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『ROAD59-新時代任侠特区-』のコミカライズが見逃せない! “ヤクザ×異能バトル”に巻き込まれた少女の運命は!?(ネタバレあり)

文:電撃オンライン

公開日時:

 “ヤクザ×異能バトル”をテーマに描かれている、ブシロードのメディアミックスプロジェクト“ROAD59 -新時代任侠特区-”。

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 そのコミカライズ版『ROAD59-新時代任侠特区- 少女と血のサカズキ』が、マンガアプリ“マガポケ”公式WEBにて連載中です。西尾和観先生のクールな絵が世界観とピッタリです!


 今回は『ROAD59-新時代任侠特区- 少女と血のサカズキ』の魅力について深掘りし、ストーリーやキャラクター、今後の気になる展開についてレポートします。

※本記事には作品のネタバレを含みます。


■『ROAD59 -新時代任侠特区- 少女と血のサカズキ』第1巻

あらすじ:任侠と異能バトルに一人の少女が巻き込まれる


 お嬢様学校に通うも、母の急死で天涯孤独の身になってしまった“主人公・結津万華夜(ゆつま かや)”。

 彼女が引っ越すことになった東京都天海(てんかい)区は治安が悪く、とても少女が一人暮らしできる環境ではありません。

 街を歩けばガラの悪い人に絡まれ、学校へ行けば遠巻きにされてしまう華夜でしたが、持ち前の打たれ強さでなんとか耐えていました。

 しかし、目にキズを持つ一人の男に出会ってから華夜の日常は激変!


 ナンパ男から華夜を守ってくれたものの「ユツマ カヤ!!」と大声で叫ぶ彼は、どう見てもカタギの人ではありません。

 “春雲(しののめ)組・八薙バクト”と名乗ったその男は、華夜の父の部下だと告げてきます。そして、華夜の父である“春雲組の組長”が亡くなったことも教えてくれたのです。

 「組長の葬式に来てやってほしい」とバクトは華夜に伝えるも、父に会ったことがない華夜は断ります。「また出直すわ」と一旦その場は引き下がったバクトですが、翌朝も華夜の前に現れます。

 会ったことがない父への思い、そして華夜自身に寝る“バケモノのような力”。「私は一人で生きていきます」と、誰とも関わらないようにしていた華夜の人生でしたが、そうもいかないようで……!?

 そんな、巻き込まれ系不運女子が特殊能力“ジンギの力”を手に、任侠世界で大暴れするストーリーが展開します。

キャラクター紹介

春雲組


結津万 華夜(ゆつま かや):控えめで真面目な少女。父の存在を知らずに育つが、春雲組に助けられて生活が一変する。天海区の命運を握る特別な力を持ち、その運命に巻き込まれていく。

八薙 バクト(やなぎ ばくと):自由奔放な性格で、型破りな行動が多いが頼りになる春雲組の実質的リーダー。普段は適当に見えて、やる時は確実に結果を出す男。

結津万 清信(ゆつま きよのぶ):春雲組の組長。強いカリスマ性で組を率いるが、謎めいた過去と深い秘密を抱えている。

成山 誓吾(なるやま せいご):春雲組の参謀役で、頭脳明晰なツッコミ役。バクトの突飛な行動に振り回されながらも、組をまとめる影の立役者。

大井町 高久(おおいまち たかひさ):交渉上手な詐欺師タイプの男。言葉巧みに相手を翻弄し、春雲組の交渉を有利に進める。

桐宮 ユウト(きりみや ゆうと):春雲組の最年少構成員。天海区の住民に親しまれ、人懐っこい性格で仲間への恩返しを誓う。

藤堂 時雨(とうどう しぐれ):穏やかで年長者的存在。過去の出来事に心を悩ませつつも、組員たちを支える助言者。

狛浪組


氷室 ショウ(ひむろ しょう):狛浪組の若き組長代行。厳しい家族の期待に応えようと苦悩しながらも、極道の道を進む。

氷室 静(ひむろ しずか):狛浪組の実質的な運営者で、弟のショウを鍛えるために厳しく接する。組内では恐れられる存在。

氷室 涼香(ひむろ すずか):氷室家の明るく元気な末っ子。天真爛漫な性格ながら、ジンギの力を持つ女子高生。

日向 汐音(ひゅうが しおん):ショウを支える幼なじみ。物腰は柔らかいが、必要な時には冷酷な一面を見せる。

黒条組


皇 賢誠(すめらぎ けんせい):黒条組の冷酷な組長。表向きは大企業の社長だが、裏では強引に勢力を拡大している。

柊 蓮花(ひいらぎ れんげ):黒条組の柊姉妹の姉で、冷酷な戦闘員。妹と共に賢誠に仕え、強烈な個性を放つ。

柊 彩愛(ひいらぎ さら):黒条組の柊姉妹の妹で、賢誠に心酔する戦闘員。冷笑と共に敵を斬り伏せる。

黒鉄 一臣(くろがね かずおみ):冷静沈着な賢誠の側近。元狛浪組の裏切り者として狛浪組から憎まれている。

PHOENIX(フェニックス)


ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ:海外マフィア“PHOENIX”のリーダー。奇抜なスタイルと圧倒的なカリスマで天海区を狙う。

アンソニー・チェロ:ベネディクトの秘書兼ボディガード。少年兵出身で戦闘力が高いが、事務仕事は苦手。

イリーナ・スペシフツェワ:“PHOENIX”の暗殺者。危険な性格を持ちつつ、平和のために戦うという信念を抱く。

マリア・ベルナール:孤児院を運営し、子供たちに戦闘術を教える女性。厳しい世界の中で優しさと葛藤を抱えている。

コミカライズ版だからこその魅力をご紹介

女子高生視点でより親近感が湧く!


 “少女と血のサカズキ”というサブタイトルがつけられて、女子高生である華夜を中心にストーリーが展開します。任侠の世界はなかなか想像しづらいところもありますが、女子高生視点ならば親近感が湧きやすいですよね!


 あれよあれよという間にトラブルに巻き込まれてしまうのもお約束。バケモノのような“ジンギの力”を受け入れがたい気持ちも感情移入できます。

 ただ、ストーリー早々に顔にぞうきんをくらうヒロインも珍しいかもしれません!

春雲組のメンバーが魅せる生き様がアツい!


 お父さん、お母さん、クラスメイトへの思い……。華夜は常に孤独と隣りあわせで生きてきた過去があります。

 そんな華夜へ「ガキはガキらしく泣けばいい」と告げるバクトがカッコいい!! 懸命に強がって孤独に生きていこうとしていた華夜の心に寄り添ってくれる姿に胸アツです。

 そして、それぞれマイペースで個性的な組員の成山誓吾、大井町高久、桐宮ユウト、藤堂時雨。

 ストーリーは第1話からオリジナルの展開で、コミカライズをきっかけにROAD59の世界を知った人にも入りやすい内容ですが、キャラクターの性格は舞台版を見ている人でも違和感なく描かれており、コミカライズ担当作家の西尾先生の作品への愛が伺えます。

 まとまりのない彼らに喝を入れ、組長の片鱗を見せる華夜。組員との関係性はどう進展するのか? 舞台版では描かれなかったキャラクターの過去や、関係性もすでに公開中の話数では描かれているので、今後のストーリー展開にも期待が膨らみます♪

任侠バトルも見逃せない!


 春雲組と火花を散らしているのが、黒条組。それを一歩引いて見ている狛浪組。葬儀の雰囲気を一変させたのがPHOENIX。すべての狙いは、華夜が持つ強大なジンギの力にあります。

 華夜をめぐるバトルが始まるのですが、動揺した華夜がついに力を覚醒。その破壊力に、葬儀は一時中断となったのでした。

 強大な力を放つ華夜自身の活躍も気になりますし、各組織がぶつかり合う任侠バトルも見逃せません! ……平和的なお話し合いも?

ROAD59の世界観をより深く知りたいなら舞台版をチェック!


 “ROAD59 -新時代任侠特区-”の世界をより深く知るために、舞台版をチェックするのもおすすめです。舞台はバクトが主人公となり、クールな任侠アクションが繰り広げられます。


 より任侠の抗争に焦点が当てられ、人間関係がわかりやすく描かれています。コミカライズ版とはまた違った魅力を味わえるので、気になる方は、ぜひ舞台版もチェックして見てください!

■舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」

『ROAD59-新時代任侠特区- 少女と血のサカズキ』を読むなら今! 9月18日までの期間限定で最新話直前までが無料!!


 2024年9月12日時点で第12話まで公開されている『ROAD59-新時代任侠特区- 少女と血のサカズキ』。華夜が持つ力のヒミツや組員たちの過去が少しずつ明らかになってきている本作が、なんと今なら最新話直前の第11話まですべて無料で読めます!

 期間は9月18日までとなっているので、この機会にぜひ読んでみてください♪

コミカライズ版1巻は10月発売予定

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 2024年10月8日には、待望のコミック第1巻(第1話〜第6話収録)が発売予定。下記の書店では西尾和観先生による描きおろしイラストを使用した特典ももらえます!

・喜久屋書店:描き下ろしイラストペーパー(華夜&バクト)
・とらのあな:描き下ろしイラストカード(華夜)
・メロンブックス:描き下ろしイラストカード(バクト)

 今後も華夜をめぐる異能任侠バトルから目が離せません♪

■『ROAD59 -新時代任侠特区- 少女と血のサカズキ』第1巻

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