東京ゲームショウ2024(TGS2024)で試遊することができた『モンスターハンターワイルズ』のレビュー記事をお届けします。
この記事ではTGS2024体験版を使用(機種はPS5)。マルチプレイで、試遊時間は約30分ほどでした。
マルチプレイでの大剣&サブ武器としての狩猟笛の可能性は?【モンハンワイルズTGSレビュー】
今回の試遊では大剣&狩猟笛を選択。大剣を選んだのは新アクション“相殺斬り上げ”によるひるませがマルチプレイで役に立つのではないかと思ったからです。
“相殺斬り上げ”は、△+〇ボタン長押しで繰り出せる新アクション。通常の斬り上げの溜めバージョンといった使い勝手で、相手の攻撃に合わせて繰り出すことでカウンターになり相手を吹っ飛ばします!
うまく相手の攻撃に合わせられなくても通常の斬り上げになるだけなので、気軽に使える点も便利。タックルなど各種攻撃からも派生できるので、使い勝手は良好です。
タイミングもそこまでシビアではないので、『モンハンワイルズ』の大剣を初めて触る筆者でも簡単に相殺を発動させられました。相殺時は気絶ほどではないにしろスキができるので、やはりマルチプレイで持ち込むのはアリですね。
またタイミングよくガードすることで“ジャストガード”になり、大剣のガードであっても斬れ味や体力が減らなくなる様子。従来の大剣はガードのデメリットが大きく緊急時以外は使いにくかったですが、本作では積極的に使っていけそう!
またジャストガードを成功させると“鍔迫り合い”が発生しやすくなるので、相手をひるませられる点も優秀です。
相殺もジャストガードもとにかく成功時の効果音や振動が心地よく、常に狙いたくなります。大剣は今までよりもカウンターでメリットを得られる武器となり、使っていて気持ちよくなった印象です。具体的な音の気持ちよさに関しては、実際のプレイ動画も合わせてご覧ください。
ちなみに大剣は“集中モード”との相性もよく、溜め中でも方向転換が可能なので従来よりも溜め斬りを命中させるのがラクになっています。
初心者にとっては真・溜め斬りを当てやすくなったので、ダメージを出しやすくなったのも大きな進化と言えるでしょう。
そしてマルチプレイは初体験でしたので、サブ武器として持ち込んだ狩猟笛も触ってみました。限られた時間での感想ですが、新アクション“響玉”や旋律効果が武器を切り替えても残る点が非常に優秀。響玉は効果範囲が狭いもののなかにいる間だけ旋律効果を付与可能です。
狩猟笛を使っていないハンターであっても、ピンポイントでサブ武器として持ち込んで、自分の旋律効果で攻撃力を高めてメイン武器を振るうといった運用もアリかもしれません。ただし狩猟笛に持ち替えて旋律を奏でて再度メイン武器に……と、操作が大変になる点にはご注意を。
大タル爆弾の使い勝手がよくなり積極的に使用可能に【モンハンワイルズTGSレビュー】
今回のマルチプレイでは、前回の試遊で試せなかった要素も試すことができました。
とくに印象的だったのが、大タル爆弾の仕様変更。今回は置くだけでなく、投げることも可能です。
従来はダウン時などに置く→攻撃して爆破させるという流れが定番でしたが、本作ではモンスターが動き回っている状態でも命中させやすくなっています。
罠や環境(落石)も利用することができました。こちらは基本的に従来通り、うまく利用すればモンスターに大きくスキを作ることができます。
またレ・ダウに攻撃を仕掛けたところ、ドシャグマに雷の攻撃を仕掛けることも確認。縄張り争いではなさそうですが、かなりダメージが大きいので可能な限り利用したい要素です。
短時間のプレイながら、より気持ちよくなったアクションをハッキリ体感できた今回の試遊。まだまだ触れていない武器は多数あるので、次に触れる機会が楽しみです!