9月21日・22日に京都で行われた京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア:KYOMAF:KYOTO INTERNATIONAL MANGA ANIME FAIR)。そこに出展された『FantômeRapport(ファントム・ラポール)』(ファラポ)のブースレポートをお届けします。
そもそも『ファントム・ラポール』とは?
NTTソルマーレが贈る新作WEBブラウザゲーム×YouTube動画コンテンツ。幽霊豪華客船を舞台に“女性との恋愛×ホラー×ミステリアス”が描かれる新作ギャルゲーです。
配信時期は2024年冬予定で本格的な展開は今後行われていきますが、京まふではそれに先駆けて、特別に先行試遊プレイが行われました。
ストーリー(あらすじ)
世界のどこかを航海する幽霊船。
広大な海で溺れ死にかけて、この船に引き上げられたあなた。
そこで出会うのは、生者か死者か分からないミステリアスな女性達。
謎に包まれた幽霊豪華客船の中で乗客の女性達との親交を深めながら、行先不明な仄暗い航海が今、始まる─…
キャラクター
公式サイトの“キャラクター”には8人の人物(?)が紹介されています。
主に攻略対象となるヒロインだと思われますが……? ここでは、京まふで先行プレイが可能だった3人のキャラクターを紹介します。
●ガラテア(声優:川口莉奈)
乳白色の肌と白皙の美貌、宝石のような瞳を持ち、豪華客船で時計技師として働くミステリアスな少女。
アンティークドールと見紛う外見と相まって口数は少ないが、手先が器用なため技師としての技量は確かで、随分と古い知識を持っている。
●マノン(声優:涼本あきほ)
ぽやんとした風貌をした愛らしい聖職者。
長年の献身的な生活で”面倒を見るべき存在”には全力で尽くす、【奉仕の心】の塊。
職業柄、人の秘密や罪の告白を聞くのが好き。おっとりしていながらも”いくところまでいく”気質があるため、やりすぎることもしばしば。
●あげは(声優:前田佳織里)
初対面にも関わらず、幼馴染のような親しさを持ち合わせる、活発で人懐っこい美少女。
自称・売れっ子小説家として、ネタ集めに奔走しているとのこと。
基本的にはこんな船の中でも笑顔を絶やさないが、ふとした折に見せる儚げな表情が気になる…?
『ファントム・ラポール』を遊んだ感想は? ヒロインがかわいくて制作者の熱量を感じる!
京まふでは3人のヒロインから1人を選んで体験プレイができました。
クールだけどからかいがいがありそうなガラテアと、あふれる母性がはんぱないマノンさん。そして、明るく元気なあげはちゃん!
……個人的にはナビゲーター役でちょっとエキセントリックな支配人さんが気になりますが、ここは直感であげはちゃんをセレクト。自分が黄色い服に弱いことは秘密です。
さて、試遊版ながらボイス付き仕様となっていたこともあり、あげはを演じる前田佳織里さんの天真爛漫ボイスが耳に刺さりまくります。ヘッドホンプレイ、正解!
カジノが気になるあげはちゃんをエスコートしようと思ったら、残念ながら年齢制限(あげはちゃん17歳)で追い返されるというオチに。まあ、そういうお約束の流れもよいのですが、なんといってもたまらないのはあげはちゃんの表情パターンの多さ!
笑う! 泣く! 喜ぶ! いちいちリアクションの大きく、見ていて飽きない小動物系ヒロインの気配。てか、実際に子犬やハムスターに例えられる部分もあり、ほっこりしてしまいました。
ちなみに筆者はちょっとひねくれた外道系選択肢を選び過ぎたせいか突入できなかったのですが、プレイしだいではラブラブな“たゆTIME”ルートも楽しめたそうで。このへんは正式配信された時にガチ攻略しながら楽しもうと思います。
変な選択肢で戸惑うあげはちゃんを見られたので、それはそれで悔いない! 眼福!
さて、遊んでいてなんだか変な熱量を感じた『ファントム・ラポール』ですが、実際に超絶少数精鋭で、超絶愛と心血注いですごい物量を作っているそうで……この冬の正式配信が楽しみです。
ギャルゲー大好きな筆者としては、また隙を見て『ファントム・ラポール』、およびあげはちゃんを応援していこうと思います! と言ってるそばからマノンさんの母性にもひかれていますが……ハーレムルートもあるといいなあ。