。
ライン移動をモチーフとした特殊技
特殊技のパッシングスウェー(中P→中K)は、“餓狼伝説”シリーズの特徴であるライン移動の動きを再現したコンビネーションに派生します。
派生技は2種類あり、前方への攻撃を仕掛けるジャンプラリアットパンチ(中P)と、後方への攻撃を仕掛けるジャンプニーアタック(中K)を使い分けることが可能。
どちらもレバー(方向キー)を前方向に入力すると前進距離を増やせるので、地上戦でも強引なめくり攻撃を狙うことができそうです。
トリプルゲイザーのダメージは?
すでに公開されているSA2のパワーゲイザーは、下記にまとめたように、追加コマンドで3段階まで派生させることができます。
トリプルゲイザーまで繰り出した場合はSA3よりも消費リソースが多いため、どれぐらいのダメージが与えられるのかは気になるところ。
ひとまず写真に収めておいたので、ぜひ確認してみてください。
■SA2の派生まとめ
・パワーゲイザー(1段目):SAゲージを2本消費
・ツインゲイザー(2段目):追加でODゲージを3本消費
・トリプルゲイザー(3段目):追加でSAゲージを1本消費
【モダン適正】特殊技は万全だが、使えない強度の必殺技がどう響くか?
中段技を含む特殊技がすべて使えるので、モダンでも十分に闘えるポテンシャルはありそうです。
通常技ではリーチが長めの立ち弱キック&立ち中キックが使えない点は気になりますが、多くのキャラで主要なコンボパーツとなるしゃがみ中パンチがあるので、火力ダウンはさけられそうですね。
必殺技については、前述の波動P&竜巻Pコマンドによる、2系統の必殺技がすべて使い分けられるのはうれいしいところ。
ただし、クラックシュートとパワーチャージはワンボタンでしか出せないため、必殺技に関するモダン評価は、使えない強度の技の重要性しだいとなりそうです。
■モダン操作時に使用できない通常技
・立ち弱キック
・立ち中キック
・ジャンプ弱キック、ジャンプ中パンチ、ジャンプ強パンチ
■ワンボタンで出せる必殺技
・パワーウェイブ
・ライジングタックル
・クラックシュート
・パワーチャージ
■手動操作で出せる必殺技
・パワーウェイブ
・ラウンドウェイブ
・ライジングタックル
・クイックバーン
・バーンナックル
※手動操作の詳細は、コマンド一覧の最後のほうに記載されています。
・テリーコマンド一覧(モダン操作)
最後に筆者の感想など
今回は新システムの取材もあって詳細なところまで調べきれませんでしたが、テリーの感触としては前述のとおり“ハイスタンダードキャラ”ですね!
これまでの『スト6』における「DLC追加キャラはみんな強い!」という法則にのっとれば……間違いなくシーンで輝く一線級の性能を持っていると思われます。
特に、満を持してのシリーズ初のゲストキャラということもあり、主要な大会でまったく見ないような性能にはしないでしょう。
というわけで、私自身はモダンキャミィ→モダンベガと使い込んでいる最中ですが、飛び道具を使えるキャラがいないので、場合によってはモダンテリーも視野かもですね……ふふふ。
テリーコマンド一覧(クラシック操作)
クラシック操作のコマンドリストです。
必殺技
スーパーアーツ
特殊技
通常投げ
共通システム
テリーコマンド一覧(モダン操作)
モダン操作のコマンドリスト一覧。共通システムは省略しています。
また、最後にアシストコンボと、必殺技&スーパーアーツの“手動入力”コマンドリストがまとめて掲載されています。