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アニメ『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』の見どころを原作ファンが紹介! 手に汗握る試合や新キャラの実力が明らかに!?(ネタバレあり)

文:渡辺美咲

公開日時:

 2022年にアニメ第1期が放送され、その後映画や舞台と幅広いメディアミックスが実施されている『ブルーロック』は、10月5日より第2期がスタートする。

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 新感覚のサッカー漫画は多くの人々を夢中にさせ、9月26日にはTV番組『アメトーーク!』にて「ブルーロック芸人」が放送されたりと注目度は高く、待ち望むファンも多いはずだ。本記事では、原作勢である筆者がアニメ第2期『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』の見どころや注目すべき点について紹介していく。

※本記事では原作コミック『ブルーロック』の展開に一部触れています

個性あふれる新キャラクターが続々と登場

 本作で真っ先に着目していただきたいのは第2期から登場する“新キャラクター”の存在だろう。1期最終話で登場した烏旅人、乙夜影汰、雪宮剣優といった実力未知数の選手たちが2期では大活躍し、物語をより盛り上げていく。



 彼らのプレイスタイルや主人公である潔世一との関わりには一層目を向けていきたいところだ。



 また第2期から登場する新キャラは“ブルーロック(青い監獄)プロジェクト”の参加者だけには留まらない。本キービジュアルでも姿が描かれたU-20日本代表チームの主将、オリヴァ・愛空やエースを務める閃堂秋人と、ブルーロックと相まみえることになるキャラたちも魅力的だ。

 先程名前を挙げたオリヴァ・愛空は父親がスウェーデン人とドイツ人のミックス、母親が日本人であり規格外の身体能力を持つ選手である。イタリア1部リーグからも注目される彼のDFとしての実力や、物語を追うにつれて見えてくる過去や人間味のある一面を日野聡さんがどう演じてくれるのかも気になるところだ。

 さらに今期では1期序盤より姿を現していた糸師冴もピッチに立ち、その実力をファンに見せつけてくれる。先の読めない展開から多くの支持を集める『ブルーロック』だが、声や動きがつくことでキャラの解像度が高まり、試合での臨場感がよりパワーアップした形で楽しめそうだ。

ブルーロック(青い監獄)の価値観が試される一戦


 『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』は全14話での放送が現時点で発表されており、タイトルからも“U-20日本代表との試合”をメインに展開していくのではないかと予想される。

 “仲間”や“チーム”に重きを置くのではなく「点を取った人間が一番偉い」「サッカーは相手よりも多く点を取るスポーツ」という新たな観点から選手たちを驚くほどに成長させてきたブルーロック(青い監獄)。この試合は、そんな絵心甚八の価値観が国内や世界に通用するのか試される一戦であり、挑戦でもあるはずだ。

 しかし相手は“日の丸”を背負った強敵であり、その上世界から注目を受ける糸師冴もチームへと加わっている。視聴者から見てもまさに“最強の集団”だといえるだろう。FWのみで構成されたブルーロック選抜メンバーたちがU-20日本代表に対し、どのような戦い方を見せるのか楽しみにしていただきたい。

かつてのライバルとの共闘がアツい!



 1期では多くのライバルキャラが登場し潔の前へと立ちはだかったが、本作では彼らがチームとなり共通の敵に挑んでいく姿も見どころだ。

 元チームVでサッカー歴半年の天才である凪誠士郎や元チームXの得点王・馬狼照英は物語序盤で潔らチームZと対立していたが、二次選考ではチームメイトとなり、潔にとって心強い味方であったことは間違いないだろう。



 またブルーロック(青い監獄)内で圧倒的な強さを見せつけていた糸師凛も敵には回したくない相手だが、アニメ第2期ではブルーロック選抜メンバーたちを先導し、頼り甲斐のある存在となっている。彼らがU-20日本代表との試合で見せる“化学反応”は。アニメ第1期とはまた違ったものになると同時に、成長や進歩が感じられるだろう。

 『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』では他にも、糸師兄弟の対決や明らかになる2人の過去など見どころが盛りだくさんだ。

 初回放送日である10月5日(土)は2024年4月に公開された映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の地上波初放送が実施されたりとファンにとってたまらない内容になっている。エゴイストな男たちの勇姿をぜひその目で見届けてみてはいかがだろうか。

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