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『Shambles』レビュー:人類が滅びた大陸で生き残りを目指す、物語重視のデッキ構築ローグライク【電撃インディー#791】

文:電撃オンライン

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、グラビティゲームアライズが近日配信予定のPC(Steam)用ソフト『Shambles』のレビューをお届けします。

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 本作は、幕張メッセで9月26日~9月29日に開催される東京ゲームショウ2024でプレイアブル出展されます。多くの新作ゲームを遊べるイベントなので、気になる方はぜひ!

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

あなたが知っていた世界はすでに滅んだ…プレイヤーの選択が新たな世界の運命を左右する『Shambles』


 本作は、人類が滅びてしまった大陸を舞台とした、ストーリー重視のデッキ構築ローグライク。

 この世界では、21世紀末に起きた戦火に巻き込まれ、ほとんどの人類は滅んでしまいました。それから500年後。バンカーの中に隔離されていた一部の生存者たちは、地上へ探検家を送り、新しい世界を開拓しようと行動をはじめたのです。

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 地上では、人類滅亡後の新世界の覇権を握ろうと、さまざまな勢力が争っています。その手先となる探検隊は、非常に重要なポジションにいるわけですね。

 プレイヤーはそんな探検隊の一員として、広大な“ユステア大陸”を探索することになります。ときには、プレイヤーが下す決断が、大陸の勢力図に大きな影響を与えることもあります。あるいは、なんの影響も与えられないまま悲惨な死を迎えることもあるかもしれません。

 さっそく探索をはじめると、短く区切られたエリアごとにテキスト中心のストーリーが繰り広げられていきます。ところどころで選択肢が表示されることがあり、プレイヤーの選択によって少しずつ物語が変化していきます。

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 じっくり読み進めているうちに、敵と遭遇することも。本作はデッキ構築ローグライクとなっており、さまざまな種類のカードを使って戦闘を行っていきます。

 バトルはターン制で、ターン中の行動力が数字で表示されます。カードには消費行動力が設定されているため、決められた行動力の中でやりくりしていく必要があります。

 手元に配られたからといって、必ずしもすべてのカードを使えるわけではない、ということですね。

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▲画面左上に3/3と表示されているのが、プレイヤーの行動力。同じように、カードの左上にも消費行動力が書かれています

 この戦略性が本作の魅力です。どのカードが配られるかはランダムのため、そのなかでどんな選択をし、どのように戦略を組み立てていくかが勝利のカギとなります。

 単純な攻撃のほかに、特殊な効果を持ったカードもあります。体力を回復したり、攻撃力をアップしたり、シールドを張ったりと、ここぞというときに使うことでバトルを有利にしてくれます。

 シールドを張るカードは重ねて使うことができ、シールドの数値と同じ分だけダメージを防いでくれるので、ボス戦などでは有効活用したいところ。

 なかには、行動力を消費しないカードも。とても便利かつ強力なので、積極的に使っていきたいですね。

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 デッキとは別に、キャラの装備品もあります。探索中に見つけた防具などを装備して、さらにキャラを強化していきましょう。

 また、エリアをクリアした後の整備時間には、スキルの習得や能力アップもできるため、慌てて次へ進まずにちょっと立ち止まることも大切です。

 今回は物語の序盤を遊ぶことができましたが、筆者の選択が今後のストーリーにどのような影響を与えていくのか、ワクワクしながらプレイすることができました。

 本作はマルチエンディングのため、プレイヤーごとに違った結末を見ることができるはず。クリア後には、プレイヤー同士でどんな結末になったのかを話し合ってみるのも面白いかも?

 東京ゲームショウ2024のグラビティゲームアライズブースで遊ぶことができますので、ぜひ自分だけのストーリーを楽しんでみてください!

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