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『ラスクラ』と『ヴァルキリープロファイル −レナス−』&『スターオーシャン セカンドストーリー R』コラボが復刻! ファンにぶっ刺さる激エモポイントをご紹介【ラストクラウディア】

文:電撃オンライン

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 アイディスより配信中のスマートフォン用アプリ『ラストクラウディア(以下、ラスクラ)』。9月5日より『ヴァルキリープロファイル −レナス−(以下、VP1)』と『スターオーシャン セカンドストーリー R(以下、SO2R)』という2大タイトルとの大型コラボが復刻開催されています。

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 約1年ぶりの復刻となるこのコラボイベント。記事を執筆しているわたくし、ライターのタダツグとしては「待ってたぜ、この“瞬間(とき)”をよォ!!」とテンションアゲアゲになっています。自分は20数年来の『VP』、『SO』シリーズのファンであり、かつ自分が『ラスクラ』にハマることになったきっかけが、昨年果たされたこの3タイトル同時コラボ企画だったわけですからね。そりゃあ感情がざわつくというもの。

 さておきこのコラボイベントにかんして、じつは『ラスクラ』の“はじめドキ(復帰ドキ)”にピッタリかもしれない……僕としてはそう思っていて。このタイミングでより多くのRPGファンにこの『ラスクラ』のことを知ってほしいという、謎の義務感にかられてこのコラムを執筆させていただいております。前述のとおりのRPGファン、とりわけ『VP』や『SO』シリーズに心惹かれた方々を主としたアプローチになるとは思いますが、よろしければ最後までお付き合いください。

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そもそも『ラストクラウディア』とはどんなゲームなのか?

 さて、まずは『ラスクラ』とはどんなゲームなのか。そしてこの『VP1』と『SO2R』とのコラボはどのようになっているかを簡単に説明しましょう。

 この『ラスクラ』は、ひとことで言ってしまえば“往年の名作RPGたちへのリスペクトにあふれる新世代アクションRPG”となります。

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 物語を彩る登場人物たちはいずれも個性的。少し暑苦しくて危なっかしい側面もありつつ、人間としての魅力にあふれた主人公のカイルをはじめ、さまざまな人物たちが織りなす王道ファンタジーストーリーには、いつもワクワクさせてもらえます。少年マンガを彷彿とさせる、どこか懐かしくも新しい王道ストーリーはじつに秀逸。「こういうのが見たかった!」というお約束展開もあれば「ここでそうくるか!?」という先行きの見えないミステリアスな部分もあり、グイグイ引き込まれる魅力があるんですよね。

 最新の技術を取り入れ、緻密なドットで表現されたグラフィック。キャラクターとプレイヤーの心に寄り添う美しいサウンド。爽快感と戦略性を高次元で両立させたアクション要素たっぷりのバトルシーンなど、RPGになくてはならない要素がいずれも一級品に仕上げられています。サービスがスタートしてすでに5年以上が経過していますが、今なお高い評価を受けているのも納得といえますね。

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 ちなみに、下記には僕がはじめて『ラスクラ』を遊んで感じたことをまとめたコラムもございますので、もっと本作のことを知りたいという方はよろしければご一読ください。

『ラストクラウディア(ラスクラ)』×『ヴァルキリープロファイル −レナス−(VP1)』&『スターオーシャン セカンドストーリー R(SO2R)』のコラボが実現! 往年のファンの目にはどう映る?

 ……じつは、この記事自体が昨年に初実施された『VP1』と『SO2R』コラボについて言及しているものなので、コラボイベントの大筋を知りたい方にもオススメです。そしてここからは、前回のコラボから追加された新キャラと新アークの話題や、語り切れなかった「このコラボのここが好き!」って部分を中心に書きしたためていきたいと思います。

『ヴァルキリープロファイル −レナス−』と『スターオーシャン セカンドストーリー R』への愛しか感じられない秀逸なゲームデザイン

 最初は本コラボを気に入っている理由から述べさせてください。もちろんたくさんあるんですが、1年ぶりに復刻イベントに触れて最も強く感じたのは『ラスクラ』の運営や開発チームの“原作に対する愛の深さ”ですね。仕事とかを抜きにして、本当に深く『VP』や『SO』のことをリスペクトしているに違いない……今回あらためてそう感じてしまいました。

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▲「ホントに?」と思った方は、まずDLしてゲームを起動してみてもらえませんか? タイトル画面で見られるこのコラボイラストの神々しさからして、深いリスペクトを感じられると思うので。
 このコラボイラスト、僕は本当にお気に入りなんですよ。圧倒的に美しい『VP1』のレナス・ヴァルキュリア(以下、レナス)やフレイに加え、『SO2R』のダブルヒーロ-であるクロード・C・ケニー(以下、クロード)やレナ・ランフォード(以下、レナ)の姿が、『ラスクラ』キャラであるカイルやレイとともに描かれており、本当に震えるほど素晴らしいクオリティです。

 そしてうれしいのは、このタイトル画面で流れるBGMが『SO2R』のタイトル曲である“At the Crack of Dawn”であること。『SO』に関しては昨年リリースされたリメイク版である『SO2R』とのコラボということで、桜庭統氏の手による超カッコいいバンドアレンジ版が耳に入ってきます。ずっと聴いていたくなる……。

 さて、ゲームを起動するとホーム画面になるわけですが。ここでは『SO2R』への想いが高まった流れを引き継ぐかのように『VP1』のタイトル曲である“聖なる死への叙事詩”が流れます。『VP1』を代表するこの曲がかかった瞬間、大概のファンはさらにググッと心を掴まれてしまうことでしょう。

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▲こちらがホーム画面。ここに配置するキャラは自由に変えられるのですが、僕はやっぱりレナスにしていることが多いですね。
 さらに、コラボイベントを遊ぶために“イベント”のアイコンをタップすると……今度はイベントバナー画面になり、ここでは『VP1』の印象深いエンディング曲“彼方の地へ”が流れます。なんと雄大かつ贅沢な体験か!

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 そしてコラボイベント“戦乙女と星海を駆る者”のバナーをタップすると、画面はこのコラボ用のワールドマップへと遷移。ここで流れるのは“天空の扉”です。いわずとしれた『VP1』のフィールド曲であり、僕が最も好きなBGMの1つ! 曲のチョイスが神すぎるッ!

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▲ああ……かの美しき戦乙女が空を飛んでいる姿が目に浮かぶようだ……。ちょっとレ●ードっぽいキモめの表現になってしまいましたが、さもありなんというか(苦笑)。ここまでの流れがカンペキすぎます。
 イベントを進めていけば戦闘に突入するわけですが。前半のバトルでは『VP1』の“未確認神闘シンドローム”が、後半まで進めていけば『SO2R』の“Stab the sword of justice(※こちらもバンドアレンジ版)”が戦闘曲として流れてきます。どちらも何度も何度も耳にしてなお飽きない名曲であり、イントロを聴いただけで嬉ションしちゃいそうなほど……って、さすがにそれは誇張ですが(笑)。

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▲『ラスクラ』のバトルはド派手なエフェクトがバッキバキ。ここらへんも『VP』や『SO』と親和性が高いなあって思ってしまいます。
 図らずもBGMに絡めた書き方になってしまいましたが、イベントの導入だけでここまでエモい繋げ方をしてくる『ラスクラ』チーム、マジでハンパじゃあない。

 この選曲はファンじゃないとできないと思うんですよね。もちろんすべてのファンに受け入れられる選曲というのは難しいというかありえない気もしつつ、少なくともここにメロメロの骨抜きにされている自分のような人間もいるわけですから。やっぱり、深いリスペクトを感じてしまいます。

 当然ながら、そんな『ラスクラ』チームが作るイベントストーリーやコラボイベントの内容に手抜きはなし! 1日1回だけ挑戦できる“忘却の洞窟”、フレイ様からのありがた~いお褒めの言葉(ときに説教)や、咎人の剣“神を斬獲せしもの”などのうれしい報酬がもらえてしまう“遠征”、せっせと素材を集めて“ファルンホープ”などのアイテムを作り出せる“アイテムクリエーション”、6枚羽のあの強敵と戦える“狂魔の迷宮”など、シリーズファンなら思わずニヤリとしてしまう要素がモリモリなのです。本当にモリモリ! これを遊ばないとかもったいなくないですか? 心の底からもったいないと思いますよ、僕は。

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▲こちらがコラボイベントのロードマップ。一部の強敵やダンジョンなど、少しずつ解放されていく要素もあります。
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▲フィールドでバーニィを発見! タッチすると捕まえることが可能で、報酬をゲットできちゃいます。こういう細かい作り込みがイチファンとしてうれしいですよね。カモンバーニィ!

新キャラとしてアリューゼとディアスが実装。新LRアーク“セラフィックゲート”と“共闘!”のイラストも素晴らしい

 ここからは今回の復刻イベント最大の目玉でもある注目の新キャラについても触れていきましょう。今回は9月5日より『VP1』からアリューゼが、9月12日より『SO2R』からディアス・フラック(以下、ディアス)がピックアップガチャに実装されます。

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 さらに、LRアークとして“セラフィックゲート”と“共闘!”も実装。こちらのイラストは『ラスクラ』オリジナルのものということで……うーん、全部ほしくなる僕は強欲の権化!

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 マジレスすると、少なくともアリューゼとディアスの両雄はゲットする予定でして。というか、イベント初日から実装済みであるアリューゼのガチャはとっくに回しておりまして。見事彼をお迎えすることに成功しました! ……まあ、有償クリスタルでの天井でしたけどね(汗)。いいんです、好きなんだから。来てくれただけで感謝ってなものなのです。

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▲初代PS版の頃からのお気に入りキャラであるアリューゼ。長らくお世話になっていることもあり、彼からすれば「てめぇの顔も見飽きたぜッ!」ってところだったのかも(苦笑)。
 さておきこのアリューゼ、原作同様に身の丈ほどもある大剣をぶん回して戦う闇属性の物理攻撃アタッカーとして頼れる存在です。ボスキラーとして強敵との戦いなどに役立ってくれそうなので、今から始める方は狙ってみて損はないと思いますよ。9月12日に実装されるディアスも強かったらいいなぁ……(そして今後はサクッとお迎えできたらいいなぁ……汗)。

 そしてお話はコラムの冒頭に帰結するのですが。今回のイベントは個人的に『ラスクラ』の“はじめドキ(復帰ドキ)”だと本気で思ってます。なぜかって? それは今なら復刻キャラであるレナス、フレイ、クロード、レナの4キャラのうち、1体を任意で選んでパーティにお迎えできるから。なんて太っ腹!

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 正確には、上記4キャラに加えてLRアーク“エインフェリア”、“主神オーディン”、“ラクール武具大会”、“崩壊紋章”といったコラボアークとの交換も可能です。無償で手に入るチケットは1枚なので、どれと交換すればいいか迷ってしまうかもしれませんね。

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 ちなみに、4人の復刻キャラたちは全員優秀なのもファンとしてうれしいところ。光属性の物理攻撃アタッカーとして、さまざまな局面で万能に立ち回れるレナス。雷、闇属性の魔法攻撃アタッカーとして輝くフレイ。アリーナで活躍できる中距離型の火属性物理アタッカーであるクロード。超便利なヒーラーとして今なおストーリーからアリーナまで主戦力となっているレナと……いずれもしっかり役立ってくれます。

 とくに注目はレナ。マジでいまだにトップクラスの性能なんですよ。ヒーラーって高難易度になればなるほどパーティに1人は欲しい存在ですし、性能的な側面で考えるとレナをプッシュしたくなりますね。

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▲キャラの限界突破や覚醒用の素材は、ゲームをプレイしていけば集めることが可能。キャラは1回引けば基本的に重ねる必要はないので、そういう意味ではお財布に優しいといえるかも……(重ねると有利になる要素はありますが)。
 ただ、個人的には“推し”がいるなら性能度外視でそのキャラを手に入れるのが1番いい気もしちゃってます。推しがいるのといないのとでは、ゲームをプレイするモチベが少し変わってきますからね。僕はとくにその傾向が強いので、あくまで参考程度に。そういう考え方もあるか……くらいに思っていただければ幸いです。

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▲交換可能なLRアークのなかで個人的に気に入っているのは“ラクール武具大会”。カウンタータイプのタンク役と相性がバツグンで、今でも主にアリーナでバリバリ使用しています。
 駆け足ではありますが、『ラスクラ』の魅力、そして『VP1』&『SO2R』コラボについて語らせていただきました。魅力が少しでも伝わったとしたらうれしいのですが、いかがでしたかね。

 今回の復刻コラボイベントは9月26日までの実施ということで、少しでも気になっている方はぜひ『ラスクラ』を遊んでみてください。そのうえで僕のように、コラボきっかけながらいつの間にかゲームそのものに心酔し、気づけばコラボが終わってもじっくり遊んでしまっていた……なんてプレイヤーさんが1人でも増えてくれれば最高です。10月には5.5周年のハーフアニバーサリーも控えていますし、これからどんどん盛り上がっていくことも期待できますので、ぜひぜひに!

 それでは、今回はこのへんで!

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