生ホイップ王国からやってきたお姫様、“『ガンダム』大好き”、ターボスイッチの姫生のーむさんのインタビューをお届けします。
デビューしてすぐに上げた最初の動画は『機動武闘伝Gガンダム』のOPテーマ『FLYING IN THE SKY』の“歌ってみた”でした。
自身のチャンネルで最も多くの再生数を集めているのは、『機動戦士Vガンダム』の『STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー』の“歌ってみた”です。
初めての生配信、挨拶より先に始めたのは『機動戦士Zガンダム』のOPテーマ『水の星へ愛をこめて』でした。
1980〜90年代の『ガンダム』ソングを前面に押し出し、『ガンダム』トークを始めれば止まらず、ガンプラ作成配信までこなしているVTuber。それが姫生のーむさんです。
「なぜ『ガンダム』を……?」という素朴な疑問には、「好きだからです!!」というまっすぐな答えが返ってきました。
ガノタVTuberとして
姫生のーむ:生ホイップ王国からやってきたお姫様VTuber、「姫生(ひめな)のーむ」です! 立派な女王様になることを夢見て、修行のためにこの世界にやってきました! ガンダムとスーパーロボットと歌うことが大好き✨
――最初に、自己紹介をお願いします。
生ホイップ王国からやってきたお姫様、姫生(ひめな)のーむです!
『ガンダム』とスーパーロボットが大好きです。
よろしくお願いいたします!
『ガンダム』とスーパーロボットが大好きです。
よろしくお願いいたします!
――やはり『ガンダム』が真っ先に出てくるんですね。最初にYouTubeのページを拝見したときも『ガンダム』が目白押しで驚きました。
本当に『ガンダム』は大好きなんです。
ただ、なんでしょう……。自分自身のことをガンオタ、ガノタと呼べるほどめちゃくちゃ知識があるというわけではないと常日頃から思っているんです。
「『ガンダム』ファン」というか、ライトなくらいのレベルの知識しかないと思っています。
あと、『ガンダム』が好きな気持ちは本当に素直に持ってるだけなんです。
ただ、なんでしょう……。自分自身のことをガンオタ、ガノタと呼べるほどめちゃくちゃ知識があるというわけではないと常日頃から思っているんです。
「『ガンダム』ファン」というか、ライトなくらいのレベルの知識しかないと思っています。
あと、『ガンダム』が好きな気持ちは本当に素直に持ってるだけなんです。
――そもそも、何か『ガンダム』にハマっていく切っ掛けはあるんですか。
それは間違いなく家族の影響です。
子どものころからお父さんが『ガンダム』シリーズを見せてくれて、お兄ちゃんと一緒にずっと観てきたという一点ですね。
夕飯のときも『ガンダム』語録だけで会話するみたいなときもありましたし、そういう風に育ってきて、本当に作品が好きなんです。
そういう気持ちが皆さんに伝わればいいなとは思ってやっています。
子どものころからお父さんが『ガンダム』シリーズを見せてくれて、お兄ちゃんと一緒にずっと観てきたという一点ですね。
夕飯のときも『ガンダム』語録だけで会話するみたいなときもありましたし、そういう風に育ってきて、本当に作品が好きなんです。
そういう気持ちが皆さんに伝わればいいなとは思ってやっています。
――『ガンダム』語録が家庭の日常に(笑)。
はい、テストの点数が低かったときは父親に「オールドタイプか」と言われたりもしました。
だからそのときは「はい、まだニュータイプに認められておりません」と謝罪したりするような家庭でした……。
うちのチャンネルにいらっしゃるファンの方も「お父さんとは良い酒が飲めそうだ」とよくおっしゃっています(笑)。
父からは勉強を教わったことはないです。普通の家だと、お風呂で「九九を言えるまで上がってくるな」とかあるじゃないですか。
でもウチはそうじゃなくって、父が『ガンダム』かスーパーロボットの曲を急に歌い出して、それを兄と私で先に10問言い当てられたら先に上がれるとか、そういうルールでやってましたね。
もう根っからのガノタ家系でしたね。
だからそのときは「はい、まだニュータイプに認められておりません」と謝罪したりするような家庭でした……。
うちのチャンネルにいらっしゃるファンの方も「お父さんとは良い酒が飲めそうだ」とよくおっしゃっています(笑)。
父からは勉強を教わったことはないです。普通の家だと、お風呂で「九九を言えるまで上がってくるな」とかあるじゃないですか。
でもウチはそうじゃなくって、父が『ガンダム』かスーパーロボットの曲を急に歌い出して、それを兄と私で先に10問言い当てられたら先に上がれるとか、そういうルールでやってましたね。
もう根っからのガノタ家系でしたね。
――すごいですね。逆に嫌いになっちゃったりしなかったんですか。
あ、それはありました。
やっぱり思春期のときにはちょっと反抗する気持ちが出てきまして、「もうお父さんと一緒に観ない!」みたいになっていた時期はあるんです。
だから一部、新しいシリーズは見ていない時期があるので、いまそこをちょっとあらためて観てみようとしていたりします。
それはそれでまた楽しいんです。
やっぱり思春期のときにはちょっと反抗する気持ちが出てきまして、「もうお父さんと一緒に観ない!」みたいになっていた時期はあるんです。
だから一部、新しいシリーズは見ていない時期があるので、いまそこをちょっとあらためて観てみようとしていたりします。
それはそれでまた楽しいんです。
ちょっと変わったホームページ
――姫生さんのお名前を検索してホームページへ行くと、大抵の人は面食らうと思うんです。
あはは、それはそうですね。そうだと思います。
ちょっと昔ながらのページと言いますか、そういう感じでやらせてもらっています。
カウンターが付いていたり、レトロな感じで。
ちょっと昔ながらのページと言いますか、そういう感じでやらせてもらっています。
カウンターが付いていたり、レトロな感じで。
――俳優の阿部寛さんのホームページのような感じもありますよね。まさにこうした1990年代末から2000年代にかけてのイメージというか、そういう“場所”であることを意識されているんでしょうか。
そうですね。そこまで狙ってやっているわけではないですが、少し年代が上の方が多く観に来てくださっている傾向は確かにあると思います。
私自身がやっぱり父に教え込まれた影響で、その年代の方たちに届くようなことを話しているからというのはあるのかな、と。
憩いの場所と言いますか、そういう場になれればいいなというのは思っています。
ファンクラブの方に限定して生ホイップ王国を作る『Minecraft』の企画を始めたんですけど、「私の居場所だ」と言ってくださる方がいてうれしかったです。
私自身がやっぱり父に教え込まれた影響で、その年代の方たちに届くようなことを話しているからというのはあるのかな、と。
憩いの場所と言いますか、そういう場になれればいいなというのは思っています。
ファンクラブの方に限定して生ホイップ王国を作る『Minecraft』の企画を始めたんですけど、「私の居場所だ」と言ってくださる方がいてうれしかったです。
――なるほど、共通の興味があるわけだから、ファン同士でも話が合いそうですもんね。
「やっぱりここに戻って来ちゃう」とおっしゃっていただけたりもしますね。
――好きな食べ物・飲み物も日本酒、芋焼酎、激辛料理ですから、そこでも話が合う“おじさま”は多そうです。
「スイーツ」と言えたほうがいいのかもしれませんが(笑)、お酒は大好きですね。
食べ物だと、蒙古タンメン中本さんの北極ラーメンが特に好きです。
食べ物だと、蒙古タンメン中本さんの北極ラーメンが特に好きです。
『ガンダム』ソング
【Gガンダム】FLYING IN THE SKY - 鵜島仁文 / Covered by 姫生のーむ
――姫生さんの特徴として『ガンダム』ソング”はやはり語らないわけにはいかないですよね。デビューと同時に出したのも、『機動武闘伝Gガンダム』のOPテーマ『FLYING IN THE SKY』でした。
はい、これはもう、絶対にこの歌を出したいと心に決めておりました。
デビューに先駆けて出したのですが、大好きな『Gガンダム』のテーマソングというのもありますし、夢に向かって大空に羽ばたいていく、もう一度はい上がりというイメージが自分の目指す姿に合ってるとも思っていました。
VTuberとしてデビューするにあたって、「もう一度立ち上がる」という気持ちになった上での挑戦だったので、余計にこの曲にしたかったんです。
デビューに先駆けて出したのですが、大好きな『Gガンダム』のテーマソングというのもありますし、夢に向かって大空に羽ばたいていく、もう一度はい上がりというイメージが自分の目指す姿に合ってるとも思っていました。
VTuberとしてデビューするにあたって、「もう一度立ち上がる」という気持ちになった上での挑戦だったので、余計にこの曲にしたかったんです。
――すごく力強さがあって、メッセージを感じる歌唱ですよね。
そう言っていただけるとうれしいですし、喜んでいただけた面もあると思いますが、まだまだ歌には自信がなくて……。
たくさん練習して頑張って収録してはいるのですけれど。
たくさん練習して頑張って収録してはいるのですけれど。
――オリジナル曲もたくさん出されているので、「自信がない」というのは逆に意外でした。
もちろん、歌は頑張りたいと思ってやっていますし、練習もたくさんやっています。
ただ、まだまだだなと感じることもいっぱいありますね。
そこはもう継続してやっていければと思っています。
ただ、まだまだだなと感じることもいっぱいありますね。
そこはもう継続してやっていければと思っています。
【4thオリジナル曲】セツナロザリオ / 姫生のーむ
――4番目のオリジナルソング『セツナロザリオ』はこれまでのオリソンと雰囲気がかなり違いますよね。それまでは、かわいらしさに振った曲が多かったと思いますが、こちらは『ガンダム』ソングみたいな“かっこいい系”です。
そうですね。4曲目になったので、これまでとは違う、『ガンダム』のカバー曲を歌っているときのような、力強いのーむのほうに寄せたものを出しましょうという考えがありました。
本当に素晴らしいクオリティで作っていただいて、本当に「すごい」という感覚でした。
音楽関連は太田晴之先生につくっていただいているのですが、本当にカッコ良く仕上げていただきました。
イラストは黒田じっこ先生、映像はSHIGさんにお願いしたのですが、美麗なイラストと衣装、そして映像にしていただいて、本当にありがたいという気持ちでした。
本当に素晴らしいクオリティで作っていただいて、本当に「すごい」という感覚でした。
音楽関連は太田晴之先生につくっていただいているのですが、本当にカッコ良く仕上げていただきました。
イラストは黒田じっこ先生、映像はSHIGさんにお願いしたのですが、美麗なイラストと衣装、そして映像にしていただいて、本当にありがたいという気持ちでした。
——ヒイロ・ユイのポーズですよね。
はい、基本的にお任せしてるんですが、そこは私が考えました。「じゃすと、わいるど、びーと♪」のあれです。曲がロックで厨二病というテーマでした。
歌の企画としては去年の夏くらいから動き出して、かなり出すまでにいろいろあったりしました。
発注したときにプロデューサーの“じいや”が「のーむさんの今の音域とか気にしないで、限界突破させる曲を作ってください」と言ってしまいまして……。
その結果、この曲の一番高いところの音域、出ませんでした!
歌の企画としては去年の夏くらいから動き出して、かなり出すまでにいろいろあったりしました。
発注したときにプロデューサーの“じいや”が「のーむさんの今の音域とか気にしないで、限界突破させる曲を作ってください」と言ってしまいまして……。
その結果、この曲の一番高いところの音域、出ませんでした!
——それはまずいですね(笑)。
裏声なら出るんです。でも地声でいかないといけないんです。これが本当に大変で……。
ボイストレーニングも頑張りましたし、本当にギリギリの戦いになりました。収録は本当に大変で(笑)。
ボイストレーニングも頑張りましたし、本当にギリギリの戦いになりました。収録は本当に大変で(笑)。
——仕上がったものを聴くと、そんな印象はありませんが。
ずっとこの曲のことばかり考えて練習してきました。
それでも収録は10日かかっちゃいました。朝から夜まで……。
もう本当に全体的にキーが高いですし、全体的に難易度高いんです(笑)。転調もありますし、途中の息継ぎもキツいんです。
でも、それだけ苦労したんで、本当に特別な曲になりました。聴いていただけるとうれしいです。
それでも収録は10日かかっちゃいました。朝から夜まで……。
もう本当に全体的にキーが高いですし、全体的に難易度高いんです(笑)。転調もありますし、途中の息継ぎもキツいんです。
でも、それだけ苦労したんで、本当に特別な曲になりました。聴いていただけるとうれしいです。
——そして直近では『ガンダムビルドファイターズ』の『ニブンノイチ』のカバー曲もアップされましたね。
これはもう、ファンである“のむっこ”のみんなへの感謝の気持ちを込めて歌いました。
ふたりでひとつという曲なので、私とファンがいてくれて1になるよという曲です。
あと、この曲を選んだのは、純粋に私が『ビルドファイターズ』を好きというのもあります(笑)。
ふたりでひとつという曲なので、私とファンがいてくれて1になるよという曲です。
あと、この曲を選んだのは、純粋に私が『ビルドファイターズ』を好きというのもあります(笑)。
【ガンダムビルドファイターズ】ニブンノイチ - BACK-ON / Covered by 姫生のーむ
——ガンプラ作成の配信もやられてますもんね。ASMRになっているのはビックリしましたが(笑)
あれはもう、ノリで……。
パチンという音を聴かせています(笑)。
パチンという音を聴かせています(笑)。
ガンプラ組み立て配信にて突然ASMRを始めるVTuber
——ありがとうございます。それでは、最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします
姫生のーむというのは、ファンのみんながいてくれないと活動はもちろん、存在自体が成り立ちません。
みんながXだったり配信だったりでコメントをくれることに「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
私はVTuber専業ではないので、配信頻度とか曲を出す頻度は王手のVTuberさんと比べると少ないと思います。でも、その分だけ一つの配信、一つの動画に魂込めてやらせてもらっています。
デビュー10年目にファンのみんなと『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の『10 YEARS AFTER』をみんなで合唱するというのが私の夢です。よろしくお願いいたします!
みんながXだったり配信だったりでコメントをくれることに「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
私はVTuber専業ではないので、配信頻度とか曲を出す頻度は王手のVTuberさんと比べると少ないと思います。でも、その分だけ一つの配信、一つの動画に魂込めてやらせてもらっています。
デビュー10年目にファンのみんなと『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の『10 YEARS AFTER』をみんなで合唱するというのが私の夢です。よろしくお願いいたします!
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